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共同通信杯・クイーンC回顧

共同通信杯は京都2歳Sでタイムフライヤーを下したグレイルが一本被りの人気を集めたが、全く勝負に絡む事無くの7着。スローペースだけど縦長、尚且つ外が伸びない馬場という特殊な条件が合わなかったとも思えるが、クラシック戦線から大きく後退。

ゲートは五分も、大外枠もあって無理せずに後方4番手。折り合いを付けて脚を溜め、4コーナーで促して追撃態勢に入ったかに見えたが、直線はジリジリとしか伸びず。このレースはたまに1番人気馬が不可解な凡走をするのだが、最も不可解な負け方。
左回りは合いそうに思えたし、馬体減もなく輸送もクリア。仕上がりも良く見えたのだが・・・前述の条件が合わなかったか、内回りの方が良いのか、坂が合わないのか。いずれにせよ、この内容では巻き返しは難しそう。

数少ないオウケンブルースリ産駒で大仕事をやってのけたオウケンムーン。好スタートからジワッと促して好位のイン。経済コースを立ち回り、直線で4頭分程外へ出して追い出し、坂上で先頭に立つと2着馬の追撃も余裕を持って抑えた。
良くも悪くも岡部イズムの継承者らしい北村宏のソツのない立ち回りも上手かったが、追い込み一手で展開に左右された父と違ってレースセンスが際立ってる。極端な切れ脚勝負になると穴はありそうだが、同型のジェネラーレウーノより完成されてる印象。

2着サトノソルタスは序盤は好位を窺ったが、前の馬に乗っかりそうになってから中団のインで折り合いに専念。直線は先に抜け出した勝ち馬の外へ出して脚を伸ばし、一旦は交わす勢いに見えたが、最後は脚色が同じになった。
4ヶ月ぶりの休み明けで幾分余裕残り、ましてやキャリア1戦馬。俺のポリシーでは買えない馬だったが、勝ち馬の後ろで脚を溜められたとはいえ、上々の立ち回り。次は二走ボケっぽい気もするが、今後も注目。

3着エイムアンドエンドはハナを切ろうと思えば切れる出脚。逃げ馬を先に行かせて番手で折り合い、直線坂下から追い出しに。後ろから来た勝ち馬にはあっさり交わされたが、この馬なりに脚を使って粘り込んだ。
京成杯は序盤で折り合いを欠いたのもあって直線で失速したが、今回はスムーズに折り合えたし、スローペースにも恵まれて激走。

ゴーフォザサミットはスタート直後にステイフーリッシュに寄られて行き脚が付かずに最後方。道中も地方馬を交わした程度で後方2番手だったが、直線は内を突いて脚を伸ばし、坂上から馬群を捌いて3着馬に急追。
勢いが付いた段階では大勢が決した後だったが、上がりは最速。内が伸びる馬場で内を狙った田辺のコース取りも良かったが、素質を感じさせる内容。完成するのは先になりそうだが、長い目で見たい1頭。

カフジバンガードはシンザン記念よりマシだったが、ゲートの出は今一つ。中団に挽回して折り合いを付け、直線で馬群を捌いて脚を伸ばしたが、一旦は馬体を併せた2着馬に伸び負け。切れ味勝負では分が悪い。ステイフーリッシュはマイナス12キロで腹が巻き上がり気味で勝負以前の問題だった。


クイーンCはスタート次第で選択肢にあったらしいが、肉を切らせて骨を断つような地力勝負に持ち込んだテトラドラクマ@田辺裕信の逃げがズバリ。良い意味で何をやって来るか判らない怖さを持ち、尚且つ魅せる競馬で心を揺さぶるような騎乗をしてくれる田辺はこれだから好感が持てる。

好スタートから注文を付ける形でハナへ。やや掛かり気味だった3着馬と併走する形になったが、自分のリズムを崩さない感じの逃げ。直線坂下でペースを上げて後続を振り切りに掛かり、追い込んで来た2着馬の追撃も凌ぎ切った。
道中は併走の形となったし、4コーナーで一息入れたとはいえ、かなりの持続力と持久力が要る展開で逃げ切るのだから、想像以上に能力が高かったと言える。反動が出ないか心配でもあるが、未勝利戦の好タイム勝ちがフロックでない事を証明。自在性に優れているが、自分でレースを作る方が良いかもしれない。

2着フィニフティはスタートが甘かったのもあって無理せず中団から。道中は馬群の中で折り合いを付けて脚を溜め、4コーナーからジワッとスパート。直線で馬群を割って脚を伸ばし、坂上から1頭違う脚色で勝ち馬に追い縋った。
道中は淀みないペースを受け流してたとはいえ、内が伸びるトラックバイアスで外から差して2着を確保するのだから、この馬も能力は相当高い。牝馬同士であれば距離は十分に持ちそう。この時期の兄よりも完成されてる印象。

3着アルーシャは行き脚が付いて抑えが利かなくなりそうだったので馬の良く気に任せた感じで勝ち馬と併走の形で先頭。坂下からスパートした勝ち馬には突き放されたが、2着馬以外の後続の追撃は抑えた。
少しテンションが高いのが課題だが、この淀みない流れでも止まらなかったのだから、この馬のマイラーとしての能力もなかなか。成長待ちの部分はあるが、自己条件ならアッサリだろう。

オハナはスタート五分も、外枠だった事もあって中団に控えて折り合いに専念。集団の外で壁を作れなかったが、ペースが流れてたのもあって折り合う事が出来、直線もややフラつく場面もあったが、しっかり脚を伸ばした。
正直、馬体はギリギリという感じだったが、終始馬群の外を回らされる厳しい形の競馬でもしっかり競馬をした点で中身の濃い4着と言える。もう少し馬体の成長が欲しいところだが、将来性では姉より上か。

マウレアはスタートが決まって楽な形で好位3、4番手。形としては当面の相手を勝ち馬に定めてレースを運んだと言えるが、4コーナーではやや追走に苦労。直線も止まってるわけではなかったが、3着馬も交わせずじまい。
地力勝負に出た勝ち馬マークながら、直線で呆気なく返り討ちの形。上がり瞬発力勝負であれば逆転したかもだが、こうした淀みない流れでの持久力勝負では分が悪いのかも。

ソシアルクラブはスタートで大きく出遅れて道中は離れた後方2番手から。こうなってしまうと腹を括っての末脚勝負しかなく、上がり最速で差を詰めて来たが、前を脅かす程の勢いはなかった。姉コロナシオンと違って距離が延びた方が良いタイプ。

レッドベルローズはこれもスタート一息で中団後方から。道中は力みながらの追走で折り合いに苦労し、直線では内から寄られて接触する等の不利を被って伸び切れず。ツヅミモンは楽な形で好位の外目に付けたが、直線はサッパリ伸びる気配なく脱落。勝ち馬の作ったペースに対応出来なかったか。

3連複も買っとけば良かったとちょっと後悔したが、それでも日曜の負けを取り返すには十分。馬券が当たったのもあるが、このレースはなかなか見どころがある馬が多かった気がする。先々まで楽しめそうだ。個人的にはPO馬フィニフティの将来性の高さにホッと一息w

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

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