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サクラバクシンオーを名種牡馬へ押し上げた快速馬・ショウナンカンプ死す

ロードカナロアに取って代わられた感はあるが、日本競馬歴代最強スプリンターとしてこの馬を挙げる人は未だにいるであろうサクラバクシンオー。種牡馬としてもビッグアーサー、グランプリボス、ブランディス、ダッシャーゴーゴー、ベルカント、カノヤザクラ、シーイズトウショウ等を輩出し、リーディングサイアートップ10の常連となった内国産種牡馬の雄だった。

だが、俺は産駒が走り出して数年間は種牡馬としてのバクシンオーを現役時程高く評価してなかった。産駒が走らなかったわけではない、寧ろ逆だ。勝馬率4割オーバー、受胎率8割、中堅クラスまでコンスタントに勝ち上れる産駒が多かった。自己最多となる202頭に種付けしたのもこの頃だ。
ただ、重賞クラスで通用する産駒は出ていなかった。あくまで外野に過ぎない一ファンの持論ではあるが、サラブレッドが経済動物である以上、後継馬を出して血の継承を絶やさないのが種牡馬として最良の使命と俺は思っている。そういう観点から評価すれば、バクシンオーは確かに生産者・馬主孝行な種牡馬ではあるが、それ以上でも以下でもなかった。

ショウナンカンプはそうした種牡馬バクシンオーのイメージを最初に変えた馬だった。ダート暮らしだった頃は覚えていないが、当時はまだOP特別だったオーシャンSで前半3F32秒フラットで入り、後続を寄せ付けなかったテンの速さとスピードの持続力は「漸く、本当の意味でバクシンオーのスピード能力を受け継ぐ産駒が出て来たな」と思った。
続く高松宮記念でもテンの速さにモノを言わせてハナを切り、直線も後続に影も踏ませぬ完封劇。アドマイヤコジーンとスティンガーは切ったので馬券は外したが(サイキョウサンデーとか買ってた気がするw)、当時は好きだった藤田伸二に乗り替わってのGⅠ勝ちだったし、シルクジャスティスやツルマルツヨシ程ではなくても何となく肩入れするようになった。
その後はGⅠを勝てなかったものの、59キロを背負って逃げ切ったスワンSや阪急杯は型にハマった快速馬らしいパフォーマンスだったし、新潟での代替開催だったスプリンターズSでのビリーヴ、アドマイヤコジーンとの直線での叩き合いは現地観戦で心底堪能した(馬券は一応当てたが軸はビリーヴw)。

引退後はレックスで種牡馬入りしたが、初年度こそ59頭に種付けしたが、2年目以降は30→9と激減し、5年目は僅か6頭。与えられたチャンスは多くなかったが、2世代目に2歳戦で活躍したショウナンカッサイが出て種付け頭数は30頭台に回復。
更に2014年は唯一のJRA重賞馬ショウナンアチーヴ、ショウナンワダチの活躍で自己最多の89頭に種付け。その後は減少に転じて昨年を最後に種牡馬引退となったが、ラブカンプー、ナリタスターワン、ミキノドラマーといったOP馬を輩出して一定の存在感は示した。

先月、余生を過ごしていた九州の牧場で放牧中の事故で死亡したのが日曜に判明。あの新潟での見応えあった直線の攻防は現地観戦で見れて良いレースの一つだった。合掌m(__)m

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