アルゼンチン共和国杯回顧

ゴールドアクターが3連勝、そして2008年に勝利した父スクリーンヒーローに続く同レース史上初となる親子制覇で重賞初勝利。中長距離路線の層が薄くなってる4歳牡馬のエース候補にのし上がったと言えよう。

スタートからスッと前に取り付いて道中は3、4番手の外目を追走。緩い流れでもガッチリと折り合いを付け、勝負所から相手をメイショウカドマツ1頭に定めて直線へ。坂下で一旦は引き離されたが、坂上から差を詰めだしてゴール寸前で差し切った。
菊花賞時は父とはタイプが違うと思っていたが、ここ2戦で見せたスロー瞬発力への対応力は紛れもなく父譲り。緩い馬場の適性能力もあったとはいえ、2着馬をねじ伏せた強い勝ち方は本物だろう。間隔が詰まるジャパンCは流動的だが、今後の重賞戦線で注目すべき存在。

2着メイショウカドマツは内のスズカデヴィアスを先に行かせての2番手から。3~4コーナーで先頭に並び掛け、直線坂下で仕掛けて単騎先頭。そのまま押し切れるかと思われたが、坂上を過ぎてから脚色が鈍ってゴール寸前で捕まった。
阪神大賞典でスズカデヴィアスと暴走共倒れを演じてたから、今回もそれなりに締まった流れになると予想してたが、序盤の出方から番手に控える作戦だった感じ。こうした馬場も合っていた。ただ、蛯名の馬上ダンスは幸と同様に推進力に役立ってるとは到底思えない。

3着レーヴミストラルは大外枠から出たなりの競馬で道中は中団馬群の後方。馬群の中にいたのもあって4コーナーまでジッとして動かず、直線で外へ持ち出して上がり最速の末脚を伸ばして3着を確保。
ペースを鑑みれば大事に乗りすぎたきらいはあるが、差し馬壊滅の馬場と展開で唯一追い込んで来た能力はなかなか。青葉賞時は特に評価してなかったが、ひと夏越してパワーアップしたようだ。兄姉は順調さを欠いて伸び悩む傾向だが、果たしてこの馬はどうなるか?

サトノノブレスはスタートから出して前を取りに行って好位集団の一角。4コーナーで徐々に位置取りを上げてこの馬なりに脚を伸ばしたが、上がり勝負になっては58キロのハンデ頭も堪えて伸び負け。まだ良化途上という追い切りだったが、ブリンカー効果で前半から行きっぷりが良くて好位で立ち回れた事で健闘。

スーパームーンは最内からジワッと出して勝ち馬と並ぶ形で3、4番手を追走。内で流れに乗れていたが、直線は前のスズカデヴィアスが邪魔となって幾分スムーズさを欠いたし、外が伸びる馬場で切れを削がれた感。燃え尽きたまま引退したスピルバーグと違ってもう暫くはそれなりに走れそう。

プロモントーリオは中団馬群の真っ只中から。スローペースでも折り合いは付いていたが、直線は外へ出すことが出来ずに内を突いてみたものの、馬場にノメって完全に切れ味を殺された。こうしたノメる馬場はあまり得意ではないようだ。

ラブイズブーシェやロンギングダンサーはそれなりに流れると思って穴で狙ってみたが、こうした馬場でスローな流れになってはまず追い込んで来れない。ペースを読み違えた俺が悪いのだが、差し追い込みタイプには厳しいレースだった。

ゴールドアクターからのヒモ荒れを期待してみたが、蓋を開ければ1~3着まで割と順当な人気馬で決着。馬場もペースも読み違えていたし、外すべくして外したレースだった。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

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