FC2ブログ

スワンS・アルテミスS回顧

スワンSは馬場悪化で何か人気薄が飛んで来ると読んだまでは良かったが、軸にしたフミノムーンは道中で折り合いを欠いて見せ場なくブービー。「昔は1400mでも勝ってるし」と距離に関しては目を瞑っての本命だったが・・・貧すれば鈍すると言うが、どうも軸選びが一発逆転を狙った安直な穴狙いに走りすぎてる。まるで展開も読めてないし、これでは逆パーやむなし。

4連勝で重賞までぶっこ抜いたサングレーザー。出たなりのスタートから道中は中団後方で折り合いに専念。4コーナーまで動かずに脚を溜め、直線は各馬が大外へ持ち出す中で集団の内目を突き、2着馬との叩き合いをアタマ差で制した。
ディープ産駒でも渋った馬場はこなせるタイプだったし、ペースが緩んで外へ回した差し馬が全く届かない展開で内を突けたのも良かった。軌道に乗ったと言えるが、1400mを2戦連続で使ってるのでマイルCSは人気になろうと買えない。

2着ヒルノデイバローは出脚は今一つだったが、そこから気合いを付けて出して行き、道中は3、4番手のイン。3~4コーナーでは追っ付け通しで馬群に沈むかに見えたが、そこからしぶとく踏ん張って抜け出し、ソラを使った勝ち馬に食い下がった。
馬場にノメっていたが、内有利の状況で好位からロスなく内を立ち回れたし、ダート暮らしで培ったパワーでどうにか持ち堪えたという感じ。人気になりにくいタイプだが、時計が掛かる持久力勝負であれば穴で一考。

3着レッツゴードンキは内からジワッと行き脚が付いて好位集団。ペースが遅くて恒例のジェットスキーになりかけたが、2着馬の後ろに入れて何とか我慢。直線は馬群の間から先頭を窺ったが、残り100mで脚色が同じになって捕らえ切れず。
プラス14キロと道中で少し掛かった分、最後の一伸びを欠いたが、渋った馬場はこなせるタイプだし、54キロとこれまでよりも軽い斤量だったのが功を奏した。GⅡクラスであれば、やはり能力上位の存在。

ビップライブリーは最内からジワッと行き脚を付けて好位を取ろうとしたが、他の馬の行き脚が速くて中団のやや後ろから。3コーナーで少し力みはしたが、内目でロスなく立ち回り、勝ち馬より更に内からジリジリと脚を伸ばした。距離損なく立ち回れた恩恵もあったが、この馬なりに力を付けてるのも確か。

ダノンメジャーは外枠からでも好スタートを決めてサッと2番手に付けるこの馬としては理想的な位置取り。流れに乗って直線は一旦は先頭に立とうかという場面もあったが、そこから甘くなって内を突いた上位馬に差し込まれた。非根幹距離に強いタイプで大崩れはしなかったが、この距離では決め手に欠ける。

セイウンコウセイは好位を取ろうとしたところまでは良かったが、そこからスピードに乗り切れず中団から。リズムも悪かったし、直線もサッパリ伸びる気配なく失速。58キロを背負ってたとはいえ、得意の馬場でここまで崩れるとは予想外。

ミスエルテはプラス24キロと大幅増だったが、もう少し増えても良さそうな感じ。春に比べてイレ込みはマシな方で道中も折り合ってはいたが、ペースが遅い状況で終始外々を回らされる状況では厳しかった。カラクレナイも似たような状況だったし、根本的に道悪は合ってない。


アルテミスSはオルフェーヴル産駒のラッキーライラックが新馬戦から2連勝。オルフェーヴル産駒は前評判が高くても負ける時は普通に負けるが、当たればデカいホームランバッター系の種牡馬のようだ。

外枠から好スタートを切って好位の外目。ペースが緩んだ中盤で少し力んだが、そこを宥めて直線入り口でも余力十分。逃げてた2着馬が後続を引き離して逃げ込みを図った時も1頭違う脚色で迫り、坂上でこれを交わして捻じ伏せた。
良馬場とはいえ、雨で渋った馬場を苦にしなかった辺り、力の要る馬場に強いタイプか。軽い馬場での瞬発力勝負になってどうかだが、マイル戦で連勝。今後に一定の目処は付いたか。

2着サヤカチャンはスタートからジワッと行き脚を付けてハナへ。途中で掛かった馬に絡まれたが、これを振り切って単騎になると途中で一息入れてのマイペース。直線坂下で一旦はセーフティリードを取ったが、最後は勝ち馬に捻じ伏せられた。
ニシノアップルパイの全妹らしく、渋った馬場も苦にしなかったし、自分のリズムで運んでの持久力勝負に持ち込んであわやのシーンを演出。これ以上はどうかだが、来春くらいまでならそれなりには。

3着ラテュロスは内から行き脚が付いて2、3番手から。折り合いも付いて流れに乗れていたが、直線は手応えの割にエンジンが掛かるのに時間を要し、坂上で漸く伸びては来たが時既に遅し。渋った馬場で持ち味を出し切れなかった感じ。軽い馬場での持続力勝負に向くタイプか。

1番人気トーセンブレスはスタート一息で後方から。道中は中団にまで挽回し、直線で馬場の外目へ出して脚を伸ばそうとしたが、これもエンジンの掛かりが遅くて少し窮屈な状況に。前が開いてもスパッとは伸びなかった。展開も向かなかったし、緩急の差が大きくなると対応し切れなかった感じ。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

2017リーディングサイアー2歳編~10月29日現在~

1ディープインパクト
2ロードカナロア
3ダイワメジャー
4ルーラーシップ
5ハーツクライ
6ヨハネスブルグ
7オルフェーヴル
8キンシャサノキセキ
9ヘニーヒューズ
10ノヴェリスト
11エイシンフラッシュ
12ステイゴールド
13シニスターミニスター
14ハービンジャー
15ディープブリランテ
16ストロングリターン
17ブラックタイド
18キングカメハメハ
19アイルハヴアナザー
20ベーカバド




秋競馬開催と共に怒涛の猛攻撃。2ヶ月で20勝の固め打ちを決めたディープが首位奪取。2004年にサンデーサイレンスがマークしたJRA2歳戦年間最多勝記録(57勝)に何処まで迫れるか。

2歳リーディングでディープと渡り合えるダメジャーを抑えて2位に躍進したのがロードカナロア。まだ重賞勝利はないが、特別戦は既に3勝。1世代だけで中央総合リーディングトップ50位以内にランクインしそう(現在52位)。

ルーラーシップが2年連続で芙蓉S勝利。ディープとカナロアに捲られたとはいえ、2ヶ月で10勝と勝ち星を量産したハーツの追撃を抑えてランク維持。

ラッキーライラックのアルテミスS勝利でオルフェーヴルが前回に続いてトップ10をキープ。勝ち馬率1割弱ながら、既に重賞2勝。ここまでロードカナロアとは対照的な成績。

ヘニーヒューズとノヴェリストは前回からランク維持。出だしは芝でも勝ち上がってたヘニーヒューズだが、ダート寄りにシフト。やはり真価を発揮するのはダートのようだ。ノヴェリストは秋競馬開催が始まって勝ち上がる馬が増えて来た。使いつつ良くなって来るタイプか。

エイシンフラッシュはコスモイグナーツのアイビーS勝利で更にランクアップ。現時点ではキングマンボの系統らしく、渋った馬場を苦にしない産駒が目に付く。

やや出遅れてたハービンジャーだが、特別戦を含めた5勝を挙げてランクイン。馬場が渋って切れが要求されないとやはり勝ち上がって来る。

2歳馬の頭数自体が少なかった昨年と違い、今年は使い出しが遅くて夏場は勝ち馬が出なかったキンカメだが、2ヶ月を6勝を挙げてランクイン。

地方ではサウスヴィグラスが2歳リーディングでも独走だが、新種牡馬エスポワールシチーがフリオーソ、タイパラ、パイロといった並み居る常連を抑えてスマートファルコンと激しい2位争い(僅か40万差で3位)。勝負の初年度で好調な滑り出し。
ヘニーヒューズも好位置(11位)をキープしてるが、意外な伏兵となったのが今はトルコにいるスマートロビン。道営馬リンノストーンが南関重賞の平和賞を勝った事で31位に躍進。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

2017リーディングサイアー~10月29日現在~

1ディープインパクト
2キングカメハメハ
3ステイゴールド
4ダイワメジャー
5ハーツクライ
6クロフネ
7ハービンジャー
8マンハッタンカフェ
9アドマイヤムーン
10ゴールドアリュール
11ネオユニヴァース
12ブラックタイド
13ルーラーシップ
14エンパイアメーカー
15キンシャサノキセキ
16ゼンノロブロイ
17シンボリクリスエス
18サウスヴィグラス
19メイショウボーラー
20ヴィクトワールピサ




土曜京都スワンSでサングレーザーが勝利し、ディープが6年連続JRA年間200勝達成。史上1位のサンデーサイレンスの7年にあと1年。

日曜新潟5Rでノーブルアースが勝利し、ハーツが4年連続JRA年間100勝達成。今年の種付け頭数は200頭割れした昨年から41頭増の176頭。そろそろジャスタウェイに続く大物出現が待たれるが。

キタサンブラックの天皇賞・秋勝利でブラックタイドが先週抜かれたルーラーシップを抜き返した。今年の種付け頭数は200万に値下がりしたのもあって昨年より約5割増の149頭。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

天皇賞・秋回顧

崩れそうで崩れないキタサンブラックのしぶとい底力は散々痛い目に遭い続けた3歳時や軸で買い続けた頃に十二分に認識していたつもりだったが、まだまだ認識不足だったと思い知らされる一戦だった。同時に、何故武豊がデビュー間もない頃から天才と言われ続け、今日まで数々の前人未到の記録を積み上げて来たのが判る見事な騎乗だった。

ゲートに突進して出遅れた時点で詰んだと思ったが、その後のリカバリーが流石。他馬が外目を通る中、誰も通らない最内を突いて挽回して中団。向こう正面では馬場が荒れてないギリギリの位置を通って折り合いを付け、3~4コーナーのコーナリングで位置取りを上げ2番手にまで進出。
直線で先頭のグレーターロンドンを押しやって馬場の真ん中に持ち出して先頭に立つと、内へ切れ込んで交わしに掛かった2着馬との叩き合いになったが、持ち味のしぶとさを発揮して最後まで抜かせなかった。
馬が道悪を苦にしない強みを活かし、多くの騎手が荒れた内を避ける中で内を選択し、その後のコース取りも意識的に内に拘った武豊の騎乗は絶妙の一言。消耗戦に滅法強い馬の持久力の高さと他の騎手の心理を逆手に取った豊の作戦が見事に噛み合った勝利だった。

2着サトノクラウンはスタート直後にサクラアンプルールに前をカットされたが、さしたる不利にはならず中団のイン。内枠だったのもあるが、これも勝ち馬より1頭分内目を通ってインに拘るコース取り。3~4コーナーで早めに先頭に並び掛け、直線では勝ち馬より先に馬場の真ん中へ持ち出し、途中で内に切れ込んで勝ち馬に迫ったが、僅かにクビ差届かず。
ここまで馬場が悪くなるとは計算外だったと思うが、馬の道悪適性の高さを活かして一貫して内に拘ったデムーロのコース取りも流石。豊にしろデムーロにしろ、こうした極端な馬場でのコース取りが抜群に上手い。

3着レインボーラインはマズマズのスタートから中団の一角。こちらは勝ち馬より1頭分外目のコース取りで前にリアルスティールを見ながら折り合いに専念。3コーナー手前でやや位置取りを下げたが、その後のコーナリングで位置を上げて直線入り口で馬場の真ん中へ。1、2着馬には離されたが、しっかり脚を伸ばして単独3着を確保。
58キロでは結果が出てなかったのと関東圏の輸送では馬体が減る傾向だったので道悪適性の高さは認めても手が回らなかったが、逆に8キロ増でテンションも押さえられたのが好走に繋がった。消耗戦の道悪競馬ではやはりしぶとい。

リアルスティールは好スタートを切ったが、逆に良すぎた事で2コーナーの入りで引っ掛かってしまい、折り合いを付けるのに一苦労。向こう正面で好位馬群の中に控えて宥め、直線はこの馬なりに脚を伸ばして来たが、3着馬とは決定的な差を付けられた。
スタートの良さが却って自分の首を絞める形となり、最後の一伸びを欠いた要因となったが、やはり道悪は得意ではない。パワーはあっても滑る馬場で持ち味の瞬発力は半減してた。良馬場ならここまで差は付けられなかっただろう。

マカヒキは毎日王冠に続いてやや甘いスタートだったが、今回は出して行かずに後方に控えて馬のリズム重視。後方3番手の外目で折り合いを付けたが、勝負所では手が動き出す苦しい状況。それでも、直線はしぶとく伸びて掲示板を確保。
直線で馬群を捌くのにスムーズさを欠いた分、リアルスティールを交わせなかったが、後ろから差す競馬ではノーチャンスの状況で良く伸びて来た。苦手の道悪でダービー馬としての意地は見せた。

ソウルスターリングはスタートがやや甘くて中団馬群から。道中は馬群の中で揉まれ込む形となったが、何とか宥めて折り合いを付け、直線も馬場の外目から脚を伸ばしたが目立つ内容ではなかった。
道中は揉まれ込んで勝負所では動くに動けず位置取りを下げる苦しい競馬だったが、惨敗もあり得ると思ってただけに予想よりも頑張ったと言える。牡馬の一線級相手ではやや分が悪かったが、3歳牝馬としては健闘した部類だろう。

グレーターロンドンはスタート一息からゆっくりと内目に入れて後方。しかし、向こう正面から意識的に荒れてる内目を通らせて距離を稼いで位置を上げる大博打の作戦。4コーナーで早々と先頭に立った時は「おおおおっ!!」と思ったが、直線入り口で勝ち馬に寄られた辺りで劣勢となり、最後はバテて失速。
結果としては失敗に終わった田辺の騎乗だが、従来通りの後方待機の末脚勝負ではどうにもならないくらい馬場が悪化しており、道悪はこなせると判断したが故のイチかバチかの大博打は止まっても納得出来る。上位に来た騎手のコース取りを見てる限り、田辺の勝負勘の良さは流石と言えるが、2000mの消耗戦に耐えられるスタミナが馬になかった。マイル戦で改めて。

重馬場までなら何とか我慢出来たと思うが、先週程ではないにしても2分8秒台の決着というドロドロの馬場になってしまってはステファノスやヤマカツエースはどうしようもない。ミッキーロケットはスタートはまともに出たが、馬場を気にして競馬にならず。

ネオリアリズムは明らかに叩き台の仕上げ。シュタルケ乗せてる時点でやる気なしモード。サトノアラジンは道悪空っ下手で距離長いのに5番人気とか、過剰人気にも程がある。

馬券は外したが、田辺の大博打から始まって最後は1、2着馬の我慢比べみたいな攻防と見どころたっぷりで満足・・・でも、10月は凱旋門賞から連敗街道で国内戦は逆パーという悲惨な状況に変わりはなく。そろそろ的中が欲しい(´・ω・`)

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

マヤノトップガン産駒の特別登録馬

メイショウアイアン・・・貴船S
シェヴェルニー・・・会津特別




アイアンは休み明けだが、全4勝を挙げてる得意条件。木曜は坂路で51秒台をマークしており、まずまず仕上がってる印象。

何となくこの話題は避けて来たが、10月まで中央未勝利。トラキチシャチョウがOPで目処を付けてたし、テイエムテツジンやオーシャンビュー、メイショウアイアン辺りで勝ち星は挙げられると思ってたから、正直この状況は想定してなかった。本当、年内に何処かで1勝を挙げてほしい。

テーマ : 競馬情報
ジャンル : ギャンブル

天皇賞・秋

◎グレーターロンドン
○サトノクラウン
▲ヤマカツエース
△キタサンブラック
△リアルスティール
△ステファノス
△ミッキーロケット

グレーターロンドンは体質が弱くて出世が遅れたが、一頓挫あった安田記念と休み明けの毎日王冠でも小差に善戦しており、重賞級の能力を持ってるのを示す内容。中2週の競馬となるが、前走後もすぐに坂路入りして順調に乗り込めてる。最終追い切りでは馬なりで併せ馬と併入の形になったが、行きっぷりが良くて気配良好。掻き込む様な走法で経験がない道悪適性もありそう。距離に不安を残すが、2000mまでなら持つと期待する。

サトノクラウンは出遅れた昨年の宝塚記念以外は稍重以上の馬場で国内負けなし。特に重馬場だった昨年の京都記念は他馬が馬場にノメる中で1頭行きっぷりが違ってた。道悪適性に関しては現役屈指の存在と言える。追い切りは見栄えしなかったが、成功した宝塚記念と同じソフトな仕上げ。過去2年の天皇賞は惨敗しているが、東スポ杯を勝ち、ダービー3着の実績から東京が苦手というわけではない。

ヤマカツエースは東京では3戦全て着外と結果は出てないが、NHKマイルCは不向きな上がり勝負、富士Sは直線どん詰まり、昨年の天皇賞は外枠で掛かってガス欠と力を出し切れてない。左回りは金鯱賞を連覇してるように問題なし。中間はキタサンブラック以上に本数をこなし、最終追い切りでは楽な手応えで併走馬に先着と出来は申し分なし。ノメる馬場は得意ではないが、地力強化されてる今ならこなせても。

キタサンブラックは道悪適性に関しては問題ないし、昨年のジャパンCを勝ってるようにコース適性も不問。ロードヴァンドール(もしくはネオリアリズム)を先に行かせてレースコントロールする必勝パターンで行けば大きくは崩れないと思うが、究極の消耗戦となった天皇賞・春組のその後が不振なのは気掛かり。追い切りも長めから負荷を掛けて本数もかなり多くこなしてはいるが、従来に比べてピンと来る感じがなかったので4番手まで。

リアルスティールは自身初の中2週、再度の東京輸送がどう出るか微妙ではあるが、毎日王冠よりも時計は出てなかったとはいえ、追い切りの動きは好調子をキープしてる印象。1800mに比べて根幹距離ではやや詰めが甘くなる点がどうかだが、スムーズに折り合えれば勝ち負けになるだろう。気掛かりは道悪適性。全兄ラングレーは空っ下手だっただけに、パワーはあっても滑る馬場はダメという可能性もある。

ステファノスは天皇賞とは相性が悪いオールカマー経由(ここ10年で馬券圏内に来た馬0)と重賞ではすっかり劣化してしまった戸崎で人気を落としてるが、典型的な叩き良化タイプ。事実、過去2年の天皇賞も毎日王冠着外から2、3着と巻き返して来た。ディープ産駒でも渋った馬場はこなすタイプで道悪はこなせる。ローテと戸崎には目を瞑って押さえる必要アリだろう。

大穴としてミッキーロケットを抜擢したい。2000mは距離不足なのは否めないが、稍重以上では出遅れが祟った京都記念以外は連対。追い切りも馬場が重くなってた坂路をモタれる面を見せずにしっかり伸びて来てた。間違いなく適性は高い。左回りは初だが、右にモタれる癖があるのでもしかしたら合うかもしれない。出遅れさえなければ。

馬券はグレーターロンドン軸の馬連と3連複。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

スワンS

◎フミノムーン
○ムーンクレスト
▲ダノンメジャー
△レッツゴードンキ
△セイウンコウセイ
△サングレーザー
△ミスエルテ

フミノムーンの前走はスタートで出遅れ、スロー上がり勝負に全く対応出来ずじまい。弱メン相手とはいえ3走前にOP特別を勝ち、2走前のキーンランドCでは勝ち馬から0.2秒差の4着と条件さえ向けば惨敗から普通に巻き返せるタイプ。ましてや、今の京都は先週の豪雨に加えて明日も雨予報。道悪巧者のこの馬にはもってこいの条件。人気急落のここは狙い目。

ムーンクレストは稍重以上の馬場では8戦6連対で掲示板を外していない道悪巧者。5走前は大きく崩れたが、その後は持ち直して2走前はワンスインナムーンに0.2秒差、前走はこのレースと相性が良いポートアイランドSを勝利。外からプレッシャーを掛けられると脆いタイプだけに外枠を引けたのも良い。テン乗りだが、乗れる方の荻野なら思い切って狙う。

ダノンメジャーは不良馬場だった都大路Sを逃げ切り、条件戦でも重馬場で逃げ切ってるようにこの馬も道悪巧者。マイルまでしか経験しておらず、テンで流れに乗り損ねると即終了っぽいが、スタートが上手いタイプで外枠を引けたのも今の馬場を鑑みれば好都合か。揉まれずに前目で運べればこの距離でも対応出来そう。

レッツゴードンキは稍重だった同条件の京都牝馬Sを勝ち、消耗戦となった高松宮記念でも最内からしぶとく脚を伸ばして2着と好走。実績上位な存在なのは明らかで54キロで出走出来るのも大きな強み。追い切りも急仕上げで好走した反動もなさそうな動き。気掛かりは先週は壊滅状態だった内を引いた点。

サングレーザーもレッツゴードンキと同様に内を引いたのが気になるが、マイルから距離を短縮した3走前から3連勝。前走も前有利の流れを大外から纏めて面倒見る直線一気の末脚で差し切り、稍重の阪神で上がり34秒フラット。あまり馬場が渋ると良くないと思うが、極端に切れが落ちない末脚はこのメンバーでも上位の存在。

セイウンコウセイはスプリンターズSの内容が悪すぎるのと58キロという斤量が不安だが、高松宮記念で突き抜けてるように馬場が渋っての消耗戦には強い。京都は3戦2勝2着1回と相性が良く、叩き良化タイプらしく追い切りの気配も良化。マトモに走ればここで巻き返しても不思議ではない。


ミスエルテは気性面で春からあまり進展が見られないようだし、渋った馬場もそれ程得意という感じはしないのだが、2週連続CWで強めに併せ馬を行えてる辺り、いきなりでも動けそう。むしろ、気性的に使い込む前の方が走れると思う。馬体重の回復次第だが、復活があるとするならここだろう。

馬券はフミノムーンの単複・馬連・ワイド。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

富士S回顧

直線に向いた段階で内外離れてレッドアンシェルとエアスピネルが先頭、その後ろにペルシアンナイトがいた時点で取ったも同然な状況だったが、馬場に泣きが入ってたイスラボニータがあれよあれよという間にその目を潰し、土壇場でクルーガーが猛追するも、僅かに届かず1着3着4着5着。金銭面の損害では菊花賞の方がデカいのだが、精神的ダメージの方がこちらの方が遥かにデカい。

デイリー杯以来の道悪競馬だったが、その時に見せた適性の高さを如何なく発揮したエアスピネル。行きたい馬を先に行かせて道中は好位。4コーナーから抑え切れない行きっぷりで先頭に並び掛け、直線で馬場の真ん中へ持ち出して抜け出して危なげない勝利。
単騎で早々と先頭に立ったせいか、手前を何度か替えたりソラを使ってフラフラしたのは確かだが、それでも最後まで余力は残っており順当勝ちと言える。極端な瞬発力勝負にさえならなければマイルCSも有力だろう。

2着イスラボニータは大外枠もあって前に壁を作る事が出来ず、ジワジワっと前に進んで好位集団の外目。ただ、そこから馬を我慢させて折り合いを付け、直線は先に抜け出した勝ち馬を追う形で脚を伸ばして2着を確保。
道悪に泣きが入り、他馬より重い58キロの休み明けと条件は厳しかったが、前に行けないとどうしようもない馬場で先行出来たのと勝ち馬の後を追って馬場の良い部分を通れたのが好走に繋がった。何だかんだで地力の高さは健在。

3着クルーガーは二の脚が付かなかったのもあって後方に下げて末脚に懸ける構え。3~4コーナーでは後方2番手にまで下がったが、直線は2着馬が外へ出して出来た内のスペースを突いて猛追。しかし、2着馬を逆転するまでには至らず。
直線で上手い具合に馬群がバラけたのもあるが、回転の速いピッチ気味の走法は予想してた以上に道悪にハマってた。それ故に、ここで馬券を取れなかったのは痛恨の極み。順調に使い込めないタイプでブランクがあってもこれだけ動ける仕上がりで道悪競馬になる等、もう一回あるかどうか。

レッドアンシェルはスタートからジワッと行き脚を付けて途中からハナへ。中盤にややペースを落として息を入れて余力を残し、直線も内ラチ沿いに張り付いて逃げ込み態勢。あやわの場面を作ったが、残り100mで脚が上がって後続に捕らえられた。
休み明けで最後に息切れした感じだが、馬場が渋った札幌の新馬戦で圧勝したように道悪適性の高さは相当なモノ。不安定さを残すスタートも今回はマトモに出れた。今後に目処が付く一戦だったと思う。

ペルシアンナイトは出たなりのスタートからサッと好位のインをキープ。ポケットに入って折り合いも付いており、直線に向いた段階ではいつ前の2頭に迫るかという感じだったが、そこからの伸びが案外で掲示板確保が精一杯。敢えて内を通って距離を稼ぐ作戦を取ったが、不得手ではないが道悪歓迎というタイプでもない。休み明けもあって伸びあぐねてしまった。

サトノアレスはスタートが幾分甘かったが、すぐに挽回して中団のイン。道中は内ラチ沿いでジッと動かずに脚を溜め、直線に向いてペルシアンナイトの外へ出したまでは良かったが、いざ追い出されると外へヨレて行って伸びあぐねた。意外と頑張った方だが、本質的には良馬場の方が良いタイプ。

ガリバルディはスタートで出遅れたが、致命的な不利とならずジワッと挽回して後方集団の一角。折り合いも付いて手応えも悪くはなかったが、直線で追い出されると良い時の切れ味は出せずじまい。ここまで馬場が悪くなると厳しかったようだ。

グランシルクは中団に付けて折り合いに専念。やや力みかける場面もあったが、概ね折り合って比較的馬場の良い部分を通れたが、これも追い出されてからモタついて伸びあぐねた。重馬場だった京王杯よりも更に馬場が悪くなっては厳しかったし、展開も向かなかった。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

2017リーディングサイアー~10月22日現在~

1ディープインパクト
2キングカメハメハ
3ステイゴールド
4ダイワメジャー
5ハーツクライ
6クロフネ
7ハービンジャー
8マンハッタンカフェ
9アドマイヤムーン
10ゴールドアリュール
11ネオユニヴァース
12ルーラーシップ
13エンパイアメーカー
14キンシャサノキセキ
15ブラックタイド
16ゼンノロブロイ
17シンボリクリスエス
18サウスヴィグラス
19メイショウボーラー
20ヴィクトワールピサ




エアスピネルの富士S勝利でキンカメがJRA重賞通算100勝にリーチ。JRA重賞年間勝利数も13勝とし、ディープに並んで首位タイに。

キセキの菊花賞勝利でルーラーシップが一捲りで12位にランクアップ。26回目の出走でJRA重賞初勝利。

一気に捲られた組で踏みとどまったのがブルミラコロのOP特別勝ちが効いたキンシャサと土曜の京都は一種の祭りだったエンパイアメーカー。

日曜に2勝を挙げたサクラバクシンオーが20年連続JRA2桁勝利達成。ノーザンテースト(24年)、ブライアンズタイム(23年)、パーソロン(22年)に次ぎ、マルゼンスキーと並ぶ史上5頭目の快挙。因みに、昨年まで18年連続2桁勝利中のフジキセキはここまで5勝。現時点ではシンザンと並んでいるが、今年で途切れてしまう可能性が高い。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

村田諒太、リダイレクトマッチで見事にリベンジして新王者に!

菊花賞回顧を書きながら見てたのでキチンと観るのは録画で済ませるが、村田諒太が前回の不可解な判定からエンダムを7回終了TKOで下して新王者になってリベンジを果たした。

出来れば倒して白黒はっきり付けて欲しかったが、相手の心をへし折る勝ち方。「前回の試合でやっていれば・・・」という思いはあるが、左ジャブを中心に組み立てた試合運びで終始エンダムを圧倒。手数でも負けていなかったし、順当勝ちといえるんじゃないかと思う。

しかしまぁ、ある意味で試合後の勝利インタビューが試合内容を食ってしまっててワロタww

インタビュアー「村田選手が泣いている姿、初めて見ました!」村田「泣いてません(キッパリ)」
あんまり好きじゃないかもしれないけど電通のみんな、好きじゃないかもしれないけどフジテレビ系のみなさん、皆さんのお陰です、ありがとうございますw
三宅アナ「(泣いてないと仰ってましたが)どうですか?」村田「画面が小さくて判んないです」

泣いてるのに泣いてないと言い張り、電通とフジテレビに対するブラックジョークとか、草生えたけど在り来たりの優等生じみたインタビューよりもよっぽど好感が持てた。

その一方で
「金メダルもそうでしたけど、過ぎてしまったら物事って大した事じゃない。一歩踏み出す勇気が重要」
「ボクシングで試合に勝つって事は相手を踏みにじって、その上に自分が立つって事。だから勝つ人間は責任が伴うんだ。彼(エンダム)の分の責任を伴ってこれからも戦いたい」

2番目は高校時代の恩師の言葉らしいけど、それを試合直後のインタビューでスッと出て来る辺り、村田は恩師の言葉を高校時代から忘れてないし、相手に対するリスペクトも忘れてないんだなと思う。正直、村田のボクシングスタイルは好きではないが、これからも応援したくなった。本当、勝てて良かった。おめでとう村田!

テーマ : ボクシング
ジャンル : スポーツ

菊花賞回顧

ロジユニヴァースが勝った8年前のダービーも相当な田んぼ馬場だったが、予想以上に雨が降って四半世紀前の天皇賞みたいな勝ちタイムだった今回は数十年に一度あるかないかの極悪馬場。道悪の巧拙も然る事ながら、先に動いた方から力尽きる我慢比べの底力勝負となり、有力馬の中では前半を上手く乗り切って、一番最後に仕掛けたキセキが突き抜ける結果に。

中間の調整が軽く、馬体維持が鍵と思ってたがプラス2キロと微増でクリア。スタート一息で後方からとなったが、結果としてそれが功を奏す形。1周目の坂の下りも上手く我慢させて宥め、折り合いが付いた道中は動かずに脚を温存。勝負所で先に動いた他の有力馬を追う形で仕掛け、直線は大外から耐久戦の様相を呈してた先団を交わし去った。
距離は持つ体型でも重馬場では切れが殺されるんじゃないかと半信半疑だったが、そこは道悪の鬼だったルーラーシップ産駒。あと、内が壊滅状態となった馬場を外枠を引いた事で終始外を周れたのも消耗の軽減に繋がった。全馬に言える事だが、極悪馬場を走った事による反動が出なければ。

2着クリンチャーは相変わらず二の脚が鈍くて後方から。この段階では全く眼中になかったが、最初のスタンド前で馬場の外目へ出し、向こう正面半ばからジワッと進出を開始。坂の下りで先団に取り付いた時の行きっぷりの良さに「これ、クリンチャー残るわ」と馬券は諦めた。
勝ち馬には成す術なく交わされたが、4角先頭から追い縋る有力馬との我慢比べを制して内を掬った3着馬の追撃も凌いだ。テンのズブさが結果オーライだったが、無尽蔵なスタミナが馬場悪化に伴う消耗戦で活きたと言える。豆モヤシのヘッドワークも巧かった。

3着ポポカテペトルは1、2着馬に比べてスタートは出た方。道中は抑え切れないくらいの行きっぷりで引っ掛かったのを宥めながら中団から。勝負所ではバテて下がる馬を除いて最も内目を通って位置を上げ、直線での耐久戦でもジワジワ脚を伸ばして2着馬に詰め寄った。
追い切りが良く見えなかったので軽視したが、伯父にクロフネがおり、全兄マウントロブソンも重馬場で勝ってる道悪巧者の血統。2着馬は豊富なスタミナを活かしたが、こちらは道悪適性がべらぼうに高かった。今後も馬場が渋れば注意。

マイネルヴンシュはスタートは出たが、二の脚が全く付かず。最初のスタンド前では2着馬よりも更に後ろの後方3番手。向こう正面でもハミを取らず促しながらの追走。それでも、勝負所で追っ付けて集団に取り付き、直線も一旦は置かれかけたが最後まで脚を伸ばした。
向こう正面で追っ付けてた時は駄目だと思ったが、中盤までモタついてたのが結果としてスタミナの消耗を抑えられたし、バテない切れない息の長い末脚で浮上する事が出来た。

ダンビュライトは最初の3コーナーで掛かったマイスタイルに抜かれた際に少し力んでしまい、坂の下りは宥めながら下って折り合いを付けるのに専念。道中は好位の外目に付け、2周目の坂の下りでジワッと先団に取り付く神戸新聞杯と同じロングスパート。
直線で並んで先頭に立った2着馬を一旦は交わしかけたが、逆に差し返されて残り100mで脱落。前半に力んだ事で最後のひと踏ん張りを欠いたが、それ以外は概ね理想通りの競馬が出来たのではないかと思う。負けても納得のいく騎乗。

ミッキースワローはスタート一息から挽回して中団。最初の坂の下りを上手く乗り切ったかに見えたが、スタンド前では口を割って折り合いを欠いた状態。1コーナーで折り合いは付き、その後は流れに乗れていたが、一旦は2番手に上がりかけた直線半ばで脚が上がって残り1Fで脱落。道悪はこなせたが、前半の入りが上手く行かなかったのが敗因。

アルアインは有力馬の中では最も良いスタートを切って楽な形で中団の外目。前後でダンビュライトとミッキースワローが宥めようとしてる一方でスムーズに折り合い、勝負所でも余力は残ってるように見えたが、いざ追い出されると思った程の伸びがなく上位馬の中で最初に脱落。やはり、3000mという距離はこの馬には長い。

サトノクロニクルは前半は中団に付けてマズマズの状況だったが、1~2コーナーからノメり出して何の見せ場もなく終了。サトノアーサーは前半は少し力んだが、後方で脚を溜めて勝負所では追撃態勢に入ってたが、直線は敢え無く失速。一旦は追い抜いたクロニクルにも先着されたように、根本的に3000mは長すぎる。

内枠に入り、道悪適性もあった事で穴として魅力満載だったステゴ4騎だが、流れに乗れなかった事が結果オーライだったマイネルヴンシュ以外は坂の下りで敢え無く逆噴射。トリコロールブルーは輸送減りしてたし、ウインガナドルは折り合いを欠いたマイスタイルにハナを叩かれてリズムを崩されたが、いずれも前目に付けた事で早々とスタミナを消耗してしまった。

馬券は絞り切れずに無駄に点数を増やし、却って損害を広げる悪い見本。それまで内が壊滅してたのでステゴ産駒のボックス馬券は止めたが、外枠の人気馬中心の3連複フォーメーションが余計だった。ただ、馬には過酷な条件だったが、直線での耐久戦はなかなか見応えがあって予想以上に面白いレースだった。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

マヤノトップガン産駒の成績(10月21日、22日)

10月21日
東京
7R3歳上500万下(ダート1600m)
オーシャンビュー
6番人気7着


10月22日
新潟
7R3歳上500万下(ダート1800m)
テイア
13番人気10着




オーシャンビューはスタートも決まって中団で折り合いも付いていたが、いざ追い出されるとジリっぽくなった。前走くらい相手弱化するまで待ちかなぁ。

シンガポールのデンジャーゾーンは3着。序盤は行き脚が付かなかったが、3~4コーナーで早めに動く積極策。勝ち馬には一気に交わされたが、直線もしぶとく脚を伸ばした。



来週の特別登録馬はいません

テーマ : 競馬情報
ジャンル : ギャンブル

菊花賞

◎ダンビュライト
○ミッキースワロー
▲スティッフェリオ
△キセキ
△ウインガナドル
△トリコロールブルー
△アルアイン
△マイネルヴンシュ

ダービー上位3着馬まで不在。皐月賞馬アルアインが出走してるとはいえ、血統的に距離不足が付き纏うタイプで乱菊の様相を呈してる。今回は絞り切る事が出来ず、久々に8頭の印を打って尚且つ自分の主義に反する買い方をしてみる。

ダンビュライトは持久力勝負に持ち込んだ神戸新聞杯が地味に強い内容。最後は決め手に優れた上位馬に切れ負けしたが、ロングスパートでも崩れなかったスタミナの豊富さは見せた。それに道悪適性に関しては不良のデビュー戦を圧勝、重馬場のきさらぎ賞は窮屈な競馬を強いられながら3着とメンバー上位の存在。追い切りではスティッフェリオに遅れたが、元々動きが目立つタイプではないので気にする必要はない。今回もしぶとさを活かす競馬が出来れば。

ミッキースワローはセントライト記念でアルアインに完勝。判りやすい鞍上強化もあったが、夏に一回使われてからの成長力をアピールした1戦だった。未対決の馬が多くても見劣りはしない。京都コースは京都新聞杯で経験しており、道悪競馬も血統面的に不得手という印象はない。追い切りは輸送を控えてるので単走で軽めだったが、前走で大分仕上がっており良い意味での平行線。あとは輸送で大幅に馬体が減らなければ。

スティッフェリオはセントライト記念は惜しくも権利を取れなかったが、大外から位置を取りに行く積極策で見せ場十分の競馬。道悪不問、格上相手に怯まず乱戦でしぶとい、菊花賞の実績に優れたステゴ産駒なだけに「内枠を引いていれば」という思いがあったが、抽選を突破した事で大穴として抜擢。追い切りでは騎乗する松若が乗ってたとはいえ、格上のダンビュライトに先着。内枠からスムーズな立ち回りが出来れば。

キセキは神戸新聞杯ではスタート一息、その後もスムーズさを欠いた状況ながら、持ち味の末脚を伸ばして2着を確保。毎日杯で3着と素質の片鱗は見せていたが、夏場に連勝して来た地力強化を証明したと言える。胴が長い体型で折り合いさえ付けば距離は問題と思うが、中間は12キロ減った馬体の維持に努めてた感。この辺りがどう出るか。

ウインガナドルはラジオNIKKEI賞で2着に好走。続く新潟記念も大外枠から果敢にハナを切って自分のペースに持ち込んで4着。ハンデが軽かったとはいえ、中距離戦線では今後に目処が付いたと言える。道悪も重馬場の500万特別を逃げ切ってるように不問。一気の距離延長と決してこのレースに適してはいない逃げ脚質がどうかだが、内枠を引けたのは良い。

トリコロールブルーは日高特別で32キロ増だったが、マイナス10キロだった青葉賞からの回復分と成長分のモノ。実際、レースではプリンシパルS2着馬レッドローゼスとの一騎打ちを制する強い内容。血統的に長丁場は合うが、テンションが上がりやすく、イレ込みがキツくなると厳しい。明日の馬体重とパドックでの様子に注目したい。

アルアインは千両賞で秋華賞でも5着に粘ったカワキタエンカを下してる。ディープ産駒でも道悪を苦にしないタイプに加え、操縦性に優れてて折り合い面に関しては不安がない。追い切りでも3週連続併せ馬を行って意欲的に追われてる辺り、上積みも大きそう。あとは短距離志向が強い母系から来る距離不安を払拭出来るかどうか。

マイネルヴンシュはデルタブルースが勝って以降、妙に注目されるようになった九十九里特別でしぶとく勝利。上がりが速くなると用無しのタイプだが、時計が掛かる消耗戦になれば強いタイプ。線が細く、栗東滞在でテンションが高くなってる節があるが、当日落ち着いていればノーチャンスではない。

馬券の方だが、まずはダンビュライト軸の馬連と3連複。あと、ステゴ産駒4頭の馬連とワイドのボックスにステゴ産駒4頭を軸とした3連複フォーメーション。かなり買い目が多くなって自分の中では邪道な買い方だが、荒れると踏んでるのでかなり散らして攻めてみたい。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

富士S

◎エアスピネル
○クルーガー
▲ガリバルディ
△レッドアンシェル
△グランシルク
△ペルシアンナイト

エアスピネルは札幌記念のレースぶりから2000mですら長くなってるのは明らか。今回は適距離のマイルに戻るし、ある意味で最も強かったと言えるデイリー杯同様の道悪競馬。東京のマイル戦では勝ち切れてないが、東京新聞杯は瞬発力勝負で切れ負け、安田記念はスムーズさを欠いた。道悪なら極端に上がりが速くなる事はないし、ある程度前目を取るだろう。追い切りの動きも良く、ここは千載一遇のチャンス。

クルーガーは骨折の影響で1年ぶりの休み明けとなったマイラーズCは流石に息が持たなかった感じだが、それ以来の休み明けとなる今回は3週連続坂路で一杯に追われて前走より明らかに出来が違う。キンカメ産駒にありがちだが、完歩の小さいピッチ気味の走法で経験がない道悪適性がありそう。常識的には狙いづらいが、エアスピネル以外の有力所の道悪適性に疑問符が付くので。

ガリバルディはフットワークが大きく、道悪競馬はマイナスのイメージがあるが、条件馬時代は雨の不良馬場で3着とまるで不得手という感じはない。結果が出てないとはいえ、東京コースは脚質的に合う筈だし、2週連続追い切りで騎乗してる岩田に乗り替わっての藤原厩舎の叩き2戦目。ノメらなければ前走と同様のパフォーマンスが見られるかも。

レッドアンシェルはここまでの世代混合戦ではやや劣勢な3歳馬で能力が通用するか未知数だが、新馬戦は雨が降る稍重の札幌で4馬身差の圧勝。相手が弱かったのは確かだが、少なくとも道悪競馬には一定以上の適性がある。気性がカリカリしてるので輸送減りしないか気掛かりだが、それを乗り切れば。

グランシルクは良馬場での瞬発力勝負で力を発揮するタイプなのは確かだが、雨の重馬場だった京王杯SCでは3着。外枠から馬場の良い部分を通って脚を溜められれば極端に崩れる事はないと思う。戸崎から乗り替わって一発回答した田辺とのコンビ継続も心強い。

ペルシアンナイトは瞬発力が削がれたとはいえ、重馬場のシンザン記念で3着。得意ではないだろうが、泣きが入ってるイスラボニータや成長力に疑問符が付いてるサトノアレスやロードクエストよりも動ける印象。他に食指が動く馬もいないという消極的理由で押さえておく。

馬券はエアスピネル軸の馬連と3連複。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

今週のマヤノトップガン産駒(10月21日、22日)

10月21日
東京
7R3歳上500万下(ダート1600m)
オーシャンビュー
松岡正海(57.0)


10月22日
新潟
7R3歳上500万下(ダート1800m)
テイア
嶋田純次(55.0)




オーシャンビューは好走した前走と同じ条件。前走はレース運びに見どころがあったので復調してると思いたい。前走より相対的に相手強化されてるのがどうか。

シンガポールのデンジャーゾーンが明日出走。目処が付いてるポリトラックで走るので今回も好走を期待。

長らく音信不通だったメイショウアイアンとテイエムテツジンが帰厩。残り少なくなってる中央のトップガン産駒では力量上位なだけに、能力が落ちてないことを祈る。

先日、中央抹消となったマヤノパーチェムは地方へ移籍する模様。行き先はまだ未定だけど、兄オントロジーがいる名古屋辺りかなぁ。

テーマ : 競馬情報
ジャンル : ギャンブル

府中牝馬S回顧

クロコスミアとワンブレスアウェイのどちらを本命にするか迷い、コース適性や輸送を本命にした考慮して後者を選んだら、イレ込みがキツく、スタートで出遅れて前目を取れず、挽回しに行ったら引っ掛かるという「田辺、そりゃねーよ」とボヤきたくなる展開から直線で敢え無く失速して10着。それでヒモが1~3着独占のタテ目とか、まるで笑えない。

展開利を活かしてまんまと逃げ切ったクロコスミア。注文通りハナを切ると、2番手以下のプレッシャーも皆無な状況で3F~6F目を12秒台に落としてのマイペースの逃げ。直線入り口で一気にペースを釣り上げて後続を引き離しに掛かって2、3着馬の追撃を凌ぎ切った。
関東圏の輸送では減る傾向だったが、今回はプラス8キロ。渋った馬場の適性も高かったし、後続に全く競り掛けられねばラスト1Fも11.5で纏められる。今後も得意条件が揃えば侮れない。

2着ヴィブロスは最内枠もあって好位のインに付けて脚を溜める競馬。直線は前にトーセンビクトリーがいて、外からゲッカコウに被せられて内に押し込められる苦しい競馬。半ば強引にゲッカコウを押圧して進路を確保し、前を追ったが勝ち馬は捕らえ切れず。
騎乗してたのが戸崎とか福永であればフルボッコになったかもな苦しい競馬だったが、ドバイターフ以来で2走前の中山記念時より10キロ増と幾分余裕残し、勝ち馬より2キロ重い斤量、勝ち馬有利の展開を鑑みれば負けて強しと言える。2走ボケがなければ本番でも最有力候補だろう。

3着アドマイヤリードはスタートからすぐに後方に控えて折り合いに専念。力みかけてるのを宥める過程で後方2番手のインまで下がり、直線でもなかなか外へ持ち出せず。残り1Fでやっと進路を確保した時でもまだ後方2番手だったが、そこから回転の速いピッチ走法を追い上げて3着まで押し上げた。
何とか格好を付けた形だが、いくら休み明けでテンションが上がってたとはいえ、戸崎の騎乗は酷いの一言。反動が出そうな負担を強いる競馬以外の何ものでもなく、何でこんなに劣化してしまったのか情けなくなる。

クイーンズリングはスタートで飛び上がるようにゲートを出て出遅れ。向こう正面で集団の外へ持ち出し、いつでも動いて行ける位置を確保して末脚温存。直線大外から一瞬勢い良く伸びかけたが、最後に脚色が鈍って3着馬に伸び負け。
最後に脚色が鈍ったのは休み明けと不得手になった馬場適性の影響だろう。個人的には人気所で唯一自信を持って切る事が出来た馬だが、非根幹距離では程良く纏めて来る。エリ女は良馬場であればマークしても。

トーセンビクトリーは好スタートを決めて番手に付けようと思えば付けれた状況だったが、結局は3番手に控えていつもの折り合い重視な競馬。直線坂下で2番手に上がって勝ち馬を交わしに掛かったが、逆に突き放されて後続に捕まった。スロー上がり勝負となっては切れ負けするし、道中もプレッシャーを掛けるわけでもない公務員騎乗は福永らしいというか・・・

クインズミラーグロは2コーナーでアスカビレンにスペースを締められて位置取りを下げる不利。更にスローペースとなってしまって行きたがってしまい、スタミナを消耗して坂上で力尽きて失速。自分の競馬をさせてもらえずの敗戦で参考外。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

2017リーディングサイアー~10月15日現在~

1ディープインパクト
2キングカメハメハ
3ステイゴールド
4ダイワメジャー
5ハーツクライ
6クロフネ
7ハービンジャー
8マンハッタンカフェ
9アドマイヤムーン
10ゴールドアリュール
11ネオユニヴァース
12ブラックタイド
13エンパイアメーカー
14キンシャサノキセキ
15ゼンノロブロイ
16ルーラーシップ
17シンボリクリスエス
18サウスヴィグラス
19メイショウボーラー
20ヴィクトワールピサ




クロコスミアの府中牝馬S勝利でステゴが4年ぶりにJRA重賞年間二桁勝利、JRA通算900勝達成。更にオジュウチョウサンの東京ハイJ勝利も加算。

ディアドラの秋華賞勝利でハービンジャーがJRAGⅠ初勝利。更にモズカッチャンも3着に入り、アエロリットが馬群に沈んだクロフネまで900万強差に急接近。

日曜新潟4Rでメイショウマトイが勝利し、ヴィクトワールピサがJRA通算100勝達成。21位のシニスターミニスターとは6000万弱の賞金差があるので現時点で陥落する可能性は低いが、中堅以上が伸び悩んでるのでこれ以上のランクアップも微妙。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

秋華賞回顧

2000年に秋華賞トライアルとして創設されたものの、OP特別時代はショウナンパンドラ(この年は新潟開催)以外は連対なしとトライアルとして殆ど機能してなかった紫苑Sだが、重賞に昇格した途端に2年連続して勝ち馬を輩出。本番と同じ距離、コーナー4つのコース形態、ローズSより1週早く施行・・・【単なる数合わせ】と軽視するのは過去の話になるかもしれない。

春2冠は善戦止まりだったが、紫苑Sから連勝で混戦を制したディアドラ。スタート一息で後方からの競馬になった時は終了と思ったが、それを挽回して余りあったのが3~4コーナーでのコース取り。雨で重馬場に悪化した状況でルメールの選択は内。
経済コースを立ち回ったコーナリングで後方から好位集団の後ろに取り付き、直線でスムーズに外へ。残り1Fではまだ5、6番手にいたが、エンジンが掛かるとグイグイ伸びて2着馬との追い比べを制してゴール寸前で3着馬を交わし去った。
12キロ増だったが、中間の調整をしっかりやった上での増加。紫苑Sでは「勝つには勝ったが、この競馬では本番では届かない」と評したが、ひと夏越しての急成長は予想以上だったと言える。ルメールのヘッドワークも見事だったが、コーナー4つのコース形態に強いハービンジャー産駒らしい器用な立ち回りだった。

2着リスグラシューは出負け気味のスタートからジワッと挽回して中団の一角。ペースが流れたのもあって前半は折り合いに専念して脚を溜め、3コーナーから馬場の外を通って進出を開始。4コーナーで先団を射程内に捉え、直線もこの馬なりに伸びて来たが、勝ち馬に伸び負けしてゴール寸前で2着に上がるので精一杯。
スタートの出遅れもカバー出来たし、道中もソツのない立ち回りでこの馬の力は引き出せたと思う。ただ、絶妙すぎたルメールの立ち回りが一枚上手だった。力はあるのだが、どうにもあと一歩届かない。

3着モズカッチャンはスタートかジワッと行き脚を付けて好位のイン。道中はインペタの省エネ騎乗で3~4コーナーで外へ持ち出してロングスパートで4角先頭。そのまま押し切るかに見えたが、ゴール寸前で1、2着馬の強襲に屈した。
気持ち仕掛けるのが早かった気もするが、1~2コーナーで落鉄。追っ付け気味のスパートで最後のひと踏ん張りが利かなかったのはそのせいか。追い切りでは上積みを感じなかったが、やはり内回りは向いていた。

ラビットランはスタート五分もあって、道中は中団のインと、この馬にしては前目の位置取り。ただ、向こう正面から行きっぷりが悪くなって3コーナー手前で鞭が入る状況。4コーナーではかなり手が動いてたが、直線はジリジリと脚を伸ばした。
馬場にノメったとも取れるし、この馬は芝に転向してから外を回る競馬しかしてないので内で揉まれる競馬に嫌気を出したとも取れる。前走の反動はないと思ってたが、少なからずあったのかも。

カワキタエンカは好スタートを切ると注文通りハナへ。前半1000mを59.1と重馬場としてはかなり速いペースで引っ張るローズSと同じような展開。、3コーナーで幾分ペースを落として息を入れて直線に備えようとしたが、3着馬に早めに来られてしまって残り100mで力尽きた。負けはしたが、積極的な攻めの騎乗だったと思う。

アエロリットはカワキタエンカを先に行かせての番手と形としては概ね予想通りの位置取りだったと思うが、勝負所ではクイーンSに比べて行きっぷりが今一つ。直線入り口で3着馬に捲られるとカワキタエンカも交わせずに敢え無く失速。
10キロ減と輸送減りしたのも微妙に影響した感じだし、クロフネ産駒でも道悪はあまり得意ではなさそう。近いタイプと評したホエールキャプチャも道悪は空っ下手だったが、ウィークポイントまで似なくても良かったのに。

ミリッサは手前を替えた向こう正面から馬場にノメってしまって追走に手一杯。それでも直線はこの馬なりに脚を伸ばして8着に押し上げた能力の一旦は垣間見せた。裏街道で3連勝してたリカビトスはスタートで出遅れてしまい、勝負所ではノメって勝負に参加出来ず。2頭共、良馬場の自己条件で見直したい。

ファンディーナは好スタートを切って2、3番手からレースを進める定石通りのスタイル。折り合いは付いていたが、4コーナーで手応えが怪しくなって逆噴射。道悪が堪えたのは確かだし、やはりあの調教では中身が出来てなかった。あの皐月賞1番人気は一種の厨二病的な産物から生まれた黒歴史となってしまいそうだが、果たして復活はあるのだろうか?

道悪で波乱がありそうな様相だったが、1、2番人気が飛んだ以外は上位人気で決着。しかしまぁ、軸さえ間違わなければ取れた馬券を取れずのタテ目は何度経験しても溜息しか出ない。凱旋門賞以降はまた悪い流れに入ってしまった感じ。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

オーストラリアで躍動する日本からの移籍馬達

凱旋門賞、ドバイWC、香港国際競走等、近年は日本馬の海外遠征に伴ってテレビ中継が定番となり、昨年からGⅠレースに限るが馬券も買えるようになった。タイキシャトルやエルコンドルパサーの活躍が歴史的快挙として取り上げられた20年程前に比べて、日本の競馬ファンにとって海外競馬はかなり近しい存在になったと言える。

とはいえ、欧米や香港に比べてオセアニアは未だに別世界の話というか、何処か一段低く扱われてるのは否めない。デルタブルースとポップロックがワンツーを決めたメルボルンCはそれなりに取り上げられた気がするが、アドマイヤラクティの快挙後の客死やリアルインパクト、ハナズゴールのGⅠ勝利等はあまり扱いは大きくなかった気がする。
まぁかく言う俺も少々思い入れがあったアドマイヤラクティの客死は取り上げたが、他の遠征馬に関しては書く暇と集中力がなかったのもあって殆どスルーしててどうこう言える立場ではないが、それなりには海外競馬にアンテナを張ってる(あくまでそれなり)。秋華賞の予想を優先したが、昨日のオーストラリアへ移籍した日本馬の活躍は把握してるので書く暇が出来た今触れる事にする。

まずは昨年4月にオーストラリアへ移籍してたトーセンスターダム。当初は2年連続となるクイーンエリザベスSに出走予定だったが、鼻出血を発症して出走を断念。しかし、帰国せずにそのまま登録抹消してオーストラリアへ移籍という変わり種な経緯を持つ。
一昨年の遠征時にGⅠで2、5着と一定の適性を見せており、昨年9月に鼻出血から復帰してGⅠGⅡ戦で4、2、2、5、3、6着と善戦はすれど、あと一歩の成績が続いていたが、昨日のトゥーラックHではトップハンデを背負いながら中団待機からの差し切り勝ちを決めて移籍7戦目で初勝利がGⅠ制覇。
個人的には内ラチに激突してたダービーが最も印象に残ってるが、あれから3年経って異国の地でGⅠ制覇とはなかなか波乱万丈な競走生活を送ってるなとつくづく。ディープインパクト産駒はオーストラリアではミッキーアイルやリアルインパクトがシャトル種牡馬として繋養されてるし、この勝利でトーセンスターダムの種牡馬入りの可能性も現実味を帯びて来るかも。

そして、芝レースで世界最高賞金額のレースとして新設されたジ・エベレストに出走したブレイブスマッシュ。体型がマイラーからスプリンター仕様になりつつあったオーシャンSでは初の1200m戦ながら、今後に目処が付く4着。左回りの高松宮記念では大穴候補に考えてたが、突然のオーストラリア移籍でガッカリしたのが半年前の話。
スプリンターとしての資質を見せたのもあってか、オーストラリアでは1200m戦オンリーで2、1、2着。ただ、3戦共リステッドレース(日本で表記するなら準重賞)でGⅠ馬7頭が出走したジ・エベレストでは完全に格下扱いだったが、ブリンカー装着の効果があったか、後方待機から直線で上手く馬群を捌いて末脚を伸ばして3着に健闘。
移籍初戦の勝ち馬はヴェガマジック(メムジーSでトーセンスターダムを下してGⅠ勝利。ジ・エベレストでも2着)だったし、ひょっとしたらという可能性はあったわけだが、中身の濃い3着。ガチでGⅠを勝つ可能性があるんじゃないだろうか?
ディープ産駒のトーセンスターダムと違ってブレイブスマッシュはトーセンファントム×トウカイテイオーという、何ともレトロな血統。トウカイテイオーの大ファンだった俺としては、父系の消滅濃厚なトウカイテイオーの血がオーストラリアで残る事になったら泣くぞ。
さて、ジ・エベレストだが世界最高賞金額を謳ってるだけあって、3着でも日本円で7000万弱相当の賞金がもらえる。まだGⅠの格付けはなされてないが(因みにアロゲートが勝ったペガサスWCはドンHのリニューアルという体裁を取ったので新設早々いきなりGⅠに格付け)、正式にGⅠレースとなれば数年の内に日本馬の遠征が実現するかもしれない。

中央競馬からの移籍と聞くと、例え移籍先が海外でもどうしても都落ちの印象が付き纏ってしまうが、トーセンスターダムやブレイブスマッシュの活躍を聞くとそうした認識は改める必要があるだろう。中距離、長距離の重賞戦線で活躍してたアンビシャスやアドマイヤデウスもオーストラリアへ移籍しており、今度は中長距離の重賞で吉報が聞かれるかもしれない。

追記
と思っていたら、コーフィールドCに出走予定だったアドマイヤデウスは調教中に靱帯断裂の重傷。競走馬として復帰はおろか、予断を許さない状況らしい。せめて一命を取り止めてほしいが・・・

テーマ : 競馬【話題・ニュース・情報】
ジャンル : ギャンブル

秋華賞

◎アエロリット
○リスグラシュー
▲カワキタエンカ
△ミリッサ
△ディアドラ
△ラビットラン

アエロリットは「ホエールキャプチャに近い」と評したように、スピードの持続力と持久力を高レベルで備えたタイプ。瞬発力勝負になると切れ負けするが、機動力の高さが活きる京都内回りは条件的に向く。クロフネ産駒は2000mから甘くなりやすい傾向だが、最内枠を引いた事でごまかしが効くと思う(ホエールキャプチャも3着)。クロフネ×ネオなら馬場が渋ってもこなせるだろう。1週前は長めから追われて好時計をマークし、最終追い切りでも馬なりで坂路52秒台。仕上がりも万全。

リスグラシューはローズS時もある程度仕上がっていたが、この中間は更に熱心に追われてる。1週前は武豊を乗せて51秒台をマークし、最終追い切りでも上がり重点ながら52秒台。スタンド前発走で奇数枠、脚質的に桜花賞みたく位置を取りに行かないと展開が向かなさそうと不安要素もあるにはあるが、これだけ意欲的な調教を積める辺り今は余程出来が良いのだろう。一連の重賞戦線で掲示板を外してない力量からも対抗以下には落とせない。

カワキタエンカは何度か触れてるように、ディープよりもクロフネが強く出て多少馬場が渋っても苦にしないタイプ。逃げ先行馬にはキツい条件だったローズSで2着に粘ってるしぶとい先行力は内回りの条件に適してると言えよう。調教で時計を出すタイプではないが、2連連続坂路で自己ベストを更新。ノリから北村友に乗り替わって上手くペース配分出来るか微妙だが、単騎で行けそうな展開利が味方すれば。

ミリッサはあと1Fの距離延長がどうかだが、ダイワメジャー産駒はスピードの持続力が活きて来るのか京都2000mは相性が良い。ましてや、シンハライトの半妹で母父シングスピールなら多少馬場が渋っても問題ないだろう。ローズSは経験がなかった内で揉まれる競馬で怯む場面もあったが、リスグラシューと僅差の勝負。中間も追われてからの反応が良く上積み十分。スムーズに立ち回れば。

ディアドラは紫苑Sでは辛口な寸評に終始したが、着差以上に強い競馬をしたのは確か。大味な競馬だったとはいえ、コーナー4つの小回りを経験して勝ち切ってる点は少なからず評価出来る。ハービンジャー産駒の割には切れる脚を使えるタイプで馬場が渋っても問題なさそう。追い切りでは手前を替えてからの伸びが力強く、出来の良さが窺える。

ラビットランは脚質的に良いとは思えない内回りの2番枠、あと1Fの距離延長が体型や血統的にどうかと思うが、月曜に坂路で自己ベストをマーク。最終追い切りは軽めに終始したが、手先の軽いフットワークで激走の反動はなさそう。本当は買うつもりはなかったが、他の馬に食指が動かなかったので押さえで。

ファンディーナはローズSに5本の追い切りをこなしては来たが、速い時計を一本も出してない。最終追い切りはCWから長めを追って負荷を掛けてはいるが、期待してた程の上積みは感じなかった。ローズSより状態が上向いてるのは確かだが、完調にはあと一歩という感じ。

モズカッチャンはスタンド前の発走を考慮して追い切りをセーブしてた節はあるが、それでも中間の時計の出し方に物足りなさが残る。他の有力馬が上積みや出来の良さを窺えるのに対して現状維持というか、あまり変わり身を感じない。タイプとして条件は向くが、あまり買う気になれなかったので。

紫苑S回顧では穴として好評価を与えた2、3着馬だが、よりにもよって17、18番枠と大外。余程力量が抜けているのなら兎も角、この枠では手を出しづらい。道悪適性の高さでメイショウオワラもチラッと考えたが、2000mは流石に長いと思うので。

馬券はアエロリット軸の馬連と3連複。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

府中牝馬S

◎ワンブレスアウェイ
○クロコスミア
▲ヴィブロス
△アドマイヤリード
△クインズミラーグロ

ワンブレスアウェイは1800mは4戦3勝2着1回、東京コースは8戦2勝2着4回と好相性。夏の福島以来の休み明けだが、7本時計を出しており乗り込み量は十分。半姉にタガノエリザベート、全姉にキャットコイン、半妹にロックディスタウンと重賞馬揃い。キャットコインは早熟だったが、この馬は姉と違って奥手傾向。道悪適性は未知数だが、前目に付けれる脚質なので適性があれば。戸崎から田辺への乗り替わりも魅力。

クロコスミアは重馬場の未勝利戦を勝ち上がり、ローズSでは直線であわやの2着、途中からハナを切った阪神牝馬Sでも4着と道悪適性の高さは折り紙付き。既に重賞実績もあって昇級は形だけ。ゲッカコウとの兼ね合いになりそうだが、ハナを切ってしぶとさを活かせれば。あとは輸送による馬体減に注意したい。

ヴィブロスはドバイターフ以来の休み明けだが、同厩のシュヴァルグラン、トリコロールブルー、ポポカテペトルと入念に併せ馬を行って格好を付けられる状態には仕上がってる印象。東京は初だが、メイダンや中京でのレースぶりから左回りは問題ない。ドバイターフは稍重で勝っており、道悪も問題ないだろう。

アドマイヤリードはクイーンSで崩れたが、小回り適性がなかっただけ。重馬場の阪神牝馬Sで2着に来てるようにピッチ走法の追い込み馬で道悪適性は既に実証されている。ただ、ヴィクトリアマイルは上手くクリア出来たが、輸送減りしやすい傾向なので420キロを切るようなら危ういかも。ルメールから戸崎への乗り替わりも微妙なので4番手まで。

クインズミラーグロは一連の牝馬限定重賞で3、3、3、2、3着と常に好走。ヨーイドンの瞬発力勝負には向かないタイプだけに、馬場が渋るのはパンパンの良馬場よりも合うだろう。同条件の条件戦を勝ってるように左回りも不問。あとはゲートが安定しない弱点を出さなければ。

馬券はワンブレスアウェイ軸の馬連と3連複。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

マヤノトップガン産駒の情報

まずは先日の金沢競馬で復帰したバルタンセージ。スタートから果敢にハナを切り、付いて来た馬を潰して(逆ワンツー)後続に6馬身差の楽勝。流石にB級では能力が違いすぎてた嬉しい誤算w

マヤノパーチェムが今日付で登録抹消。前走が9頭立ての最下位だったし、負け方も見どころのない内容。見切られても仕方ない。お疲れ様m(__)m

トラキチシャチョウは一旦放牧。夏場から秋口はどんどん期待が萎んでしまったが、これまでのキャリアで良績は冬に集中。立て直しての巻き返しを望みを繋ぎたい。

今週は出走馬がいないので代わりにトップガン産駒の主だった牝馬の繁殖情報でも。

まずはハロースピード。トップガン産駒の牝馬の出世頭だが、夢の配合だったフクノハイスピードは未勝利。フクノクオリアは春の放牧中にタマを抜かれたが、復帰してからの成績は上がらずと期待に応えたとは言い難い。今年の1歳馬の父はベルシャザール、当歳馬の父はグランデッツァ。

マイネディアマンテ。3代母に70年代後半の快速牝馬メイワキミコ。半兄に中山大障害を勝ったキングジョイ。繁殖では平地4勝・障害3勝のマイネルアダマス、準OP馬マイネルジェイドを輩出。今年の1歳、当歳馬の父はモンテロッソ。

ダイタクアズミット。半兄にダイタクリーヴァ、ダイタクバートラムがいるスタイルパッチ系。中山グランドJで2度の4着があるシャイニーブラックを輩出。今年の1歳馬の父はスクリーンヒーロー、当歳馬の父はヘニーヒューズ。

ジョイフルスマイル。中央地方問わずデビューした産駒は全て勝利を挙げている。今年の2歳馬エターナルフォースの父はディープブリランテ。

アストレアピース。現役の母父トップガン産駒No.2ワンダーリーデルを輩出し、今年の2歳馬ノーブルバルカンは新馬勝ち。今年の当歳馬の父はストロングリターン。

ブライアンズソノ。母父トップガン産駒の出世頭ブラゾンドゥリスの母で遡ればレギュラーメンバー、カネツフルーヴを輩出したロジータの一族。残念ながら、ブラゾンドゥリスを最後に用途変更されており、後継の繁殖牝馬も不在で牝系は断絶。

テーマ : 競馬情報
ジャンル : ギャンブル

京都大賞典回顧

武豊が自身が持つ同一重賞最多記録を9に更新し、同時に前人未到となるJRAGⅡ100勝目。日曜の競馬コンシェルジュで最も見たい菊花賞としてダンスインザダークの菊花賞が流れたが、それを彷彿とさせる目の覚めるようなイン突きだった。

記録更新のパートナーとなったスマートレイアー。スタートに両隣から挟まれる不利を受けて後方からの競馬になったが、元々溜める作戦だったらしく折り合いに専念。勝負所でも動かずに我慢し、直線で迷わず最内へ。スルスルと馬群をすり抜けて先に抜け出した2着馬を差し切った。
牡馬相手の2400mは分が悪いと軽視したが、一気にペースが上がった勝負所でも動かずに溜めに徹して牝馬特有の切れを引き出せたのと内が伸びる開幕週のトラックバイアスが噛み合った。とはいえ、この距離でここまで切れる脚が使えるとは驚き。

2着トーセンバジルはスタートから出して前を取りに行って好位のインに付ける積極策。スタンド前では少し力んたが、ペースが流れたのもあって道中の折り合いはスムーズ。直線も溜めた分だけしっかり脚を伸ばして先頭に立ったが、ゴール前で勝ち馬の強襲に屈した。
勝ち馬の決め手が一枚上手だったとはいえ、これまでは後方から差すスタイルで展開に左右される傾向にあったこの馬が位置を取って終いも伸び切った点で収穫の多い1戦。メンコを外した事が功を奏したか。

3着シュヴァルグランはスタート直後のゴチャつきで最も不利を受ける形となって後方2番手から。3コーナー手前から外目を回って捲り気味に進出したが、坂の下りで前のハッピーモーメントの動きを気にして一旦控えてから再度動く羽目になり、直線で伸びては来たものの逆転までには至らず。
1、2着馬は内目をピッタリ回って来たのに対し、スタートの不利と3~4コーナーのタイムロス、ましてや一気にペースアップしたところで位置を上げているのだから強い競馬をして負けたと言える。これで評価を下げるのは禁物。

ミッキーロケットはスタートをマトモに出ると(結果として勝ち馬に不利を与えたが)楽な形で中団に付けて折り合いに専念。直線では内へモタれる面はマシであったが、上がり勝負となって上位馬とは決め手の差が出る形。
苦手の上がり勝負となってしまったし、プラス6キロと幾分馬体に余裕があった分、勝負所のペースアップでスッと動いて行けなかった。ただ、当面の課題をひとまずクリアしたのは収穫。

マキシマムドパリは大外から好スタートを決めてサッと2番手。折り合いも付いて流れには乗れていたが、4コーナーで手応えが怪しくなって直線で失速。2400mは長い。フェイムゲームは道中は勝ち馬と同じような位置取り。勝負所で動いた3着馬に付いて行こうとしたが、思うように上がって行けず。直線も流れ込む程度。平坦で上がりが速くなりやすい京都は根本的に向いてない(一昨年の天皇賞は散水の影響で馬場が重たくなったから浮上出来た)。

サウンズオブアースはスタートのゴチャつきはあったが、内からジワッと挽回して中団の一角。折り合って脚を溜めているかに見えたが、直線は外のフェイムゲームに被せられたのもあったとはいえ、全く伸びる気配なく終了。
途中で鞍上が戦意喪失したとはいえ、良い頃の状態であればフェイムゲームを弾き飛ばせた筈。追い切りでは良さそうに見えたが、夏の札幌記念から始動したのが結果的に良くなかったか。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

2017リーディングサイアー~10月9日現在~

1ディープインパクト
2キングカメハメハ
3ステイゴールド
4ダイワメジャー
5ハーツクライ
6クロフネ
7マンハッタンカフェ
8ハービンジャー
9アドマイヤムーン
10ゴールドアリュール
11ネオユニヴァース
12ブラックタイド
13エンパイアメーカー
14キンシャサノキセキ
15ルーラーシップ
16ゼンノロブロイ
17シンボリクリスエス
18サウスヴィグラス
19メイショウボーラー
20ヴィクトワールピサ




丸3ヶ月重賞未勝利だったディープが3日開催の3重賞で怒涛の3タテ。年間重賞勝利数を13とし、キンカメをぶっこ抜いて単独トップに。

一方、ぶっこ抜かれたキンカメは月曜東京9Rでブルックデイルが勝利し、JRA通算1600勝達成。ノーザンテースト、サンデーサイレンス、ブライアンズタイムに続いて史上4頭目。

3日開催で3勝を挙げたステゴがJRA年間勝利数を117勝とし、自己最多記録を更新。JRA通算900勝まであと3勝。

土曜東京10Rでネイチャーレットが勝利し、タニノギムレットがJRA通算500勝達成。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

南部杯回顧

逃げか追い込みかの中央勢の中で自在に立ち回れそうな強みがあったゴールドドリームを軸にしてみれば・・・スタートで鞍ズレでもしたんじゃないかというくらい川田の上体が起き上がった時点で馬券は諦めた。3コーナーで漸く速力の遅い地方勢を追い抜きはしたが、その時点でかなり脚を使ってる状況では掲示板確保が精一杯。
芝スタート以外のコースではスタートの出が良くない傾向なのは認識してたが、悪くても中央勢の後ろには付けれると思ってたので競走中止かと見紛う出遅れをカマされては無理ゲー。尤も、急仕上げと判断した勝ち馬無印と、どちらにしろ外れなので大して腹は立ってなかったりする。川田を軸にした俺が悪いで済ませとく。

久々の田辺とのコンビ復活となったコパノリッキー。スタートの一完歩目は甘かったが、ゴールドドリームと違って挽回が利いて道中は3番手から。4コーナーで持ったまま2番手に上がって先頭に並び掛け、直線も残り1Fから満を持して追い出して先頭に立ち、2着争いを尻目に完勝。
10キロ増で急仕上げに見えたが、当面のライバル・ゴールドドリームは出遅れ、キングズガードとカフジテイクは追い込み一手の1400専用機、ベストウォーリアは峠を越えた状態では先行さえ出来ればどうにかなる面子と今になって冷静に分析。肝心な場面で田辺を信頼出来なかった俺が悪いとしか。
これでホッコータルマエ以来となるGⅠ10勝目。マイルを超えると詰めが甘くなってるし、年齢的にそろそろ引退して種牡馬入りの可能性も現実味を帯びて来る。これ以上の上乗せは微妙な気もするが、田辺とのコンビが継続するのであれば馬券では押さえたい。

2着ノボバカラはスタートを決めると迷う事なくハナへ。ウインフルブルームに突かれはしたが、久々の逃げでも道中の行きっぷりは良く4コーナーでも余力十分。勝ち馬には一気に交わされたが、追い縋る3着馬の追撃は抑え切った。
出遅れ続きで距離も明らかに長いと思われたこの馬の激走は紛れもなくペプシ吉原の手腕によるもの。スタートを決めて行き切ってしまえば或いはと思ってたが、その通りの完璧な騎乗。JBCスプリントもペプシが乗るのあれば。

3着キングズガードはこの馬なりにゲートを出て序盤は好位集団の後ろ。小回りを見越してか、道中から早めに前を追って位置取りを上げて行き、直線は左回りでモタれる悪癖を出したが、修正しつつしっかり脚を伸ばして2着馬に詰め寄った。
WASJでは大口叩いてスベった中野省吾だが、少々クセがあるこの馬をテン乗りで乗りこなして面目躍如。修正に追われて鞭を殆ど使えない状態で良く追い上げた。この馬の距離適性を把握した(もう少し短い距離の方が良いとコメント)のも流石。

カフジテイクは序盤は勝ち馬を見ながら好位の外目。3着馬よりも前の位置を取れたが、勝負所でズブさを出して置かれてしまい、直線もそれなりに脚を伸ばして来たが、勝負所で開いた差を挽回するまでには至らず。まがりなりにも小回りに対応出来た3着馬と違い、やはりこの馬はワンターンのコース形態専用。

ベストウォーリアは好位のインに付けて絶好位に付けたと思ったが、4コーナーでバテて下がって来たウインフルブルームと接触して馬が戦意喪失した模様。とはいえ、勝負所で追い込みの3着馬に先に出られてる辺り、ここぞの場面で出たなりの競馬しか出来なくなってる戸崎の劣化ぶりも酷い。馬自身の能力の衰えも隠せなくなっていたが。

田辺・ペプシ・中野と福永・川田・戸崎・・・純粋にどちらのグループを買いたいかと聞かれれば圧倒的に前者。馬の能力ではなく騎手買いしていれば取れたレースだったなぁ。ノボバカラなんてペプシでなければ絶対買い目に入れてないし。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

マヤノトップガン産駒の成績(10月8日、9日)

10月8日
東京
7R3歳上500万下(ダート1600m)
オーシャンビュー
5番人気3着

京都
6R3歳上500万下(ダート1800m)
マヤノパーチェム
9番人気9着


10月9日
東京
12R3歳上500万下(ダート1600m)
テイア
16番人気13着




オーシャンビューはいつになくスタートが決まって中団前目からの競馬。勝ち馬には一気に交わされたが、追い出しを待ってしっかり脚を伸ばせた。勝ち馬以外は貧弱な面子だったのは確かだが、復調の足掛かりは掴んだかな?




週末の特別登録馬はいません

バルタンセージが明日の金沢競馬で復帰。B級に降級したとはいえ、ブランクがあるし騎手は減量の若手。まずは走らせての様子見かな。

テーマ : 競馬情報
ジャンル : ギャンブル

毎日王冠回顧

逃げ馬不在、行き脚が速くて最内枠。カンパニーやスーパーホーネットに差されたウオッカのように逃げて差される展開も一つの可能性として予測出来たので対抗に止めたソウルスターリングだが、掲示板にも載らずに馬群に沈むとか流石に予想出来なかった。

スタートの一完歩目が幾分甘く、促して行ったら完全に抑え切れずに押し出されてハナを切る形。それでも、中盤はペースを落として無様な形にはならなかったが、直線では左手前を替えて伸びかけたものの、すぐ右手前に戻してしまい、勢いを失って失速。
慣れない逃げというのもあったが、3コーナーからダイワキャグニーに被せられ続けて馬が嫌気を出したのかもしれない。この馬は直線では手前を替えると真っすぐ走らずに内か外へ切れ込む傾向があるが、今回は外から被せられての内ラチ沿いにいた事でそれが出来ず。外を回って末脚を伸ばす形でこその馬だろう。この1戦で見限るのは早計。

昨年のドバイターフ以来、1年半ぶりの勝利を飾ったリアルスティール。道中は先行集団からやや離れた中団に付けて折り合いに専念。直線坂下まで動かずに脚を溜めに溜め、追い出されるとグイグイ伸びて残り100mで先頭。追い縋る2着馬を最後まで抜かせなかった。
追い切り段階から出来の良さが窺えたが、1度追い切りに乗ったデムーロも手応えを感じてたのだろう。道中は後方の位置取りを確認する余裕があったし、追い出しもギリギリまで溜めて持ち味の瞬発力を引き出す事に専念してた。完璧の一言に尽きる。
ただ、デムーロはサトノクラウンで天皇賞に向かう事が確定しており、BCマイルに向かうプランがあるとか。物見遊山大好きな矢作だし、鞍上の兼ね合いからも遠征に向かう公算が高そう・・・と思ってたら、検疫等の準備期間が短いとの事で天皇賞に向かうらしい。
2着サトノアラジンは出たなりのスタートから控えて中団の外目。前に壁は作れなかったが、ペースも程良く流れたのもあって折り合いはスムーズ。直線は勝ち馬の斜め後ろからしっかり脚を伸ばして追い縋ったが、最後まで優位に立てなかった。
今更という感じがした1800m戦で軽視したが、シンプルに馬群の外から追い込む安田記念と同じパターンになった事で川田の腕っ節の強さが活きた。単純に後方に控える=馬に競馬を教え込ませると勘違いしてる川田だが、やる事がシンプルなら手強い。

3着グレーターロンドンは一完歩目が甘かったのもあって、道中は中団後方に控えて折り合いに専念。4コーナーまで動かずに脚を溜めて直線入り口で大外。坂上まで中団の外だったが、そこからジワジワ伸びて3着争いに競り勝った。
仕上がりにやや不安はあったが、見せ場を作った安田記念同様に能力の高さを改めて示した。距離延長もこのくらいまでなら問題なくこなせそう。賞金的に秋GⅠ出走は微妙な気がするので適当なレースで本賞金を稼ぐ必要アリ。

ダイワキャグニーはスタートから促して前を取りに行ったが、ハナに立つのを嫌ってソウルスターリングを先に行かせての番手。3コーナーから先頭に並び掛けてプレッシャーを掛け、ソウルスターリングが失速した後もしぶとく踏ん張った。
坂でモタれはしたが、やはりこの馬は左回りの方が良い。休み明けの世代混合戦もあって手が回らなかったが、ダービー惨敗の後遺症も見られず。左回りの中距離戦でなら今後も要注意。

マカヒキはスタートは甘かったが、ウチパクらしく追っ付けて挽回して道中は好位の後ろ。折り合いは付いていたが、4コーナーから手が動き出し、直線でも前にヤングマンパワー、外にウインブライトがいてスムーズさを欠いた状況。
前が空いた坂上から盛り返して来たが、(地味に良い脚を使ってたが)ワンアンドオンリーに詰め寄られてる状況では先々は決して楽観視出来ない。取りあえず、ウチパクとは根本的に手が合ってないのは判った。

アストラエンブレムはスタートで出遅れて道中は離れた最後方。上がりが速くなる展開でその位置にいては届くわけもなく。最後は内にササってたのは確かだが、やはり今の戸崎は重賞ではただのポンコツと化している。

リアルスティール本命は良かったが、サトノアラジンが距離をこなしたのとソウルスターリングが崩れたのは予想外。これなら単勝で勝負すべきだったなぁ。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

南部杯・京都大賞典

JRA3日開催につき、(即PATは未加入なんで)馬券が買う事が出来る南部杯も買ってみる。

南部杯
◎ゴールドドリーム
○カフジテイク
▲キングズガード
△ベストウォーリア
△ノボバカラ

ゴールドドリームは根本的に力の差がありすぎたドバイWCと距離が長かった帝王賞では崩れたが、左回りのマイル戦であれば話は違う。休み明けになるが、ここに照準を定めて乗り込んで来て仕上がりも良い。他の中央馬が極端な脚質の中、何処からでも動ける自在性を信頼したい。

カフジテイクは後方一気の脚質故に盛岡のコース形態が合うか微妙ではあるが、地方馬との力の差がある地方交流重賞では中央の追い込み馬でも中団から運べる。1400m専用機でマイルでは切れが落ちるのは確かだが、このメンバーであれば。

キングズガードは左回りではモタれる癖があるが、プロキオンSではハミを替える等の工夫を凝らしてこれを克服。この馬もカフジテイクと同様にワンターンのコース形態に強い1400m専用機ではあるが、黒船賞で地方競馬は経験済み。

ベストウォーリアは南部杯を連覇、フェブラリーS、かしわ記念で2、3着等、左回りの1400、1600m戦では抜群の安定感。ただ、さきたま杯では辛うじて3着を死守と年齢的な衰えが指摘される内容。最近の戸崎の劣化具合も気掛かりだし、ここは4番手まで。

穴で面白そうなのがノボバカラ。今年は出走した3戦全て出遅れ。距離もOP入りしてからはスプリンター仕様となっててマイルは明らかに長い。普通なら消しなのだが、ペプシを起用した事で無視出来なくなった。マトモにゲートを出れば或いは。

コパノリッキーは右膝関節炎で帝王賞を回避した影響が残ってるのか、追い切りの動きは如何にも急仕上げで万全の状態には程遠く見える。田辺とのコンビ復活で食指は動きかけたが、完調手前でこの人気では手を出しづらい。

馬券はゴールドドリーム1頭軸の3連複。それとゴールドドリーム1着固定の3連単流し馬券も買う。

京都大賞典
◎シュヴァルグラン
○サウンズオブアース
▲ミッキーロケット
△トーセンバジル

シュヴァルグランは宝塚記念で8着と崩れたが、馬場を考慮した慣れない逃げの手が裏目に出て後続に突かれて早々とスタミナを消耗。今回は他に行きそうな馬がいるので好位からの立ち回りになるだろう。昨年よりも早い帰厩で乗り込み量も豊富。1週前はヴィブロスと併せ馬を行い、最終追い切りでも上々の動き。普通に立ち回れば連は外すまい。

サウンズオブアースは過去2年と違って札幌記念を叩いての出走。小回りの2000mから京都外回りの2400mに替わるのは明らかにプラスだし、他の有力馬と違って夏に使われてる強みがある。札幌記念時も追い切りの気配は良かったが、調教スタイルを変えても相変わらず見栄えのする動き。立ち回り次第では逆転まで。

ミッキーロケットは重賞初勝利を飾った日経新春杯以降は精彩を欠いているが、京都記念は出遅れて後手に回り、大阪杯は二の脚が付か無くて流れに乗れず、宝塚記念は内にササってマトモに追えず。走ってみないと判らないタイプだが、スムーズに運べれば日経新春杯くらいは走れる筈。

トーセンバジルは新潟記念では7着と崩れたが、2000m1分57秒台の高速決着はこの馬向きの条件と言えず。2400mに距離が延びるのは歓迎のクチ。京都の相性は今一つだが、究極の消耗戦となった天皇賞以外は本格化する前しか走ってない。他力本願な部分はあるが、叩かれての変わり身に期待。

スマートレイアーは京都記念2着の実績があるとはいえ、牡馬相手の2400m戦はスタミナ面でも末脚の切れでも分が悪いと見る。掲示板には載りそうだが、馬券圏内まではどうか。フェイムゲームは上がりが掛かる消耗戦で浮上するタイプでフラットな京都の開幕週に向く印象はない。2400mですら幾分短く感じるステイヤーだけに、上がりが速くなりそうなここは?

馬券はシュヴァルグラン・サウンズオブアースの馬連とシュヴァルグラン1頭軸の3連複。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

毎日王冠

◎リアルスティール
○ソウルスターリング
▲グレーターロンドン
△マカヒキ
△アストラエンブレム

リアルスティールは中山記念後、鼻出血でドバイターフ出走を断念。その後は春シーズンを全休して立て直しを図った効果もあってか、1週前は坂路で49.6の猛時計を叩き出し、最終追い切りでも馬なりで併走馬を千切って好気配。夏バテでぶっつけとなった天皇賞時よりも出来は良い。全3勝を挙げてるこの距離なら巻き返せる。

ソウルスターリングは初の世代混合戦で力関係が鍵だが、53キロと斤量面では優位。雨予報で馬場悪化も懸念されたが、同条件の牝馬限定の500万で1分48秒フラット。良馬場に回復するであろう明日はオークスを好タイムで勝ってるこの馬向きの馬場になりそう。追い切りも馬なりのまま楽に併入と動ける仕上がり。

グレーターロンドンは昨年秋から5連勝で一気にOP入りした上がり馬。爪の不安でぶっつけでの出走となった安田記念で連勝は止まったが、見せ場十分の競馬で勝ち馬から0.1秒差の4着と能力の高さを示した。マイル以上の距離は久々だが、500万で勝ってて守備範囲内。仕上がりにやや不安は残るが、それでも大きくは崩れまい。

マカヒキは今年の上半期は3、4着と期待に応えたとは言い難いが、全姉ウリウリもそうだったが、この兄弟は年を重ねると距離適性が短くなる傾向。故に今のマカヒキは2000m以下の中距離戦がベストディスタンスなのかもしれない。追い切りもまずまず動けてるし、内で上手く脚を溜められれば。

アストラエンブレムは重賞で連続2着。前に行く競馬も差す競馬も出来るが、先頭に立とうとすると自らブレーキを踏んでしまう悪癖があって詰めの甘さに繋がってる。とはいえ、左回りでは3着以下を外しておらず、1800mという距離も折り合い面を考えれば2000mよりもレースはしやすい。戸崎に替わったのはマイナスだが、このメンバー相手でも。

今回はリアルスティール・ソウルスターリング2頭軸の3連単マルチで。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

人に恵まれなかった不遇のスプリンター・ビッグアーサー引退

「子は親を選べない」という言葉があるが、それを競馬の世界に置き換えるなら「サラブレッドは自らに携わる人を選べない」ってとこだろうか。育成、調教、レース・・・携わる人次第でそのサラブレッドの競走生活、ひいては引退後の余生の処遇が大きく変わる事になりかねない。
先週を以って3歳未勝利戦が終了したわけだが、それ相応に競馬に詳しくなる(なったつもり)とPO馬とか注目してた血統馬とかが未勝利で登録抹消の憂き目に遭うと「この厩舎でなければ・・・」「この騎手でなければ・・・」と口さがない事を思った人は多いだろう。

パレスショットガンを知ってる人は熱心なマヤノトップガンファンくらいしかいないだろう。3歳年明けの新馬戦を勝ち上がり、芝では結果が出ずに春~秋を棒に振ったが、暮れにダートで復帰すると4戦3勝とあっという間にOP入り。
当時はトップガン産駒でメイショウトウコンが豪快な捲り差しを武器に重賞戦線で活躍してた頃であり、パレスショットガンには「第2の闘魂になれるのでは?」と大いに期待したものだが・・・重賞初挑戦となったマーチSで10着に敗れると、その後は休養→復帰も凡走→休養を繰り返して引退。
今は亡き小島貞博厩舎に所属した事で主戦が娘婿というだけで乗せてもらえた田嶋翔だったのが運の尽きだった。スタートでいつも出遅れ、途中から強引に捲るという馬の能力任せな騎乗に終始し、競馬を全く教え込ませなかった。調子が良かった頃でさえ「こんな大味な競馬ではいつか壁に当たる」と某掲示板で不満をぶちまけていたが、事実その通りの結末となった。「厩舎と騎手が違っていれば・・・」と心底思った。まともな厩舎であれば重賞に手が届いてたかもしれない素質馬だった。


ビッグアーサーはGⅠ馬となり、引退後もサクラバクシンオーの後継種牡馬として第2の馬生を過ごせるだけパレスショットガンよりは遥かに恵まれてると言える。しかし、この馬も厩舎と騎手が違っていれば、その実績は更なる上積みが出来たかもしれないと思わずにいられない。

頭角を現したかと思えば急速に劣化して中堅ポジに定着する。兄の藤岡佑介もそうだったが、藤岡康太もこの手のタイプの仲間入りした騎手だろう。買おうと思ってた馬に乗ってると決して期待感が増す騎手ではない。ディアデラマドレの頃はまだ期待してたが、アルバートドックの暴走で「所詮は豆モヤシの弟か」とガッカリした。
ビッグアーサーはまず藤岡康太に足を引っ張られた。当時は「揉まれる競馬を経験出来たし、今後に向けていい経験になったのでは?」と好意的に解釈してたが、北九州記念を取りこぼしたのがケチの付き始めだった。これが響き、出走してたら上位人気確実だったスプリンターズSは除外。
仕切り直しのオパールSを圧勝したが、京阪杯は擁護の仕様がない完全にやっちまった騎乗でまた2着に敗れると阪神Cは3着に敗れて本賞金も加算出来ず。流石に息子はここで降板となったが、デムーロを配して必勝を期したシルクロードSは5着。思うように本賞金を加算出来ずの過酷なローテで本番では余力が残ってないんじゃないかとすら思ったわ。

今にして思えば、福永にスイッチした高松宮記念は良く勝ったと思う。尤も、その福永も調教師の余計な指示もあってスプリンターズSでは超絶糞騎乗をかまして大敗させているので功罪半ばか。福永をクソミソにこき下ろしたあのレース回顧は当ブログのレース回顧で最も読まれてる記事になったのは何の皮肉だろうかw
それまで上手く行ってた事の歯車が狂い出すと連鎖反応的に悪い事が重なるものだが、スプリンターズS後のビッグアーサーもまさにそんな感じだった。香港スプリントはまるで見せ場なく大敗し、高松宮記念は脚部不安で回避。セントウルSで復帰予定も一頓挫あって回避。ぶっつけでの出走となったスプリンターズSでは敗れはしたが見せ場を作って「次以降は」と思わせたところで突然の引退。
6歳という年齢、国内では年内にスプリントGⅠはなく、香港スプリントは惨敗してるので二の足を踏む状況。高松宮記念まで現役を引き延ばしても良い結果が得られるとは限らないし、そこで引退しても種牡馬としての身体が出来ないままスタッドイン。

色んな状況を加味してこのタイミングでの引退になったのだろうけど、ビッグアーサーはスプリンターの才能を完全に見せないまま引退に追い込まれた気がしてならない。サクラバクシンオーの後継種牡馬として、その才能が産駒に受け継がれれば良いのだが・・・

テーマ : 競馬【話題・ニュース・情報】
ジャンル : ギャンブル

プロフィール

シッド・ハレー

Author:シッド・ハレー
このブログが何らかの形で覗いてくれた奇特な方のためになれば幸いです。

人気ブログランキングでの順位です。ポチってくれたら励みになりますm(__)m
最新記事
FC2カウンター
検索フォーム
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
ご協力お願いします

にほんブログ村
いずれかに馬というド畜生の基本的な事を教えてくる場所があるかもしれない
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬コラムへ
にほんブログ村 にほんブログ村 競馬ブログ 中央競馬へ
にほんブログ村 にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ギャンブル
135位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
競馬
85位
アクセスランキングを見る>>
当ブログの人気ページランキング
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR