2012リーディングサイアー2歳編~10月28日現在~

1ダイワメジャー
2ディープインパクト
3ネオユニヴァース
4クロフネ
5アドマイヤムーン
6シンボリクリスエス
7ハーツクライ
8アグネスタキオン
9キングカメハメハ
10マイネルラヴ
11アドマイヤマックス
12ブラックタイド
13ケイムホーム
14ステイゴールド
15サクラバクシンオー
16フレンチデピュティ
17マンハッタンカフェ
18タニノギムレット
19スウェプトオーヴァーボード
20ジャングルポケット




2歳リーディングの中間発表第2弾。夏のローカル開催時に比べて大分総合に近付いた順位になって来た。

ダメジャーが秋競馬も好調を持続。重賞馬はいないが、3頭がOP特別を勝利。3年目も好調なディープに4300万の差を付けて首位を快走。

秋に入ってやや勢いが落ちたクロフネに対し、勢いが落ちなかったネオが2ヶ月で7勝を挙げて3位に浮上。

昨年は失速したアドマイヤムーンだが、2ヶ月で6勝。順位は一つ下がったが、健闘と言えそう。

ハーツは初年度と2年目はこの時期にブレーキが掛かったが、今年は2ヶ月で8勝を挙げ、一気にトップ10入り。

テイエムイナズマの大立ち回りがあったブラックタイドが新種牡馬で最上位の12位。まずは順調な滑り出しか。
だが、それ以外の新種牡馬は壊滅状態。ブラックタイド以外で50以内にランクインしてたのはチチカステナンゴ(22位)、アルデバラン(31位)だけ。メイショウサムソンに至っては、未だに中央未勝利。同じく中央未勝利のジャイアンレッカー共々、ピルサド路線まっしぐらか?

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

2012リーディングサイアー~10月28日現在~

1ディープインパクト
2キングカメハメハ
3シンボリクリスエス
4ステイゴールド
5クロフネ
6ダイワメジャー
7フジキセキ
8アグネスタキオン
9マンハッタンカフェ
10ハーツクライ
11サクラバクシンオー
12ネオユニヴァース
13ゼンノロブロイ
14ゴールドアリュール
15ロージズインメイ
16ジャングルポケット
17タニノギムレット
18スペシャルウィーク
19ダンスインザダーク
20ブライアンズタイム




重賞では不発だったディープだが、土日5勝(土曜3勝、日曜2勝)でキンカメを勝利数で逆転(ディープ172、キンカメ171)

キンカメはルーラーシップとアドマイヤセプターの好走以外は不発。賞金差も3億7000万強に広げられた。

フェノーメノの天皇賞2着でステゴがクロフネを交わして4位に。勝利数ではトップ10で最少も、アーニングインデックスはディープに次いで2番目。

ネオが土日5勝(土曜1勝、日曜4勝)で追い上げたが、バクシンオーはグランプリボスの復活でこれを振り切ってハーツに接近。10位争いも慌ただしくなるかも。

デルフォイの復活でスペがJRA通算700勝達成。GⅠ馬3頭、2年目から9連続重賞勝利とコンスタントに活躍してるが、後継種牡馬は未だに出ず。社台から放出されたし、そろそろ牡馬の大物を出したいところ。

キングズベストがデムーロ劇場で復活したエイシンフラッシュのお陰で64位に急上昇。主な産駒にワークフォース(英ダービー、凱旋門賞)、ロイヤルダイヤモンド(愛セントレジャー)。日本ではエイシンフラッシュの他にコスモメドウ(ダイヤモンドS)が重賞馬となっている。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

天皇賞・秋回顧

今年もデムーロ劇場開幕。ダービー以降、何度か好走はあったが12連敗中のエイシンフラッシュをイン強襲で鮮やかに復活させた。ウイニングランで下馬して天皇・皇后両陛下にヘルメットを脱いで敬礼したところまで絵になり過ぎ。競馬法に勝手に下馬してはいけないという規定があるらしいが、この場合は特例としてアリだろう。これを持ち出してどうこう言うのは無粋というものだ。

大方の予想通り、シルポートがケレン味のない逃げを打ったが、あまりにも後続を離し過ぎたので実質的には平均よりやや遅いペースだったと言える(2番手のカレンブラックヒルは59秒~1分で通過)。2コーナーで内に入ったエイシンフラッシュにしてみれば理想的な形になったと言える。
何度か予想や回顧で触れてるが、この馬は内で脚を溜めて上がり勝負になった時に好走する。今回は外枠とシルポートが出る以上、好走パターンにはならないと思って切ったが、こんな形で好走パターンが確立するとは思わなかった。直線では大多数の馬が外に回す中、敢然と内ラチに張り付いての決め手を発揮した。テン乗りでこの馬の好走パターンを引き出したデムーロは流石であろう。

2着フェノーメノはまたしても負けて強しの競馬。好スタートから難なく4番手という絶好位を取って流れに乗った。4コーナーで外に回したのは、シルポートは放っておいても勝手にバテると予測しての安全策であったが・・・最大の誤算は、後続も外に回す中、一貫してインにいたデムーロが直線も内ラチにピッタリに張り付いた事だろう。カレンブラックヒルを交わし、後続の追撃も寄せ付けなかっただけに、痛恨の敗戦だった。

3着ルーラーシップはプラス18キロであったが、数字ほど太くは見せず。ただ、久々にスタートの悪さを見せて出遅れてしまい、押しても前に行けず後方3、4番手からの競馬を余儀なくされた。包まれるの避ける為か、向こう正面から外に持ち出して直線勝負に賭けて良い伸び脚を見せたが、最後に3着に上がるので精一杯。メンディザバル云々より、この馬の弱点が出たのが敗因と言えよう。

ダークシャドウは中団グループで脚を溜めるこの馬本来の競馬。フットワークが大きいので定石通り外へ持ち出して伸びては来たが、最後の最後で後れを取った。通った内外の差が出たのと同時にデムーロと福永の差が出たとも言える。あそこで内を突くのはかなりのギャンブルであったが、博打を打てるのがデムーロ、打てないのが福永といったとこか。まぁ、これは福永に限った話ではないが。

カレンブラックヒルは外枠からであったが、好スタートを決めて2番手に付けるこれまでの連勝パターン。しかし、坂でダイワファルコンと叩き合ってる内に余力を使い切ったか、決め手勝負に強い後続に殺到されて辛うじて掲示板を死守するにとどまった。簡単には止まらないと思っていたが、やはりこの距離は少し長かった。マイルCSで見直したい。

ジャスタウェイは好位に付けたが、どちらかと言えば後方で脚を溜めて決め手勝負の方が良い馬。一線級相手でも善戦したと言えるが、位置取りがもう一つ二つ後ろであったら、掲示板はあったかも。とはいえ、この相手でも見せ場はあったように力量の一端は見せた。今後も中距離では要注意。

何気に一番酷い騎乗だったのはナカヤマナイトの相談役。内をロスなく立ち回るかと思っていたら、スタートから流れに乗れないままいつの間にか大外へ。最後は上がり3位の末脚を使って追い上げただけに、勿体ない競馬。こうした枠の利点を活かさない騎乗は俺が最も嫌う騎乗の一つだけに、相談役には心底ガッカリ。

トーセンジョーダンは数字的には変わらない馬体重だったが、完調には程遠い出来で見せ場なし。トゥザグローリーは大幅なマイナス体重が示すように、渋滞による影響をもろに受けた。トランスワープは完全に力負けであった。やはりローカル専用機。


デムーロの敬礼は格好良かったが、馬券的には2~6着まで印通りに来てただけに「ワレこら、何余計なことしてくれとんじゃボケカス!この⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン野郎が!」と言いたい気分。給料日直後で結構突っ込んでただけに、素直に祝福は出来ねーわw

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

天皇賞・秋

◎フェノーメノ
○ルーラーシップ
▲ダークシャドウ
△カレンブラックヒル
△ジャスタウェイ
△ナカヤマナイト
△トランスワープ


天気が崩れる予報で馬場状態が読みづらいが、ギリギリ持つか小雨程度という前提で予想する。

フェノーメノは東京コースで4戦3勝。敗れた1戦もハナ差の2着で負けて強しだったダービーと抜群の適性を持つ。前走は結果が出てなかった中山で地力勝負に持ち込んで勝ち切り、一段とパワーアップしたところを見せた。枠も申し分ないところを引き(GⅠ4番枠の蛯名は96年のバブルガムフェローを含めて4勝)調教も絶好調。死角らしい死角はESPくらいか。

ルーラーシップは東京コースはダービー以来だが、その前に走ったプリンシパルSでは4馬身差の圧勝。当時とは相手関係が違いすぎるが、コース適性に問題はないだろう。晴雨兼用、休み明けも問題ないタイプでいきなりでも力を出せる。調教後のプラス30キロはビルドアップと捉えるし、輸送で幾分減るだろう。

昨年の2着馬ダークシャドウは東京コースで全勝利をマーク。間隔をあけて使う方が良いタイプで札幌記念からの直行は予定通り。前走は押し出される形で早め先頭に立たされて2着に敗れたが、今回は本来の差す競馬に戻るだろう。こちらもプラス24キロだが、こちらも輸送で減るタイプ。520キロくらいなら問題なしか。

5戦無敗のカレンブラックヒルはこのコースでは相当に不利な16番枠を引いた事で評価を下げたが、前走の内容からこの距離でもパタッと止まる事はないだろう。休み明けを叩いて調教にも負荷が掛けられるようになった。前半を上手く乗り切れば力は出せる。

ジャスタウェイの前走はハマっただけとも取れるが、適距離で馬体重も戻してくればあれくらいは普通に走れる馬。渋滞に巻き込まれて輸送が大幅に遅れるトラブルがあったのが気掛かりだが、極端に体重が減ってなければ大丈夫だろう。

ナカヤマナイトは良馬場の決め手勝負では見劣りするが、今の東京はコース変更で内枠有利。多少渋ればなおヨシだが、最内枠を活かして経済コースを立ち回れば粘り込めそう。これも調教の動きは良い。

サマー2000シリーズ王者のトランスワープは高速決着の上がり勝負に対応したように地力強化が著しい。大野とも手が合うし、スタートさえ普通に出れば通用する可能性はある。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

スワンS回顧

過去のレースで逃げタイプのスプリンターが穴をあける事に注目してテイエムオオタカに印を打ったが、流れが落ち着けば外枠だけに引っ掛かると思って軽視した馬が1着3着では当たろう筈もない・・・理論上手の馬券下手極まれりorz

勝ったグランプリボスは前走の太め残りから更にプラス体重がどうかと思ったが、叩き良化タイプらしくパドックの気配は良かった。課題の折り合いも上手く前に壁を作って落ち着かせて末脚勝負。直線では外に持ち出し、併せる形で伸びて来たダノンシャーク・オリービンの外から更にひと伸び。成績に安定感を欠くので過信は出来ないが、マイルCSでも有力だろう。

2着テイエムオオタカはスタートから追っ付け通し。とはいえ、内のゼロスが控えたのでスンナリとハナへ行き、前半3Fを35.2というスローペースに落とす。坂の下りからアドマイヤセプターに並び掛けられたが、前半楽をしてたのと前が止まりにくいトラックバイアスも味方して最後にもう一度盛り返して2着を確保。ズブくなった分、この距離にも目処は付けた。

3着アドマイヤセプターは途中でハミを噛んで先頭に並び掛ける競馬になったが、前述の通り、前が止まりにくいトラックバイアスもあってギリギリ3着に粘り込んだ。左回りの方が良いタイプだが、一気の相手強化となった右回りでこれだけ走ったのは地力強化と言えよう。

ダノンシャークはよりにもよってここで出遅れ。好位に取り付く為に脚を使ったせいか、直線は併せ馬の形で追い込んだオリービンを競り落とすにとどまった。この距離でも大きく崩れなかっただけに、スタートの出遅れがねぇ・・・

オリービンは好位でソツなく流れに乗ったが、直線では切れ負け。結果論になるが、外を回って勝ち切るだけの力量が足りなかったか。やはり、平坦コースより坂がある方が良いタイプ。

今日のトラックバイアスは追い込み勢には厳しい馬場・・・とはいえ、レオアクティブと言うよりノリ、テメーは駄目だ。出遅れ、折り合いを欠いた状態で最後方待機、とどめに外に回すのも遅いでは、どうやって勝つもりだったのか?好きな騎手ではあるが、流石にこれは擁護するレベルにすらない酷い騎乗だった。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

スワンS

◎ダノンシャーク
○レオアクティブ
▲オリービン
△テイエムオオタカ
△カネトシディオス
△アプリコットフィズ


ダノンシャークは初の1400mがどうかだが、京都コースでは着外なし。以前はスタートが悪くて後方一気しか出来なかったが、ここ2戦はスタートも普通に出るようになって好位からでも競馬が出来るようになった。前走は淀みないペースで最後に甘くなったが、テイエムオオタカが単騎で行って流れが落ち着きそうな今回は止まらないだろう。

レオアクティブは前走の日本レコードの反動がどうかだが、調教の動きを見る限り好調持続で問題なさそう。マイルで結果を出したが、本質的には1400mがベスト条件。展開的に極端に速い流れにはなりにくいので、差して届かずという可能性もあるが、大きく崩れる事はなさそう。

オリービンは平坦な京都で切れ負けする可能性もあるが、今の京都の馬場は極端に速い時計が出にくくパワータイプでも何とかなる。馬場状態を考慮してポリで追われた調教も調子の良さが窺える。やや人気を落としているが、春に戦った相手関係からも十分勝ち負けのレベル。

テイエムオオタカはゼロスが控える公算が高く単騎逃げ濃厚な感じで展開的には向きそう。藤田とは5戦3勝3着2回と相性が良い。久々の1400mが鍵だが、このレースはエイシンワシントン、ギャラントアロー、ジョーカプチーノといった逃げのスプリンターが人気薄で残ってる。

カネトシディオスは気性が常識に掛かるようになり、5戦連続上がり最速をマーク。相手が一気に強化されてどうかだが、決め手の破壊力ではここでも見劣らない。

アプリコットフィズは穴で期待した前走がモロすぎたが、距離短縮と鞍上強化の今回はもう1回騙されてみる。輸送で極端に馬体が減らなければ。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

今年のダービー馬ディープブリランテ引退

菊花賞最終追い切り後に脚部不安を発症して回避、その後屈腱炎と診断されたディープブリランテが電撃引退。社台スタリオンステーションで種牡馬入りする事になった。
急転直下というか、一足先に種牡馬入りしたトーセンホマレボシを繋養してるブリーダーズ・スタリオン・ステーションにしてみれば【ディープインパクト最初の後継種牡馬】として売り出そうとしてたのだから、大きく割を食ったような気がしてちょいと気の毒に思える。

とはいえ、ディープブリランテが種牡馬としてどれくらい需要があるか、なんとも言えないところである。同じダービー馬でも引退時に父が既に死亡していたジャングルポケットやディープスカイとは違って、父ディープインパクトはこれから脂が乗って来る年齢である。競合相手としては非常に厄介な強敵である。
また、社台には父以外にもキンカメ、ダイワメジャー、クロフネといったリーディングサイアーの常連等、多士済々な種牡馬が揃ってる。父の代用として、ヴァーミリアンやカジノドライヴみたいに種付料を低く設定して数を集めるというのが最も現実的ではないかと思う。
気掛かりなのは、この馬の母系からバブルガムフェロー、ザッツザプレンティが種牡馬入りしているが、どちらも失敗に終わっているところであろう。特にバブルガムフェローは距離適性とかで被る部分があるだけに、ディープブリランテもダート寄り、もしくはパワータイプの中距離馬を多く出しそうな気がする。


いきなり種牡馬考察から入って順番が逆になった気がするが、今度は現役生活を振り返ってみる。
一世一代の走りを見せてダービーを制したが、個人的にはマイルから2000mが適性距離と思っているので(あの掛かり気味に前に行く気性では長丁場は厳しいだろう)ベストディスタンスでベストパフォーマンスを見せる事が出来なかったという点では気の毒とも言える。シルポートが淀みないペースで引っ張るであろう天皇賞・秋やマイルCSでは相当に切れる脚を使って好走したんじゃないかと思う。

この馬を語る上で避けて通れないのが夏のキングジョージ遠征だが、完全にレース選択を間違えたと思う。矢作は人間的に好きになれないタイプだが、海外志向の強さに伴うフットワークの軽さに関しては性格ほどに否定的な感情を抱いていない。ただ、馬の強さや適性を見抜かないまま身の丈に合ってないレースを選択してるのが残念なだけで。

現役生活は色々と可能性を感じさせながらも完成されないまま終わったのは否めないが、種牡馬で少しでもその可能性を見せてくれればと思う。

テーマ : 競馬
ジャンル : ギャンブル

ローカルの燻し銀・芹沢純一、12月で騎手引退

最近はローカル開催でもめっきり名前を見かけなくなったが、12月20日付で騎手を引退。鹿戸明厩舎で調教助手に転身することが決まった。ラストライドは12月16日となる見込みらしい。

本来なら武豊や蛯名、塩村と同期であったので1987年にデビュー予定だったが、卒業直前に負傷して騎手免許不合格となり1年遅れてデビュー、そこでいきなり初騎乗初勝利という波乱万丈なスタートを切った。
その後、暫くは低迷していたが、ローカルに主戦場を移してからはコンスタントに年間30~40勝挙げるようになり、ローカル開催では非常に頼りになる騎手として重宝したっけ。十八番とも言えたインに張り付いての先行粘り込みでは何度か美味しい思いをさせてもらった。まぁ、流石にアドマイヤホープの米子Sは唖然としたがw

今は無きカブトヤマ記念で騎乗機会6回連続2着という珍記録を作った他、アドマイヤボサツ、エイシンガイモン、ゴーイングスズカ、アドマイヤカイザー、ロードサクセサー、トウカイトリック、マンハッタンスカイといったところとのコンビが印象深い。

騎乗機会、勝利数共に目減りした2000年代後半は美浦に滞在してローカル開催に向けてのコネを作ろうとする等、何とか生き残りを模索してたみたいだけど・・・今年はここまで未勝利だし、潮時と判断したのかなぁ。こうした燻し銀とか職人と評される騎手は地味に好きだっただけに残念。鞭を置くのはもう少し先だが、ひとまずはお疲れ様でしたm(__)m

テーマ : 競馬【話題・ニュース・情報】
ジャンル : ギャンブル

土日のOP・特別回顧

いちょうSは典型的なスロー前残りとなったが、人気馬同士のワンツー。
勝ったフラムドグロワールは前走出遅れたスタートを上手く出て大名マーク。坂下で追い出しに入り、逃げ馬を交わしてそのまま押し切った。上がり勝負で着差は付かなかったが、レースセンスはなかなか高い。
2着サトノノブレスは勝負所から包まれ通しで、直線も勝ち馬に進路を潰されて追い出すタイミングが遅れた。キャリアの差が明暗を分けたが、こちらも能力は高そう。出来れば、メジロ名義で走るところを見たかった・・・

神無月Sは残り1Fまで本線が先頭2番手で夢見たが、そこから後続に殺到された。エーシンビートロンは最後に力尽きたが、持ち前のスピードは見せた。ここを叩かれて粘りが増しそう。トーホウプリンセスはエーシンを追い掛けて先に潰れた。距離短縮で見直したい。

古都Sは休み明けのハンデ頭アドマイヤラクティが最後は内にモタれながらも、内からロスなく立ち回ったヴィクトリースターをゴール前で捕らえた。久々の分ズブさを見せたが、いずれはOPでも通用しそう。2着馬は3連勝こそならなかったが、転厩が功を奏して力を付けたか。やや行きたがるところ見せてただけに、本質的に2000mくらいがベストか。

室町Sは3頭が3着同着という55年振りの珍事。払い戻しの多さに何か1つくらい引っかかってないかと思ったが、勝ち馬のティアップワイルドを持ってないのでハズレorz勝ち馬はハンデ頭と前走の惨敗を嫌って切ったが、OP特別だと崩れない。


日曜日は世代混合戦の特別レース9レース中6レースで3歳馬が勝利。本当、今年の3歳馬の無双ぶりは異常。
南部特別はローエングリンの半弟エキストラエンドが勝利。抜け出してソラを使ったせいで詰め寄られたが順当勝ちだろう。全兄リベルタスはクラシック戦線で壊されたが、大切に育てて欲しい。何となくレゴラス臭がするけどw

甲斐路Sはハイアーゲームの半弟ダイワマッジョーレが勝利。ダイワメジャー産駒らしく、中距離戦で持続性の高い末脚を使う。丸田は若手の中では腕を買ってる騎手の一人なので、人馬共に何処まで成長していってほしい。このレースでは4着まで3歳馬で占められた。

ブラジルCはレパードS2着馬ナムラビクターが直線で抜け出して5馬身差の圧勝。前走は畑違いの神戸新聞杯を使って惨敗したが、後遺症は全くなかったようだ。ロートルもいたが、決して弱い相手ばかりではなかった。混合戦の重賞レベルでも即通用していい器。

北野特別はカポーティスターとカナロアの3歳馬同士による激しいマッチレース。共に重賞では歯が立たなかったが、自己条件で変わり身を見せた。勝ち馬は母父の影響か、強い相手だと淡白になるが弱い相手には怯まない。

桂川Sはロケットスターを決めたアイラヴリリーがスローに落としてそのまま逃げ切り。父ストラヴィンスキーはこれがJRA通産100勝目。外国供用時代の代表産駒に重賞4勝のコンゴウリキシオーがいたが、基本的には一本調子でも押し切る短距離馬製造種牡馬。

轟Sはエバーローズが直千コースで3連勝。他のコースでこれ位のパフォーマンスが出来るか未知数だけに、現状では直千のスペシャリストとして定着しそう。現時点ではウインクリューガー産駒で中央唯一の勝利馬。

日曜京都の新馬戦でシーザリオの3番仔エピファネイアが他馬より1秒速い33.5の上がりをマークして差し切り勝ち。上2頭は虚弱過ぎて満足に走れず(姉のヴァイオラは蹄葉炎で既に死亡)この馬も中間に一頓挫あったが、外に持ち出してからの切れ味は凄まじかった。まだ分からない部分はあるが、体質の弱さをクリア出来れば相当に走って来そう。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

2012リーディングサイアー~10月21日現在~

1ディープインパクト
2キングカメハメハ
3シンボリクリスエス
4クロフネ
5ステイゴールド
6ダイワメジャー
7フジキセキ
8アグネスタキオン
9マンハッタンカフェ
10ハーツクライ
11サクラバクシンオー
12ネオユニヴァース
13ゼンノロブロイ
14ゴールドアリュール
15ロージズインメイ
16タニノギムレット
17ジャングルポケット
18スペシャルウィーク
19ダンスインザダーク
20ブライアンズタイム




クリスエスが土日6勝(土曜2勝、日曜4勝)の固め打ちで年間100勝突破。これで2年目以降、5年連続年間100勝突破。

ゴールドシップの二冠達成でステゴが5位争いから一歩リード。フェノーメノとナカヤマナイトの二の矢、三の矢で天皇賞もぶっこ抜けば、クリスエスの背中が見えてくるが。

クラレントの富士S勝利でダンスインザダークが12年連続JRA重賞勝利達成。JRA通算1000勝まであと3勝。

スカイディグニティの菊花賞2着でBTがアグネスデジタルとの差を拡大。暫くはセーフティーリードか。

マーベラスサンデー産駒ホッコーブレーヴの勝利でトップガン・ローレル・マーベラス産駒合わせてJRA通算1000勝達成。
まぁ、大多数の人には全く意味がないんだが、今まで競馬やってて最も思い入れが強かった3強合わせて区切りの1000勝達成を一人くらいは祝ってあげてもよかろう。
ローレルはもう多くを望めないが、まだまだ産駒が多数残ってるトップガンとマーベラスにはもう少し夢を見させてほしい。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

菊花賞回顧

足元を掬われるかもと思っていたが、終わってみれば地力勝負に打って出て勝ち切ったゴールドシップの力が一枚も二枚も抜けていた。
それ程良いスタートではなく押しても前に行けなかったのもあって、1周目のスタンド前では後方2番手。向こう正面で馬群の外に持ち出し、坂の手前からロングスパートを開始。坂の下りでは3番手グループの外まで進出し、直線入り口で早々と先頭。外から追い縋る2、4着馬を振り切って二冠達成。
予想よりも後ろだった道中の位置取り、予想より早いスパート・・・皐月賞並みの大立ち回りではあったが、有力馬がごっそり抜けた事もあって押し切る事が出来た。高速時計が出るトラックバイアス以外では崩れにくいだろう。

2着スカイディグニティはスタートで出遅れたが極端な不利にはならず、すぐに中団グループの後ろへ。3コーナーで動いた時に横のニューダイナスティの進路を潰す強引な競馬になったが(何故か審議にならず)勝ち馬を追い掛ける展開で直線へ。一旦は外のベールドインパクトに交わされたが、トライアルで見せた息の長い末脚で2着を確保した。
セントライト組という先入観で軽視してたが、ステイヤーの資質の高さは見せた。本当はロードアクレイムにこうした乗り方を期待してたが、あっちは伸びない内に突っ込んで伸び切れず。ただ、鞍上のメンディザバルは直線半ばで右肩脱臼。来週の騎乗はアウトかも・・・

3着ユウキソルジャーは外枠もあってか、道中は思ってたよりかなり後ろの位置取り。この時点では終わったと思ったが、結果的には勝ち馬のひと捲りで潰されるのを免れたというべきか。勝負所で1、2着馬に付いて行けなかったが、そこからしぶとく伸びてゴール寸前で3着に。2着馬と同様に長距離戦では今後も注意が必要。

ベールドインパクトは4コーナー~直線入り口の勢いを見た時には2着は固いと思ったが、途中で掛かった影響で最後に甘くなった。調教内容を変えて出来が一変してただけに勿体ない競馬。あと、四位はカツハルばりにゴール前で腰上げるのやめろや。

ラニカイツヨシは後方に控えていたが、勝ち馬の動きに合わせてこれを追い掛ける形で進出を開始。直線で呆気なく突き放されたが、勝ちに拘った哲三らしい強気の騎乗だった。自己条件なら主役を張れる。

フェデラルホールはもう少し良い勝負になると思っていたが、結果的に力不足だったようだ。マウントシャスタは勝ち馬のひと捲りに合わせて動いて行ったが、直線でガス欠。やはりこの距離は長すぎる。

タガノビッグバンは外枠からでも先行出来たが、4コーナーでの捌きで失敗して万事休す。まぁ先行馬が潰れる今日の展開ではまともでも厳しかっただろう。


うーん、ユウキソルジャーの異系血統に注目していたのだから、複勝でも買っとくべきだった。2着馬をローテで軽視したのも失敗だったし、本来なら取れるレースを落としたのは堪えるねorz

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

菊花賞

◎ゴールドシップ
○タガノビッグバン
▲ユウキソルジャー
△フェデラルホール
△ロードアクレイム
△ベールドインパクト


トライアル終了時点では水準レベルの面子になると思っていたが、フェノーメノが天皇賞に向かい、ディープブリランテは直前に故障回避。なんとも微妙な面子になったのは否めない。

これではゴールドシップ一本被りになるのはやむなしだが、完調手前でトライアル圧勝、血統的にも息の長い末脚からも距離不問、極端な高速決着になりにくいトラックバイアス(ここが唯一の不安だった)も歓迎とくれば、無理に逆らう事もないだろう。
とはいえ、ローズキングダムが一本被りで2着に負けた一昨年の菊花賞と似た構図であり、「この馬で仕方ない」ではなく「他に信頼出来そうな実績馬がいない」という感じの一本被り。何かに足下を掬われそうな不安があるので、3連単は2着固定のフォーメーションで買った方が楽しめそう。

足下を掬いそうな1番手としてタガノビッグバンを推したい。速い上がり勝負では分が悪いと思っていたが、前述の通り今の京都は極端な時計が出にくい。長距離適性の高さは証明済みだし、早め早めに動いて持久力勝負に打って出るなら、平坦な馬場を味方につけて粘り切れる公算は十分高い。

2番手ならユウキソルジャー。元々、菊花賞は異系血統が上位に来やすいレース。トーセンダンス(ダンスインザダークの全弟だが)を父に持ち、祖母の半弟にニニスキがいるステイヤー色が強い血統構成は魅力。京都コースで2勝挙げており、今回はトライアルのように簡単には止まらないだろう。

3連勝中の上がり馬フェデラルホールも未知の魅力がある。地力勝負で勝ち切った前走の内容からも長距離は得意。ステイゴールドは大物を連発してるが、元は格下でも格上に怯まず、乱戦に強い産駒を多く出してる。先週のアロマティコも好走したインティライミの系統で大物喰らいの可能性も。

ロードアクレイムは距離を延ばしたトライアルでゴールドシップの2着。ディープインパクト産駒のステイヤーにありがちなダラッとした末脚を使う。同じタイプのトライアル2着馬でもレースレベルに疑問符が付くスカイディグニティより上。

ベールドインパクトは前走時と調教内容を変えてグッと良化。きさらぎ賞、京都新聞杯の内容からも京都外回りは合うし、距離も持ちそう。前走とは臨戦過程が違う今回はやってくれそう。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

富士S回顧

あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!
『スプリンターズSと秋華賞、地方の南部杯も含めて秋GⅠ3連続的中してるのに、何故かPATの残金が減っていた』
な、何を言っているのかわからねーと思うが(ry


先週ほど突っ込んでないが、不必要に手を出してまた痛い目に・・・なんだか、最近のレース回顧は藤代三郎ばりの自虐ネタになって来たなぁ(´・ω・`)

2週連続ボヤキから入ったところで本題

すっかり定番になりつつある3歳勢の快進撃はまだまだ続くの巻。勝ったクラレントは大外枠がどうかと思って切ったが、すんなり好位の外目をキープ。直線で逃げたコスモセンサーを捕らえた後は内へ内へ潜り込んでそのまま押し切った。他の上位馬が外に回して追い込んだ事を考えれば岩田のファインプレーと見做して良いだろう。あと、馬体が絞れてたのも良かったか。

2着ファイナルフォームは幾分緩い感じに見えたが、ぎりぎり力を出せる仕上がり。追い出したらジリっぽかったのは急仕上げのせいだろうが、ヒットジャポットと併せる形でしぶとく伸びて来た。本賞金も加算出来たし、マイルCSに向けては上々の内容だろう。これで変わってくれば本番も要注意。

3着ヒットジャポットは調教の動きはもうひと追い欲しいように見えたが、このひと追いで変わってたか、見た目は仕上がってた。最後は苦しくなって2着馬に競り負けたが、元々OPクラスで好走してた地力は見せた。東京コースでは着外なしというコース適性の高さもあったが、完全に人気の盲点だった。

ダローネガは道中は好位の良いポジジョンを取っていたが、直線では動きたいところで包まれて動けない状態。なんとか馬群をこじ開けて伸びて来たが、2着争いに加わるのが精一杯。脚色では上位馬で最も良かっただけに勿体ない競馬。先週は良い仕事した哲三だが、どうもこの馬とはリズムが噛み合ってない印象。

ガルボは直線では最内を突いて伸びかけたが、休み明けの影響かジリジリとしか伸びなかった。この馬としてはもう少し緩いペースの方が良かったか。コスモセンサーは残り600の標識を57秒台で通過(57.6)した時点で諦めた。中谷に目を瞑って買った俺も大概だったが、流石は中央時代のザッハーマインを条件馬に燻らせた騎手である。

フラガラッハはいつも通りの出遅れから末脚勝負に賭けたが今回は不発。尤も、今回はプラス14キロで明らかに太め残り。絞れればまたまた大駈けがあっても不思議ではない。

室町S・神無月S

室町S
◎ワールドワイド
○マルカベンチャー
▲マルカバッケン
△ファリダット


ワールドワイドは1400mベストだが、1200mも守備範囲。一度叩かれて上積みも見込めるし、ハンデ据え置きもプラス。クリスタルボーイは控える可能性が高く、極端にパイペースにならなさそうなのも歓迎。

相手は堅実な差して来るマルカベンチャーと全5勝をこの条件で挙げているマルカバッケンのマルカ2頭。ファリダットは前走の内容が案外だが、一度使った今回は違う筈。


神無月S
◎トーホウプリンセス
○エーシンビートロン
▲メジャーアスリート
△サクラインザスカイ
△ダンシングマオ


トーホウプリンセスはダートでは掲示板を外していない堅実派。休養前はテイクアベットやスティールパスと好勝負してた。ここはいきなりでも。

エーシンビートロンは久々で息が持つかどうかだが、持ち前のスピード力はここでも通用する。3歳馬メジャーアスリートはここを目標に乗り込まれたし、東京コースは合う。

テーマ : 競馬予想
ジャンル : ギャンブル

富士S

◎コスモセンサー
○ガルボ
▲フラガラッハ
△ダローネガ
△セイクリットレーヴ
△ファイナルフォーム


急仕上げの前走を叩いて気配上向きなコスモセンサーを鞍上に目を瞑って一応の軸とする。昨年秋から堅実に走っており、2走前の安田記念も先行勢で唯一踏ん張っての3着。ラフィアンにありがちな早熟一本槍かと思ったが、意外な成長力を見せた。それ程速くならなさそうな流れも向きそう。

ガルボはこれまでのキャリアから分かるようにこの時期から走る傾向にある。東京マイルは殺人的ハイペースでなす術がなかったNHKマイルC以外崩れてない。順調度の差でコスモセンサーを上に見たが、こちらも力を出せる仕上がり。いきなりでも格好は付けるだろう。

フラガラッハは最後方一気がハマるかハマらないかだが、東京マイルで2勝し、高倉とは2戦2勝と手が合う。極端な高速決着ではどうかと思っていたが、中間の雨でそれほど速くならなさそうなのも良い。

3歳馬ではダローネガを最上位に見る。前走は道中でスムーズさを欠いたが、勝ったオリービンから0.2秒差の5着。叩き3走目で調教も上積みを感じさせる内容。人気が下がった今回は狙い目か。

セイクリットレーヴは古馬相手のエプソムCで小差の4着。安定した差し脚を使う馬で距離短縮はプラス材料。前半であまり後ろにならなければ台頭する余地はある。

ファイナルフォームは実績では3歳勢で最上位だが、帰厩が遅れた事による調整の遅れが気掛かり。ポテンシャルの高さを認めて一応押さえに入れるが、今回は割引が必要か。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

My Favorite Race Vol.7~04年菊花賞~

馬券を買い始めてそれなりに年月を重ねると、競馬に興味を持った自分の身の回りの人間にレクチャーする機会が一度くらいはある筈だ。
馬券の買い方、新聞の印や戦績の見方、データや自分の主観に基づいて来る馬来ない馬の取捨選択を一端の競馬通を気取ってレクチャーしたかと思われる。

まぁレクチャーして自分の予想通りの結果になれば「ちょwお前すげぇww」と尊敬されるが、逆に全く掠りもしないと「お前、全然駄目じゃんw」と、ヘッポコ扱いされるリスクもある。
悲惨なのは、レクチャーした人間が買った馬にダメ出しして買い目を変えた時に来られるパターンである。それで、結構な高配当になろうものなら、もう最悪である。暫くはネタにされて赤っ恥をかく羽目になってしまう。

もうお分かりであろう。今回はそうした赤っ恥をかいた苦い苦い思い出の菊花賞を取り上げたい。

2004年頃、俺の職場では競馬がちょっとしたブームになっていた。
元々、パチスロ狂いの人間が多くてギャンブルにのめり込み易い下地はあったが、その年の春に入社した競馬競輪パチスロ何でもござれの年上の後輩が「競輪?競馬?コツさえ分かれば儲かる儲かる。買い方知らない?なら、教えますよ」というタイプの人だったので、競馬競輪のどちらか、或いは両方に手を出す人間が続出した。

俺は競馬に興味のない人間に対して能動的に競馬を勧めるタイプではなかったが、当時は職場で競馬の代名詞的なポジにいたので、競馬のレクチャーをする機会が増えていった。
バシッと当てた時もあれば、全然掠りもしない時もありつつ、問題の菊花賞を迎える事になった。

その年の菊花賞は変則二冠馬キングカメハメハが神戸新聞杯後に故障引退、皐月賞馬ダイワメジャーは天皇賞路線に向かった為、有力馬が数頭いる混戦ムードだった。
話題性では、地方在籍のまま中央に挑むコスモバルクが一歩リードしていたが、ハイペースに巻き込まれて半ば自爆したダービーのレースぶりから3000m持つかどうか微妙であった。
そのコスモバルクを差し置いて1番人気に支持されたのはハーツクライ。京都新聞杯を勝ち、ダービー2着、神戸新聞杯3着。皐月賞以外は安定した成績で、その末脚には定評があった。
ハイアーゲームはオールカマーでは人気を裏切ったが、青葉賞の勝ちっぷりと負けはしたが、キンカメ相手に真っ向勝負を挑んだ点が評価されていた。
以下、セントライト記念でコスモバルクの2着だったホオキパウェーブ、朝日CCで古馬を撃破したスズカマンボ、朝日CCは太め残りで敗れたが、それまでは3連勝で西の上がり馬といわれたオペラシチーが有力視されていた。

以下、ある職場の先輩と俺の間で交わされた菊花賞数日前のやり取りである。

先輩「バルクはどうなん?」
俺「バルクはあの気性では3000m持たないですね。養分っすわ」
先輩「お前の軸は?」
俺「オペラシチーかホオキパ。絞れてるならオペラシチー軸ですかね」
先輩「ハーツやハイアーじゃないの?」
俺「押さえでは入れますが、軸で買うには危険な気が・・・今年は中穴狙いで行きます」
先輩「穴ならデルタブルースだろ?」
俺「あぁデルタは怖いですね。血統的に菊花賞は持って来いですわ」
先輩「この岩田って騎手は上手いの?」
俺「上手いですよ。中央に移籍したら、相当勝つんじゃないですかね」

この段階では、軸はさておき穴ならデルタブルースという見解で一致していた・・・そう、馬体重の発表までは。

当日、休日出勤中の先輩から電話が掛かってくる。
先輩「馬体重の発表出た?」
俺「ヤバいです。デルタ、プラス10キロですわ。オペラシチーは8キロ絞れました」
先輩「マジかぁ、じゃあデルタ消しか?」
俺「あぁ消しでいいですわ。スズカマンボもプラス10キロだから消しで」

ここから先はあまり書きたくない。軸で指名した2頭が2着3着に来たものの、プラス10キロでバッサリ切ったデルタに勝たれて馬連3連複万馬券、3連単13万弱という結構な配当を取り逃す羽目に。
先輩からは冗談半分で「お前に騙されて万馬券取り逃したわ」と言われ、それから数年間は馬体重の増減が激しい馬が馬券に絡むと「デルタブルースの呪い」と言われるようになった。

あれから8年が経ち、ギャンブラーな年上の後輩は間もなく異動し、「デルタの呪い」の先輩は諸事情があって今年退職した。
その一方で変わらなかったのは職場の競馬ブームだ。ブームに乗った人間の何人かは未だに継続的に馬券を買い続けている。

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アドマイヤグルーヴ急死

父サンデーサイレンス、母エアグルーヴという極めつけの良血馬故に特別な思い入れはなかったが、GⅠ馬を母に持った子でGⅠを勝った数少ない名馬であった。パット思いつく限り、他ではアドマイヤベガ・アドマイヤドン兄弟、ブエナビスタ・ジョワドヴィーヴル姉妹くらいか。

新馬・エリカ賞を連勝して先ずは幸先良いスタートを切ったが、年明け初戦となる筈だったフラワーCを馬場状態を考慮して回避し、若葉Sに出走。「2着だったら本賞金不足で桜花賞出れないけど、皐月賞に出るんだろうか?」と思ったものだが、ビッグコングをハナ差下しての勝利。このハナ差がなかったら、その後の競走成績はずいぶんと違ったものになったであろう。

牝馬三冠レースは全て1番人気に支持されたが、いずれもスティルインラブの後塵を拝した。特に3歳春は自身の激しい気性が災いしての出遅れが祟っての敗戦。スティルインラブ云々より、自分の内面に負けたという印象が強い。

しかし、5度目の対決となったエリザベス女王杯では宿敵スティルインラブをマッチレースの末に倒して母子3代GⅠ(級)制覇を成し遂げた。個人的には、人気薄の外国馬タイガーテイルをヒモで入れて3連複を仕留めたのもあるが、アドマイヤグルーヴのレースでこれが一番印象に残ってる。

古馬になってからは、牡馬混合戦では母に似ず善戦の域を出なかったが、牝馬同士ではエリザベス女王杯連覇等、安定した強さを誇ってた。引退レースとなった阪神牝馬Sは桜花賞以来のマイル戦だったが、その年の桜花賞馬ラインクラフトを一蹴して有終の美を飾った。

繁殖生活は母と違って期待された程の結果を出してないが、2番仔のアドマイヤセプターがようやく軌道に乗りかけて来た矢先に今回の訃報となった。胸部に出血が認められたとか・・・放牧中に何らかの事故に遭ったのかもしれん。母はまだまだ重賞馬を送り出して活躍してるのに、一足先に逝かずとも・・・合掌m(__)m

テーマ : 競馬【話題・ニュース・情報】
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2012リーディングサイアー~10月14日現在~

1ディープインパクト
2キングカメハメハ
3シンボリクリスエス
4クロフネ
5ステイゴールド
6ダイワメジャー
7フジキセキ
8アグネスタキオン
9マンハッタンカフェ
10ハーツクライ
11サクラバクシンオー
12ネオユニヴァース
13ゼンノロブロイ
14ゴールドアリュール
15ロージズインメイ
16ジャングルポケット
17タニノギムレット
18スペシャルウィーク
19ダンスインザダーク
20ブライアンズタイム




牝馬三冠3度目のワンツーでディープがキンカメとの差を3億2000万に拡大。今月中の40億突破も射程内に。

スイートメドゥーサのチョンボはあったが、タキオンが土日4勝の固め打ちで8位に浮上。グランデッツァはタイマー発動したが、大物候補のタイダルベイスンは果たして?

土曜2勝、特別戦で賞金稼いだハーツが遂にトップ10入り。ウインバリアシオンの戦線離脱をカバー出来れば、年間トップ10も見えてくるが。

マイネイサベルの激走でテレグノシスが100位圏外から87位に浮上。種付け頭数はジリ下がり傾向だったが、マイネイサベルの孤軍奮闘でどうにか持ち直してる感じ。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

秋華賞回顧

ジェンティルドンナの牝馬三冠が懸かったレースは、前半の眠たくなるようなスローペースを嫌って途中から大捲りに打って出た小牧のチェリーメドゥーサが一気に後続を引き離して逃げ込みを図るスリリングな展開に。残り100mを切った辺りで甘くなり、後続に交わされて5着に終わったが、退屈な凡戦になるところ大いに盛り上げた小牧はお見事。と、好意的な見方が出来るのも馬券が当たったから。なかなか止まらなかった直線半ばまで肝を潰しかけたよw

アパパネ以来の牝馬三冠を達成したジェンティルドンナ。1コーナーから外目を回らされ、勝負所でズブさを見せて鞭が入ったところでは「待て待て待て待て、それはシャレにならん」と焦ったが、エンジンが掛かると横にいたアイムユアーズを振り切って怒涛の追い込み。抜け出したところで遊んだ分、ヴィルシーナの差し返しにあったが、ハナ差抑え込んでの三冠達成。
着差は三冠で最も際どくなったが、道中の立ち回りを鑑みれば2着馬との力量差は大きな隔たりがあると言えよう。内回りでズブさをみせたとこや、オークスでのパフォーマンスからも広々としたコースで真価を発揮するタイプ。元PO馬繋がりでブエナビスタ級の活躍を期待したい。

4戦連続勝ち馬の後塵を拝したヴィルシーナは内で包まれるの嫌って、スタートから押して押してハナへ行き、そのままスローで逃げる展開。途中で小牧の大捲りにあったが、「ペースが速かろうが遅かろうが勝ち馬より前で競馬をしなくては勝てない」というウチパクの意図は感じられた。4コーナーからスパートを開始して勝ち馬より先に先に動いて行き、最後は馬体を併せて差し返しを図ったが、僅かにハナ差届かなかった。
「同じ年に生まれなければ」で語られる馬の仲間入りを果たしてしまったが、この馬も同世代では抜けた強さ。勝ち馬を逆転出来るところまではどうかと思うが、レースがかち合わなければチャンスありだろう。

3着アロマティコは前半は中団グループのインで脚を溜めてたが、3~4コーナーのコーナリングで勝ち馬の背後へ。直線ではあっという間に突き放されたが、最後までしぶとく伸びてゴール寸前で3着に浮上。インティライミの半妹・前走の脚の余し方で注目していたが、やはり佐々木晶-哲三ラインは何やって来るか判らん怖さを失ってないから面白い。

ブリッジクライムは3着馬とは違って4コーナーまでインに張り付き、コーナリングで中団まで進出。直線では馬群を捌きながらスルスルと伸びて来た。紫苑S組というのもあって完全に舐めてたが、体がしっかりしてくれば結構化けそうな感じがする。

アイムユアーズはポイントと思ってた前半を無理せず乗り切り好位グループをキープ。そのまま後ろにいた勝ち馬を意識しつつレースを進めたが、直線ではあっという間に振り切られた。乗り方としては間違ってないと思うが、やはりこの距離は微妙に長かったようだ。エピセアロームみたいに路線変更してくれば面白い存在になりそう。

キャトルフィーユはもう少し積極的に動くかと思っていたが、ちょっと中途半端な位置取りになったしまったし、上がりが速くなるとキツい。消耗戦でなら巻き返してきそうだが。トーセンベニザクラは好位に付けたが直線では見せ場なし。マイルくらいで見直したい。

ミッドサマーフェアは表向きの馬体重こそ戻したが、速い調教が根本的に足りておらず。途中までは勝ち馬をマークしてたが、勝負所から空気と化した。フローラSの出来に遠く及ばない状態。

ハワイアンウインドは終始掛かり通しで終了。そもそも、ピンナ乗せてるのに4番人気とか全くもって意味不明なんだが?
で、そのピンナは制裁点30点オーバーで来週から1年間、日本での騎乗がアウト。元々、そのヘッポコぶりがネタになってたが、スミヨンみたいに巧いけど騎乗が荒いのではなく、ヘッポコで騎乗が荒いではネタにすらならない。マシューズとかボニヤとかモンテリーゾとかの毒にも薬にもならんヘッポコの方がマシだった。もう2度と日本に来なくていいわ。


馬券の方は大勝利というわけにはいかなかったが、必要最低限のプラスにはなった。とりあえず秋GⅠ2連勝、ここから流れに乗って行きたいなぁ・・・

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

秋華賞

◎ジェンティルドンナ
○ヴィルシーナ
▲アイムユアーズ
△アロマティコ
△キャトルフィーユ
△トーセンベニザクラ


お膳立てが整い過ぎてるのが逆に落とし穴という気がしないでもないが、ジェンティルドンナの牝馬三冠はかなりの確率で達成されるであろう。前走は内回りを意識した乗り方で完勝だったし、その後の調整もすこぶる順調。負けるとすれば、余程のアクシデントが発生した時であろう。

ヴィルシーナは切れ味勝負ではジェンティルドンナに勝てないのは前走で証明済み。最内枠を引いた今回は本来の積極策に打って出るだろう。一気に来られると厳しいが、早めに抜け出して馬体を併せる形に持ち込みたい。

アイムユアーズは外枠を引いた段階で評価を落とそうと思っていたが、調教内容が秀逸。出来に関してはピークに持って来たと見て間違いない。前半さえ上手く乗り切れば、内回りで活きる機動力を駆使して上位に来れる。

別路線組ではアロマティコを抜擢したい。前走はスローペースでありながら悠長に構え過ぎて脚を余した。哲三に戻った今回はもう少し違った乗り方をして来る筈。

キャトルフィーユは骨折明けを使って気配が変わって来た。前走は上がり勝負に持ち込んで自滅したが、今回はもう少し積極的に動くだろう。

トーセンベニザクラはこの多頭数を捌けるかが鍵だが、出来に関しては間違いなく上向き。極端に馬体が減らなければ力は出せる。


基本的には人気3頭の決着になると思うので、シンプルに3連複一本で厚めに買いたい。あとは保険的な意味合いでの押さえと、3連単フォーメーションで適当に。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

府中牝馬S回顧

今日はやることなすこと駄目駄目っス。軸にした本命が悉く吹っ飛ぶわ、「コイツは養分だろ」と蹴飛ばした馬に来られて「養分はお前だろ」の総ツッコミ入れられそうな結果で轟沈。勝負するレースでないのに突っ込んで大火傷する悪い癖は直した方が良いとつくづくorz

ボヤキから入ったところで本題。
マイネイサベルは新潟2歳S以来の勝利となったが、元々左回りの方が走りが良い馬だし、今回は10キロ絞ってシェイプアップ。夏場は太めでもそこそこ走っていたが、これ位が理想体重だろう。好位グループの良い所で流れに乗れたし、直線もスムーズに外に出せて良い脚を使った。予想の段階でアプリコットフィズとどっちを入れるか迷ってこちらを切るセンスのなさ(´・ω・`)

2着スマートシルエットは外のシースナイプが行く構えを見せたので番手からの競馬。1000m59.7とやや遅いペースだったのもあって余力十分のまま坂下で先頭に並び掛けたが、外から来た勝ち馬の決め手が一枚上だった。左回りで安定してるが、スピードを活かせる馬場なら右回りもこなせる。

3着ドナウブルーはペースが遅かったのもあって前半少し力んだ分、追い出してからの反応が横にいた勝ち馬よりもジリっぽかった。こなせないことはないが、決め手を活かすにはマイルの方が良い。あと、6キロ減ってたのも微妙に堪えたか。

レインボーダリアは最後はしぶとく追い上げて来たが、内枠から立ち回った方が良いタイプだけに外枠に泣かされた形。尤も、詰めが甘いタイプなので相手関係が楽になって内枠引いても過信は出来ない。

マルセリーナはペースに泣かされたが、プラス10キロも誤算であったし、この距離は少し長かったか。エーシンリターンズは最内から3番手で流れに乗れたが、上がり勝負で切れ負けした感。

ホエールキャプチャは大外枠でももう少し楽に行けるかと思ったが、かなり外を回らされてしまい、前半はかなりの距離損。向こう正面でエーシンリターンズの側に並び掛けた後は楽な感じに見えたが、いざ追い出すとさっぱり。
距離損もあったし、完調ではなかったかもしれんが・・・早々と流しに入るのは流石にどうなんだろ?無理をさせないのは理解出来なくもないが・・・人気馬に乗って、しかも軸馬でこれをやられるのは流石に良い気分がしない。


明日は秋華賞だけで大人しくしとこうか・・・

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

鳴滝特別・白秋S・清水S

鳴滝特別
◎ヤマニンアーマー
○ダノンマックイン
▲エアソミュール
△ミヤコトップガン
△マッキーバッハ

前走はスタートで終わったヤマニンアーマーだが、まともに出れば自分のペースで運べる。


白秋S
◎イチオクノホシ
○エネアド
▲サクラゴスペル
△シルクウェッジ
△シルクドリーマー

左回りでは崩れないイチオクノホシの決め手が一枚上。この距離では2戦2勝のエネアドが相手筆頭。


清水S
◎タイキパーシヴァル
○ダノンプログラマー
▲サクラクローバー
△ヤマカツゴールド

タイキパーシヴァルは元々このクラスで好走してた。メンバー的に恵まれたここは通過点。

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府中牝馬S

◎ホエールキャプチャ
○スマートシルエット
▲エーシンリターンズ
△ドナウブルー
△マルセリーナ
△アプリコットフィズ


ホエールキャプチャは目標は先だし、他馬との斤量差は気になるが、牝馬限定戦では大崩れがない。乗り込み量も十分で力を出せる仕上がり。大外枠も自在に動ける機動力があるので特に問題なしか。いきなりでも軸で信頼出来る。

一昨年の3着馬スマートシルエットは左回りの1800mはベスト条件。前走の新潟記念も牡馬相手に小差の6着と健闘し、今回は距離短縮。同型のエーシンリターンズはハナに拘るタイプではなく、労せずして逃げられそう。今の馬場ならマイペースで行ければ残れる。

エーシンリターンズの前走の敗因は外枠で流れに乗れなかった事に尽きる。今回は内枠を引いて4走前のメイSと同条件。スマートシルエットとの兼ね合いも、お互いハナに拘るタイプではないだけに隊列はスンナリ決まりそう。あとは輸送減りさえなければ。

ドナウブルーは最近では輸送減りもなくなり、折り合いの不安も解消されつつある事で能力を発揮出来るようになってきた。但し、今回は久々の1800mという距離が気掛かり。妹は距離不問だったが、こちらは壁を感じさせるだけにこの点で評価を下げた。

マルセリーナは前走の安田記念は連戦の疲れが出て大敗したが、前々走のヴィクトリアマイルは3着。末脚を発揮出来る広々としたコースは合う。中間の調整も順調。あとはテン乗りの岩田がどう乗るか。

大穴狙いならアプリコットフィズ。ポリで追われたのもあって良い動きだったのもあるが、この時期は滅法走る。昨年も4戦連続二桁着順から2戦連続2着と激走。好位で流れに乗れそうな今回も再現なるか。

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My Favorite Horse Vol.15 ホクトスルタン~08年目黒記念~

先日の京都障害未勝利戦において、ゴール手前で左第1指関節脱臼を発症したホクトスルタンが予後不良となった。
これでメジロマックイーン産駒はJRAから全て姿を消した事になり、同時にごく僅かに可能性があった父系の継承も途絶えたと言えよう・・・メジロ牧場が健在なら、メジロチェスターを種牡馬にしたかもしれんが。

ホクトスルタンの存在を意識するようになったのは、3歳秋の菊花賞戦線からだったか。
転厩して迎えた阿寒湖特別を逃げ切り、血統的背景もあって菊のダークホースとして注目されたが、神戸新聞杯4着、菊花賞6着と善戦までに終わった。
尤も、この頃はロックドゥカンブやヴィクトリー、サンツェッペリンに肩入れしてた時期だったので、別に思い入れを抱くことはなかった。

見方が変わったのは、年明け初戦となったサンシャインSだった。
内から先頭に立ったホクトスルタンは前半はやや速いペースで引っ張り、中盤はやや息を入れて後半から再加速。後続に影も踏ませぬ6馬身差の圧勝だった。
この圧勝劇でホクトスルタンに対する期待値は急速に高まっていった・・・親子4代天皇賞制覇という前人未踏の快挙に。

親子3天皇賞制覇、史上初の10億円ホース等、一時代を築いて種牡馬入りメジロマックイーンだが、初年度にクイーンCを制したエイダイクインを出したものの、その後は散発的に重賞馬を出すにとどまっていた。
牡馬で大物が出ないまま、ホクトスルタンがデビューした2006年に死亡。天皇賞制覇はおろか、父系の存続すら怪しい雰囲気になりかけていた。
そんな状況で4歳になって一皮剥けたかのような走りを見せたスルタンに期待する競馬ファンが増えたのは、自然な流れであったかもしれない。
俺の場合、血のドラマよりノリ騎乗で芦毛の逃げ馬の先輩格にあたるセイウンスカイのイメージをスルタンに重ねていたが。

春の天皇賞は実績的には格下であったにもかかわらず、7番人気だった菊花賞より上の6番人気。そして、人気以上にスルタンに期待する雰囲気は高かった気がする。
スルタンは好スタートから先手を取ると自分のペースで逃げた。最初の1000mを61.1秒、次の1000mを61.9秒と殆ど中弛みしない平均ペースに持ち込む。
そこから、12.7-12.3-11.8-11.3-11.5と徐々にラップを釣り上げ、後続にも脚を使わせる持久力勝負に打って出たが・・・結果は勝ったアドマイヤジュピタから0.5秒差の4着に終わった。
最後の1Fで力尽きたが、果敢に逃げて見せ場を作ったレース内容は今後の活躍を期待させるに十分な内容だった。

続く目黒記念は菊花賞で先着を許したアルナスラインとロックドゥカンブに続いて3番人気。
ここでもスルタンは先手を奪って逃げた。最初の500mこそ、30.3秒とやや速く入ったが、その後は後続が迫った10.5F目で11.5秒と加速した以外は1Fを12秒台前半という機械的なまでに正確なラップを刻んでの逃げ。
坂下ではロックドゥカンブ、坂を上ってからはアルナスラインが追い縋ったが、スルタンは最後まで抜かせなかった。
メジロマックイーン産駒の牡馬で初の重賞勝ち馬となったスルタンに対する期待は否が応にでも高まった。来春、いや秋の天皇賞で・・・こう思った競馬ファンは少なからずいたであろう。

しかし、これがホクトスルタンにとって唯一の重賞勝利であり、最後の勝利となってしまった。
激闘の疲れが抜け切らず、血統的にも更なる成長を期待された4歳秋を棒に振ったスルタンは翌年の日経賞で復帰したが、なかなか調子が戻らず逃げ潰れるレースを繰り返した。
6歳になって京都記念4着、阪神大賞典5着と復調しかけたが、最大の目標であった春の天皇賞は賞金不足で痛恨の除外。年齢的にラストチャンスと思っていただけに、この除外はショックだった。

その後、脚部不安で1年近く棒に振ったスルタンは7歳夏に復帰したが、目を覆いたくなるような惨敗を繰り返した。転厩して短距離戦を試したりしたが、状況は変わらなかった。
平地では完全に限界が見えていたスルタンは障害入りするが、飛越が致命的に下手であった為、スピードを活かして逃げるも最後は貯金を使い果たすレースの繰り返し。

そして、先日の障害未勝利戦で・・・その日は予後不良の表記がなかった辺り、何とか命だけは助けようと処置が行われたのかもしれないが、無情にも翌日に予後不良の表記がされた。
最近の競馬は騎手と馬の関係がドライになり、社台系の一極化が増す等、ロマン派にとって思いを投影しにくい世知辛い時代になっている。
ホクトスルタンはそんな時代にあって、ロマン派の受け皿となった貴重な存在だった。記憶に残る名馬の死に合掌m(__)m

テーマ : 競馬コラム
ジャンル : ギャンブル

京都大賞典回顧

勝ったメイショウカンパクは前半は無理せず後方に控えて脚を溜める競馬。すぐ前の位置にいたフミノイマージンをマークする形となり、4コーナーでは仕掛けに合わせてスパート。4頭横並びとなった追い比べからグイッと伸びて金星を挙げた。
これがJRA通算800勝となった池添はテン乗りであったが、こうしたマーク屋に徹してからの決め打ちは実によくハマる。

2着オウケンブルースリは中団グループに控えていたが、3コーナー坂の手前から進出を開始し、4コーナーでは先頭の一団。直線では一旦は止まりかけたが、外から来た追い込み勢に併せる形で盛り返して来た。近走の着順や、調教内容(元々動かないが)から「もう終わった馬」と思っていたが、このレースだけは異様に走る。

3着ギュスターヴクライは内に入れた2コーナーで内ラチに接触。これで馬が行く気になったしまったか、早め早めに動く展開となり、4コーナーでは先頭の一角。直線では一頭内を突いて押し切りを図ったが、最後に詰めが甘くなった。ちぐはぐな競馬ではあったが、相手なりに走るしぶとさは見せた。

フミノイマージンは後方に控えて末脚温存するいつもの競馬だったが、直線の追い比べで詰めが甘くなった。昨年よりも力を付けているが、やはりこの距離は少し長い。あと、外回りよりも小回りの方が切れるタイプ。

ローズキングダムはプラス体重こそ問題なかったが、向こう正面から少し行きたがる素振り。直線では内にいたオウケンに進路を塞がれる不利はあったが、それがなくても伸び切れてなかっただろう。得意の休み明けでこの内容では・・・


穴として(あの面子ではこれしかいなかった)メイショウは拾えたが、オウケンはどう捻っても無理。直線半ばまでは的中を確信していたがorz

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

南部杯回顧

左回りのマイル戦がベストのナムラタイタンとアドマイヤロイヤルがエスポワールシチーにどれだけ迫れるかが見どころであったが・・・ナムラタイタンがスタート直後に落馬、アドマイヤロイヤルはマイナス16キロと大幅な馬体減で本領発揮とならず。

元々、このメンバーならエスポの独壇場になるとは思っていたが、興が削がれる一戦なってしまった。馬券は一応3連複を持っていたが、エスポ・ナムラの馬連にブッ込んだせいでトリガミorz

エスポのレース運びに関しては特に問題なし。内のメイショウタメトモが行く構えを見せたので番手に控えて大名マーク。3~4コーナーで先頭に並びかけて直線に向いたところで差を広げに掛かった所で勝負あり。格の違いをまざまざと見せつける結果だった。
トップレベルだと勝ち切れるのはマイルまでと思っているが、ゴルトブリッツが急死、スマートファルコンが引退、フリオーソは休養中という状況だけに今後のGⅠ戦線でも勝つチャンスは十分にあるだろう。

2着ダイショウジェットは先行した3頭を見ながら4番手を追走。4コーナーで手応えが怪しくなったメイショウタメトモとナイキマドリードを交わして2番手に上がったが、見せ場はそこまで。有力所のアクシデントと、いつになく器用に立ち回った事が功を奏した。

3着アドマイヤロイヤルはマイナス16キロも影響したし、途中でカラ馬に絡まれる不利もあった。これでは勝ち馬はおろか、ロートルの2着馬にまで突き放されるのは必然。安定した差し脚で堅実に走っているが、どうにも勝ち切る運がない。出来れば本賞金を加算しておきたかったが・・・

メイショウタメトモは積極的にレースを引っ張ったが、エスポの格好の餌食にあった。スーニは隣にいたナムラタイタンの落馬の煽りをモロに受けた時点で終了。

ナムラタイタンは元々スタートで出遅れる癖はあったが、今回はスタートして思いっ切り前につんのめってしまった。あれでは熊沢は為す術がない。地味路線からGⅠ出走にこぎ着けたが、なんともほろ苦い結果になってしまったorz

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

2012リーディングサイアー~10月8日現在~

1ディープインパクト
2キングカメハメハ
3シンボリクリスエス
4クロフネ
5ステイゴールド
6ダイワメジャー
7フジキセキ
8マンハッタンカフェ
9アグネスタキオン
10サクラバクシンオー
11ハーツクライ
12ネオユニヴァース
13ゼンノロブロイ
14ゴールドアリュール
15ロージズインメイ
16タニノギムレット
17ジャングルポケット
18スペシャルウィーク
19ダンスインザダーク
20アグネスデジタル




ディープが3日開催で6勝し、キンカメとの差を2億2700万弱に拡大。秋GⅠシリーズ突入で一気に拡大出来るか?

クロフネに差を詰められたクリスエスだが、東京で3勝して差を6000万弱に拡大。クロフネはホエールキャプチャで差を詰めたいところ。

カレンブラックヒルの毎日王冠勝利等でダメジャーが6位に浮上し、ステゴとの差も600万弱に詰めた。

ギュスターヴクライ、ジャスタウェイの好走でハーツが11位に浮上。バクシンオーとの差は2000万。久々にトップ10の入れ替わりあるかも。


マーベラスサンデーが今年限りで種牡馬引退。リーディング最高は2004年の17位。今年まで7年連続JRA重賞勝利中。今年の種付け頭数は32頭。
シルクフェイマス、ネヴァブション、スマートギア、キングジョイ等、高齢になってもしぶとく活躍する産駒を送り出した。
97年の春天3強でマーベラスが先に種牡馬引退するとはなぁ…ローレルはアンチの立場だったけど、何故かマーベラスにアンチめいた感情を抱いたことはなかった。ハロースピードとの子供でもう一花咲かせてくれたら最高だが。

因みに、トップガン・ローレル・マーベラス産駒のJRA勝利は合計998勝。いよいよ1000勝にリーチ掛かってきた。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

京都大賞典・南部杯

京都大賞典
◎ギュスターヴクライ
○ローズキングダム
▲メイショウカンパク
△フミノイマージン

叩いた方が良さそうなギュスターヴクライだが、本格化する以前から大崩れのなかった馬。京都コースでは詰めが甘いものの、デビュー戦と天皇賞以外では全て3着以内。仕上がり途上だが、この手薄なメンバーならまず崩れない。

ローズキングダムは久々に小牧とのコンビ復活。トップクラスではそろそろ家賃が高くなってるが、今回は相手関係が楽。昨年も休み明けでこのレースを勝ってるように鉄砲の方が良い。

フミノイマージンは距離的に微妙なとこだが、他に狙えそうな馬もいない。せいぜい順調に使われているメイショウカンパクくらいか。


南部杯
◎エスポワールシチー
○ナムラタイタン
▲アドマイヤロイヤル
△ダイショウジェット

先日からA-PATでも地方競馬の馬券が買えるようになったので。まぁ、ここはエスポワールシチーの独壇場だろう。

ナムラタイタンは休み明けでは勝ち切れないが、左回りのマイル戦は現状でベスト条件。

テーマ : 競馬予想
ジャンル : ギャンブル

オルフェーヴルは凱旋門賞2着惜敗・・・日本競馬の悲願ならず。

オルフェーヴルが抜群の瞬発力を見せて残り300mで一気に先頭に立った時、レースを見てた大多数の人はオルフェーヴルが勝ったと思っただろう。日本競馬の悲願が叶ったと思われたが・・・苦しくなって内にササって追いづらくなったところでただ一頭追い縋ったフランスの伏兵ソレミアに交わされてしまった。


大外枠、折り合い、雨の影響で力の要る馬場・・・様々な障害を乗り切って栄光まであと一歩のところだった。

まずまずのスタートから後方2、3番手に控えて前半は折り合いに専念。行きたがる仕草も見せたが、流石に前走で学習済みだったか、スミヨンはがっちりと押さえる事に成功。
前走はラビットの役目を果たしたアヴェンティーノだが、今回は前に行かずオルフェーヴルの視界に入り、オルフェーヴルが外へ逸走しないように外に出して壁役に徹した。フォルスストレートで力尽きたが、オルフェーヴルの海外遠征を陰で支え続けた仕事っぷりは、ミハエル・シューマッハのサポ役に徹したエディ・アーバインを彷彿とさせるものがあった(例えがちと古いかw)

直線に入ってライバルと目されたキャメロットやサオノアがもがく中、外から一気に馬群を交わし去って先頭に立った時は「おおっ、勝った―!」とボルテージが上がったけど、ここが落とし穴だった気がする。他の馬が馬場に脚を取られて思った以上に伸びなかったのと、ゴーサインへの反応が良すぎて結果的に先頭に立つのが速くなりすぎた。

それと、抜け出した後で苦しくなったせいか、内へ内へササり出したのもスミヨンにとっては計算外だっただろう。ずっと右鞭を入れて修正しようとはしていたが、どうにもならなかった。最後はオルフェーヴル自身で何度か手前を替えたように、楽に抜け出したようで実は一杯一杯だったのかもしれない。

スミヨンの騎乗に関しては結果的に早仕掛けになったもので、仕掛けのタイミングとしては特別間違ったものではないだろう。前半も巧く宥めてたし、重箱の隅でもつつくかのような「早仕掛け」を連呼して批判する気にはならない。
但し、結果を求められて起用されたのだから、最後はササって苦しくなっても勝たせなければならないレースだった。この点に関しては、スミヨンは批判されて然るべきだと思う。ペナントレースで優勝してもクライマックスシリーズで敗退したようなものだ。尤も、池添だったら勝てたという単純な問題ではないだろう。御し切れなかったのが乗り替わりの伏線になったわけだし。


オルフェーヴルの悲願を打ち砕いたソレミアはフランスの4歳牝馬。単勝42倍の伏兵も良いとこであったが、ロンシャンの2400mでは着外なしで春には昨年の凱旋門賞2着馬シャレータを破っており、前走のヴェルメイユ賞も3着。サドラー系×シャーリーハイツというコテコテの欧州血統で今回のような力が要る馬場は向いたのだろう。
鞍上にはすっかり頭髪が薄くなってしまったペリエ。減量がキツくなって日本に来なくなってから影が薄くなっていたが、かつて一時代を築いた腕は伊達ではなかったか。

人気所はオルフェーヴル以外は総崩れ。キャメロットやサオノアはこうした馬場が全く合わなかったのだろう。追われてから全く伸びる気配がなかった。



オルフェーヴルの力量の確かさと危うさ、そして欧州競馬の底力を見せつけられたわけだが、オルフェーヴルには来年も挑戦してほしい。出来れば、このまま残って英チャンピオンSでフランケルと対決してほしいが、それは妄想の中に留めとくか・・・

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

毎日王冠回顧

初の世代混合戦と距離延長も問題なし。カレンブラックヒルが無傷の5連勝を飾って今年の3歳世代の力量をまざまざと見せつけた。
注文通りハナを切って前半1000mを57.8秒というハイペースで逃げたシルポートから5~6馬身離れた3番手を追走。休み明けのせいか、4コーナーでの反応は鈍かったが、坂を上がってバテた2頭を交わし去って後続の追撃を凌ぎ切った。初の1800mと世代混合戦で懐疑的な見方もあったが、杞憂であったようだ。スパッと切れる脚はないので最後に甘くなる可能性もあるが、天皇賞も簡単には止まらんだろう。

2着ジャスタウェイは減った馬体を戻しての出走。道中は中団グループの後方に控えて脚を溜め、直線に向くと外に持ち出して豪快に伸びて勝ち馬に急追した。NHKマイルCは馬体減の影響、ダービーは距離不向きで惨敗して人気は急落してたが、毎日杯は最後方から桁違いの脚で差し切ったように中距離では世代屈指の決め手を持つ。

3着タッチミーノットは最後に後れを取ったものの、道中から2着馬と同じような位置取りでレースを進めて鋭く伸びて来た。午前中は天気が小雨になっていたので軽視したが、午後から晴れてこの馬が力を出せる馬場になったのが幸い。

リアルインパクトは調教内容に比例して少し太かったが、離れた4番手からジリジリと伸びて来た。完調手前でも関東圏では崩れないところを見せた。ただ、関東圏に限定すれば使える重賞が中1週の富士Sくらいしかない。

ダノンシャークは好位からレースを進めて直線では最内を突いて勝ち馬に並び掛けたが、坂を上ったところで突き放されてからジリっぽくなった。条件的に流れが向くかと思ったが、現状ではこのクラスだと少し足りてないようだ。

ストロングリターンは苦手の休み明けで距離も少し長いことを鑑みればこんなものだろう。エイシンフラッシュはこのペースと外枠では来れる要素がない。スロー内枠待ちで。

トーセンレーヴはピンナ云々より根本的にこのクラスでは力不足。エイシンアポロンはどうも峠を過ぎてしまった感じ。シルポートは小細工なしで逃げたが、グランプリボスにせっつかれて息が入らず。フェデラリストは仕上がり不足ではあったが負け過ぎ。


人気落ちした今回は怖いと思ってジャスタウェイを入れたまでは良かったが、軸も捻り過ぎた。シンプルに勝ち馬を信頼すべきだったorz

テーマ : レース回顧
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