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ダート界最強の名種牡馬・サウスヴィグラス死す

ぶっちゃけると、サウスヴィグラスの現役時代は殆ど印象に残ってない。ピッチ走法からの追い込み馬へと変貌を遂げたブロードアピールや太宰の重賞での勝負弱さの典型例だったエイシンサンルイスとかと何度か戦ってるが、この馬の事は殆ど覚えていない。
現役後半の短距離の交流重賞路線で無双してた頃は今と違ってダート競馬は何頭かの例外を除いて殆ど興味がなかった。せいぜいJBCスプリントで有終の美を飾った時に「おっ、ヨシトミ先生、地方だけど久々にGⅠ勝ったな」程度の扱いだった。勿論、種牡馬入りした事すら1、2年もしない内に忘れていた。

それが一変するのは当ブログの名物コーナー(?)の【リーディングサイアー】だった。
前にも書いた記憶があるが、このコーナーが始まった切っ掛けは2008年。某掲示板でサンデーサイレンス産駒の残存勢力に陰りが見え始め、「サンデーはリーディングを獲れるのか?それに取って代わる種牡馬は何だ?」という趣旨のスレッドが立った。
一通りの見解が出て過疎りかけたのを「折角の面白い趣旨のスレなんだから、一過性で終わらせるのは惜しい」と俺が毎週のリーディングトップ10(後に要望があってトップ20に拡大)を掲載したのが原型。
10年前なので断片的な記憶ではっきりと覚えてないが、その最中に「エンドスウィープが早死にしなければ・・・」という流れになり、そこで後継種牡馬のサウスヴィグラスとかどうよ?的なレスが出て、そこで漸くサウスヴィグラスの名前をはっきり認識する事になる。

種牡馬成績を調べると、クラシックとは無縁の典型的なダート種牡馬だが、勝ち上がり率はそう悪くない。寧ろ、地方競馬では僅か2世代でリーディング上位を狙える位置にいる。おいおい、コイツは地方でリーディング取るんじゃねぇの?と俄然注目するようになっていった。
果たせるかな、2010年からはトップ3に定着し、2012年に初の地方リーディングサイアー。2015年から昨年まで3年連続1位で一昨年と昨年はサラ系種牡馬で前人未到の地方年間400勝オーバー。
最初は質より量というタイプだったが、2度地方競馬の年度代表馬になったラブミーチャン、地味一辺倒で固められた環境が琴線に触れたナムラタイタン、コーリンベリー、タイニーダンサー、ヒガシウィルウィンと重賞馬を次々に輩出。ダート路線、特に地方競馬では絶対的な存在へとのし上がって行った。

2年連続地方400勝を達成した頃には「年齢的にまだ数年は種牡馬生活が出来る。すると、向こう10年は産駒が走り続ける事になる。今のペースで勝ち星を量産し続けたら・・・おいおい、6000勝オーバーってまるで石崎隆之の通算勝利数じゃねーかw」と無駄にテンションが上がったものだが、まさか、今年に入って疝痛を発症して開腹手術を受けてたとは・・・死亡の情報が流れるまで全く知らなかった。
月一の掲載ではあったが、ある意味でリーディングサイアーのコーナーはサウスヴィグラスが地方競馬で絶対の地位を確立する変遷を辿ったコーナーと言える。それだけに、今回の訃報は「まだ早いわぁ・・・」と思わずにいられない。合掌m(__)m

テーマ : 競馬【話題・ニュース・情報】
ジャンル : ギャンブル

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