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踊る阿呆に見る阿呆、一番の阿呆は誰だ?

30年くらい前、ヤングジャンプで連載されてた【ハッピーピープル】という漫画を知ってる人はどれくらいいるだろうか?
1話完結のブラックユーモア漫画だが、癖のある作画に人間の不条理、理不尽、狂気を抉りまくる大変胸糞悪くなる漫画だった。強烈な皮肉を込めてこのタイトルを付けたのだろうが、作者は人間蔑視思想に凝り固まってるキ○ガイなのは理解出来た。

ヤンジャン本誌の連載終了後、季刊誌で掲載されてた頃だが、この漫画で最も印象に残ってる話がある。
新婚間もない夫婦が駅のプラットホームで電車を待ってたが、混雑の中で妻が線路内に落ちてしまい、電車に轢かれて死んでしまう。多額の保険金が入ったとはいえ、不幸な事故で妻を亡くした夫は打ちひしがれるわけだが・・・
その事故を嗅ぎ付けたある出版社が保険金殺人の疑いを示唆した記事を掲載。過剰表現で夫の人格までも攻撃し続け、それにアオられた世論にバッシングを受けた夫は殺人の疑いで警察から事情聴取を受けるところまで追い込まれてしまう。
更なる追い込みを掛けようとした出版社の下に故意ではなかったが、妻を線路に落としてしまった男が名乗り出て来る。夫の弁護人はこれで冤罪が晴れると夫の自宅に向かったが、バッシングに堪えられなくなった夫は既に自殺してた後だった。
ところが、夫の自殺を知った出版社の編集長は悪びれるどころか、この件でまだ記事が書けるとほくそ笑み、部下に取材を命じるところで話が終わる・・・何の罪もない不幸な人間を根も葉もない捏造記事で徹底的に追い込んで死に至らしめても、それさえもネタにしようとするマスコミの醜悪な本質を突きながらも不愉快極まりないストーリーだった。


今回の小室哲哉の不倫疑惑から芸能界引退の流れを見てると、前述の胸糞悪くなる漫画の胸糞悪くなるストーリーを思い出した。
正直、芸能人のゴシップ記事なんぞ全く興味がないので詳細は把握してないが、TN NETWORK時代から小室ファミリーと呼ばれる頃まで音楽業界を席巻した時代の寵児が自らの病気や妻の介護を白日の下に曝け出されて引退に追い込まれたのは何とも言えないやるせなさを感じる。

記事が売れる為なら自分の親兄弟でさえも売り渡しそうな文春の下劣さも醜悪なら、ゲス不倫の頃は「文春砲スゲーwww」と持て囃したかと思えば、今回の小室引退でバッシングに走るダブルスタンダードな連中も醜悪。自分の事は棚に上げ、ここぞばかりに正義感を振りかざした事を宣ってるキノコや舛添も醜悪。

まさに「踊る阿呆に見る阿呆。どうせ阿保なら踊らなりゃ損損♪」なこの乱痴気騒ぎ。はてさて、一番の阿呆は一体誰なんだろうね?

テーマ : ひとりごと
ジャンル : 日記

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小室さんの引退

自分とは関係のない誰かが別の誰かと不倫したからといって、自分にどんな不利益があるのでしょう。
誰かが誰かと交際するのは個人の自由。その交際が不倫だとしても、それは当事者で解決するお話。
人様の不倫に対してそこまで熱くなって傲慢に批判するメディアの目的は何なのでしょうね。
才能も実績も無い人たちが嫉妬心で才能ある成功者を攻撃しているようにしか見えない。


Re: 小室さんの引退

メディアの目的は至ってシンプル。
人の不幸は蜜の味というヤツで世間の興味を引く為にある事ない事書き立てて部数を稼ぐ。御意見番面して大衆受けする(してるつもりの)毒舌を吐いて視聴者の興味を引く。どちらにしろ、メシの種にする以外の何者でもありません。
バッシングを受けたら「知る権利」という誰も信じてない建前を振りかざして大衆の代弁者面をする。厚顔無恥の下劣な集団ですよ。

尤も、大衆も一皮剥けば似たり寄ったり。ゲス不倫のスクープ以降、文春砲と持て囃してゴシップ記事を受け入れたのが文春の「不倫ネタなら何を書いても許される」というスタンスを助長させたのでしょう。そういう意味ではメディアと大衆の関係は鶏と卵。
週刊誌なんぞ全く興味ない俺からすれば、小室引退ネタで好き勝手な事やってる連中は同じ穴の狢ですわ。
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