古き良き時代の名牝にして、新時代の先鞭をつけたダンスパートナー死す

95年のオークス、96年のエリザベス女王杯の勝ち馬ダンスパートナーが蹄葉炎のために昨日亡くなった。

今と違ってマイル路線では互角以上に渡り合えても、牝馬が牡馬の王道路線で通用するのが難しかった時代に於いてダンスパートナーは追い込み脚質故に勝ち切れないまでも牡馬と渡り合った名牝だった。97年の宝塚記念はマーベラスサンデーの外から差し切るんじゃないかという手応えに一瞬ビビったのは懐かしい思い出。
一つ上のヒシアマゾン、一つ下のエアグルーヴがあまりにもインパクトの強い走りを見せた事でどうしても影が薄くなりがちになるのは否めないが、故障による休養期間があった2頭に対し、故障らしい故障もなく丸3年現役を全うした点では2頭よりも評価出来る。

そして、今とは違って冬の時代から脱しつつあったとはいえ、海外遠征が頻繁に行われなかった時代、ダンスパートナーはフランス、香港と計3戦出走している。
残念ながら結果を出せなかった事で印象は薄れがちだが、今では珍しくもなくなりつつある(菊花賞の価値低下という弊害もあるが)ヴィクトワールピサ、キズナ、マカヒキといったクラシックホースの海外遠征やすっかり身近になった香港競馬の遠征(フジヤマケンザンの方が貢献度は大きいが)の両方を行った点でダンスパートナーは先駆者的な存在と言える。
因みに、直線で進路がなくて6着に敗れたヴェルメイユ賞で勝ったのが、後に日本へ輸入されてローエングリンやエキストラエンドの母となるカーリングというのが時代を感じさせる。

ある意味でキャリア最大のハイライトとなったのが1番人気で菊花賞出走だろう。ジェニュインが天皇賞路線に向かい、タヤスツヨシが精彩を欠いてたのもあって押し出される形での1番人気だったが、それでも俺の中では結構な衝撃だった。尤も、パドックでマヤノトップガンに一目惚れしてからそっちのけとなってしまったがw

繁殖牝馬としてはなかなか結果を出せずに妹のダンスインザムードに後れを取っていたが、フェデラリストが重賞を勝ち、ロンギングダンサーが重賞でも好走。孫の代からはダンスアミーガが出て遅まきながら巻き返して来てた矢先の訃報。遂に95年のクラシックホースで健在なのはトップガンだけになってしまった・・・10年以上前はトップガン×ダンパの配合を何度夢見たか。合掌m(__)m

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