武蔵野S・デイリー杯2歳S回顧

武蔵野は度重なる故障から息を吹き返したインカンテーションが白山大賞典に続いて重賞連勝。そして、昨年夏の落馬負傷から1年の休養を強いられた三浦皇成はテン乗りで復帰後の重賞初勝利。佐藤哲三みたく、騎手生命を断たれても不思議ではない大怪我から復活して来たのは好き嫌いは別にして良かったと思う。

外枠から気合いを付けて出して行き、道中は好位の外目。3コーナーから2番手に上がり、直線入り口で先頭に並び掛ける積極策だったが、直線では残り300mまで本格的追い出しを待つ余裕。抜け出した後はジワジワ迫った2着馬の追撃も振り切った。
腸骨骨折からの復帰直後は低迷していたが、マーチS以降は4戦3勝2着1回と完全復活。度重なる故障でなかなか万全の状態でGⅠを使えてないが、このメンバー相手に正攻法で押し切れてるように能力自体は高い。

2着サンライズソアは途中でベストウォーリアにハナを主張されたが、スタートから出して行っての積極策。直線では前に勝ち馬、横に3着馬がいて包まれる形。途中で外へこじ開けて勝ち馬にジワジワ迫ったが、半馬身差から詰め切れず。
直線で包まれた分、勝ち馬に届かなかったが、従来よりも幾分前目で競馬をしたのが前有利の流れに噛み合った。秋2戦は勝ち切れなかったのもあって人気を落としてたが、相手なりに走れるタイプ。今回は人気の盲点だった。

3着アキノクレッセントはマズマズのスタートを切って早めに集団の外に出して中団から。勝負所からジワッと位置取りを上げて3、4番手に上がり、直線もこの馬なりに脚を伸ばして実績馬の追い込みを封じて3連系の波乱を演出。
東京の1400mなら兎も角、マイルは距離が長いと思われてのブービー人気だったが、流れが緩ければそれなりにこなせるようだ。1週来るのが遅かったけど、荻野極には何処か酒井学と同じ穴メーカーの匂いがする。

ノンコノユメはスタートで出遅れて前半は最後方から。折り合いはマズマズ付いていたが、道中も終始外を回る競馬となり、直線は大外から伸びては来たが、前有利の流れで3着馬に僅かに届かず。位置取りとペースに泣かされたが、休み明けとしては及第点か。これで変わって来るようであれば。

カフジテイクはスタートは普通に出たが、大外枠もあってか折り合い重視で4コーナーでは最後方。直線はノンコノユメよりも更に外から追い込んで来たが、あのペースで4角最後方では掲示板確保が精一杯。4着だった南部杯は小回り適性がなかっただけだが、それを意識しすぎて位置取りが後ろになりすぎた。有り体に書けば、福永のいつもの悪癖。

ベストウォーリアは逃げ馬不在でもあったし、芝の部分で行き脚を付けてハナを主張。中盤にペースを落として息を入れさせ、直線も勝ち馬に並び掛けられてから抵抗していたが、残り100mで苦しくなって失速。馬体も幾分重かったようだが、ペースとしてはもう少し踏ん張れても良かった筈。

モーニンはスタート一息もあってすぐに後方に下がり、道中は後方3、4番手の外目。3~4コーナーでジワジワ外目を通って位置を上げ、直線では一旦上位を窺う脚色だったが、残り1Fで止まってしまった。マイルは微妙に長くなってるのかも。

1番人気サンライズノヴァはスタートは普通に出たが、馬群の中で力んでしまって宥めてる内に位置取りが後方に。この時点でノーチャンスになったと言えるが、直線もサッパリ伸びる気配を見せずの惨敗。戸崎に対しては、後日の福島記念回顧と纏めて語る事にする。


デイリー杯2歳Sはビリーヴの子供でファリダット、フィドゥーシアの半弟ジャンダルムが新馬戦から連勝。豊が調教中の負傷で乗れなくなり、代わりにアッゼニとか悪い冗談にも程があると思っただけに正直ビックリ。

スタートで出遅れたが、ジワッと挽回して道中は中団のイン。途中でメガリージョンが故障して後退した煽りを受けて位置取りを下げたが、致命的な不利にはならず。内々で折り合って脚を溜め、直線は内から馬の間を割って抜け出した。
中盤に極端にペースが落ちて正味2Fだけの競馬になったが、ビュッと抜け出す一瞬の脚は血統馬らしい切れを有してた。母系からこれ以上距離が延びてどうかだが、中距離くらいまでなら持ちそうな気もする。

2着カツジはスタートを決めて前半は3番手。メガリージョン故障後退の影響も比較的小さく、坂の下りで逃げ馬が後続を引き離したが、慌てずに直線まで脚を温存。直線で先頭に立ちかけたが、内を突いた勝ち馬に交わされた。
最後は外へヨレてしまったが、体一つ抜けた勝ち馬との差はそれ以上広げておらず、この馬も終いはしっかり脚を使ってたと言える。名前が少々受け付けないが、それなりに能力を有してる。

3着ケイアイノーテックは中団からの競馬。故障後退したメガリージョンと若干接触はしたが、軽度の不利。しかし、休み明けのプラス22キロもあって勝負所では反応が鈍く、直線で一旦置かれたが、最後は盛り返してゴール寸前で3着に浮上。次はもう少し動けても。

1番人気フロンティアは前に馬を置けなかったのもあって少し力んでたところへ故障後退して来たメガリージョンに寄られる不利を被った。これで怯んでしまったのか、直線も上がり32秒台をマークした新潟2歳S程は切れず。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

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