毎日杯・日経賞・マーチS回顧

まずはPO馬のワンツーというこれ以上ない結果となった毎日杯から。ただ、勝ったのは断然人気だったサトノアーサーではなく、アルアインの方だったが。尤も、POGで指名した当初の期待値はサトノよりもアルアインの方が高かったりするw

出脚は甘かったが、二の脚で挽回するとスッと加速が付いて2番手から。番手でもスムーズに折り合い、3コーナーでクリアザトラックが被せて来るとこれに合わせて進出。直線でアッサリ振り切って先頭に立つと、大外から猛追した2着馬を抑え切った。
番手に付けたのは予想外だったが、折り合いも問題なかったし、終いもしっかり脚を使えてた。自在性を見せたのは距離に目処を付けただけに皐月賞に向けて収穫だったと言える。ただ、血統的にダービーは長い気がしないでもない。NHKマイルCに向かう方が賢明と思うのだが。

2着サトノアーサーはソロッとゲートを出るとすぐに控えて最後方から折り合いに専念。4コーナーで集団に取り付いてコーナリングで加速を付けて直線へ。大外から上がり最速の末脚で追い込んだが、早め先頭の勝ち馬に届かず。
雨にノメったきさらぎ賞と違い、良馬場で3F33.3の脚を使って持ち味の決め手の鋭さは見せた。ただ、勝ち馬を捕らえ切れなかった辺り、世間一般が期待してた程の強さはなかった感じ。この後はダービー直行らしいが、現時点では連下までか。

3着キセキはスタート五分も、すぐに控えて後方2番手。やや行きたがる素振りを見せたが、何とか宥めてインで我慢。直線も最内を突いて勝ち馬に次ぐ上がりをマークして良く伸びた。ブービー人気だったが、前2戦は1番人気で5、3着とそれなりに走れており、人気の盲点となってた。距離は現状ではこれ位が合ってる印象。

トラストは中団待機で折り合いに専念。平均ペースで流れたのもあるが、折り合い面に関してはこれまでで最も折り合っての追走。しかし、上がり勝負となった直線ではその性能に限界を露呈する形で勝ち負けに加われず。最早、ダービー出走を果たしたとしても泡末候補に過ぎない。

京成杯2着のガンサリュートはトラストと同じような位置取り。京成杯と同じように末脚を活かす構えだったが、今回は集団の外目で心なしか力む場面も。直線は一瞬エンジンが掛かったかに見えたが、すぐに止まってブービー負け。京成杯自体のレベルの低さを裏打ちする不甲斐なさ。


日経賞は休み明けや中山での実績から最悪でも連は外さないと思ってたゴールドアクターがまさかの5着。太目残りもなく、逃げ先行馬を見ながらの好位4番手に付け、4コーナーでは3番手で前2頭を射程内に入れてるように見えたが、直線では内外から交わされ、前で粘った2着馬も交わせず。
勝ちパターンに持ち込んでおきながら、直線は失態とも言える内容の悪さ。まだ昨年秋のダメージが抜けきってないのか、馬自体の能力が落ちて来てるのか・・・何となくだが、後者の気がする。

4歳世代の遅れて来た上がり馬として重賞初勝利を飾ったシャケトラ。外枠に加えてスタートの出も今一つで道中は後方集団の外目から。中盤まで折り合いを付けてリズム重視の追走で勝負所からジワッと進出。4角先頭から押し切ろうとした2着馬をゴール前で差し切った。
正攻法の立ち回りだったこれまでと違う競馬だったが、良い脚を長く使って直線も力強い伸び脚を披露。どこからでも動ける器用さを見せ、まだまだ伸びしろが見込める内容。天皇賞でも通用する余地がありそう。

2着ミライヘノツバサは二の脚が速く、内のヤマカツライデンを先に行かせて楽な形で番手を確保。勝負所で持ったままの手応えで先頭に並び掛け4角先頭。直線で差を広げて逃げ込み態勢に入ったが、ゴールまで勝ち馬に捕らえられた。
ヤマカツが徐々にペースを釣り上げて瞬発力より持久力が問われる流れになったのも幸いしたが、2500mにも目処を付けて中山巧者ぶりを如何なく発揮。今後は中山以外でも持ち味の機動力を活かせれば。

3着アドマイヤデウスはスタートから押して前を取りに行き、序盤は3番手のイン。出して行った事で前半は少し行きたがったが、程なく折り合って流れに乗れた。勝負所でズブさを出して置かれたが、直線は内から脚を伸ばして盛り返した。
転厩初戦に加え、人気所中心で固めたので手が回らなかったが、GⅡクラスでは実に安定してる。GⅠでどうこう言えるタイプではないが、前哨戦であればそれ相応にやれるのは今年も健在。

レインボーラインは後方に控えたが、行きたがって中団の外目。1~2コーナーで前に馬を置いて折り合い、向こう正面で内に入れて脚を温存。しかし、直線は前のスペースが潰れたので外へ持ち出しながら追った分、上位馬を捕らえ切れず。
直線でスムーズさを欠いたのは勿体なかったが、菊花賞と同じようなスタイルである程度の格好は付けた。減った馬体も回復したし、序盤の折り合い面の不安を乗り切れれば天皇賞でも。

ディーマジェスティはスタート一息で後方からの競馬。3コーナーから追っ付けて前との差を詰めに掛かったが、前にいてスッと上がって行けた勝ち馬とは対照的に反応が悪く、直線もそれなりに伸びた程度。ハードに追われてもプラス6キロと太目残り。色々と難しい面が出て来ており、今後は暫く迷走しそう。

ジュンヴァルカンはスタートで大きく出遅れてしまい、最後方から。勝負所から集団の外目を通って追い上げを図ったが、直線に向いて勢いがなくなった。今回は出遅れが全て。ナスノセイカンは好位からの競馬になったが、直線では伸びを欠いた。溜める競馬の方が合ってる。ツクバアズマオーはゴールドアクターマークの競馬だったが、直線で早々と脱落。2200mならこなせるが、この距離は少し長かった。


マーチSは重賞3勝馬インカンテーションがここで復活。調教内容が良かったとはいえ、ハンデも背負った7歳馬では狙えなかったが、ダートの穴メーカー・シニスターミニスターの代表産駒だけの事はある。

出脚も良く、逃げ馬を先に行かせて楽な形で3番手のイン。折り合いもスムーズで一貫して内々を立ち回り、直線はディアデルレイとの併せ馬になったが、アスカノロマンを交わしたところでこれを競り落とした。
前2戦は着順こそ悪かったが、2走前は骨折休養明けで前走はGⅠ。叩き3戦目で着実に良化しており、今にして思えば買えない馬ではなかった。度々の骨折で休養を強いられたが、まだまだ重賞クラスで戦える。

2着ディアデルレイは外枠から気合いを付けて4番手の外目。3~4コーナーで逃げ馬がタレて来たのもあって自然な形で先頭集団に加わり、直線は勝ち馬と併せ馬の形で脚を伸ばしたが、坂上で根負けの形で競り落とされた。
勝ち馬より2.5キロ軽いハンデでありながら競り落とされての完敗だったが、この馬も良い脚を長く使って重賞クラスの目処は付けた。再度のブリンカー装着も功を奏したか。

3着アルタイルは中団後方のインで脚を溜め、4コーナーで馬群を上手く捌いて外目へ持ち出して末脚を伸ばして波乱の片棒を担いだ。脚抜きの良い馬場だったが、上がりが掛かる展開もあって浮上。最近は短めの距離を使われていたが、むしろこれくらいの距離の方が良いかも。

ロンドンタウンは好位の外目で2着馬を前に見ながらの競馬。3~4コーナーでズブさを出して置かれ気味となったが、直線でしぶとく盛り返して来た。前走で交流重賞を勝ってたとはいえ、中央ではまだ結果が出てなかったが、それなりに地力は付いてる印象。

アスカノロマンはスタートから気合いを付けて番手から。4コーナーで先頭に並び掛け、直線坂下で先頭に立ったが、早い流れを追い掛けたのもあって最後の踏ん張りを欠いた。とはいえ、ハンデ頭の58キロを背負って見せ場十分。

コスモカナディアンは好位からの競馬となったが、勝負所で早々と手応えが怪しくなって直線を待たずして失速。脚抜きの良い馬場に加え、速い流れで脚を溜められなかった印象。力の要る良馬場の方が合ってる。

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