園田の木村健引退。芹沢純一、騎手・調教師ダブル受験。そして、例の漢()も・・・

2014年を最後に中央に遠征する事がなくなって名前を目にする機会がめっきり少なくなってしまったが、キムタケこと木村健の引退はまだまだやれる年齢だっただけに、些かショックだったが・・・椎間板ヘルニアを患っていたのか。もう限界だったのだろうね。

木村健の名を最初に知ったのはゴールデンチケットの毎日杯だった。船橋で初勝利を挙げての出走で人気は全くなかったが、番手でしぶとく粘っての2着。ゴールデンチケットの後々のキャリアを思えば、前有利のペースでも良く2着に残したと思う。
最大のハイライトはショウリュウムーンのチューリップ賞だろう。この時は人気薄のエイシンリターンズ軸で人気のアパパネと共に先頭に立とうかという場面で横からぶち抜いてくれて悶絶させてくれたものだが、「園田にキムタケあり」を強烈に印象付けてくれた。
オルフェーヴルが三冠達成した時は「馬券的には面白くないが、相手はウインバリアシオンとトーセンラーしかおらん」とガチガチの馬連と3連複に諭吉を突っ込んでたので人気薄のハーバーコマンドで粘られた時は「アンカツ、蛯名、何やってんだ早く差せ!!」とオルフェーヴルそっちのけで肝を潰し掛けたのは今となっては良い思い出w

今後は調教師として、また中央に参戦してほしい。お疲れ様でしたm(__)m


数年前に外国人騎手でも通年免許を取得しやすくなるように騎手免許試験が改定され、それと同時に一度引退した騎手の復帰条件も緩和された。背景には、その数年前に調教助手に転身する際の金銭面の待遇が悪い方に変更され、駆け込みで引退する騎手が続出。弊害として不足しがちになったローカル開催や障害で騎乗する騎手を確保する目的があった。
当初は「果たして復帰する奴いるんだろうか?」と思ってたが、調教助手に転身してた柴田未崎が復帰を果たした。とはいえ、個人的には騎乗馬に恵まれず引退した20代後半~30代前半の騎手をターゲットにしてると思うので当時30代半ばの柴田未崎は年齢的にギリと思ってたが・・・

何と、武豊や蛯名と同世代の芹沢純一が騎手免許試験の受験を表明。更に調教師試験も同時に受験するというのだから二度ビックリ。過去に定年直前の調教師が騎手免許試験を受験した事があったが、そこまで高齢ではないにしても芹沢ももうすぐ50歳。復帰した柴田未崎も騎乗馬には恵まれてないし(元々乗れる騎手ではないけど)、仮に合格して復帰しても騎乗馬が集まるのだろうか?と余計な心配もしたり。
両方合格したら調教師に転身するそうだが、個人的には芹沢のローカルでの先行粘り込みは非常に重宝してたのであの職人芸をもう一度見たい気がしないでもない。二兎を追う者は~みたいなオチにだけはならないでくれよ・・・騎手時代の芹沢のキャラならその可能性もあるがw


個人的には既にどうでもいい構ってちゃんという認識で大して興味がないのだが、藤田伸二の道営の騎手免許試験についても合わせて触れておく事にする。
受験理由が「お世話になったオーナーの馬で乗れたら」とか「恩を返すために復帰する。ホッカイドウ競馬が盛り上がればそれで良い」とか「現場にいる関係者の邪魔にならないようにしたい」とか藤田シンパが喜びそうな建前を述べているが・・・相変わらずの上から目線な物言いに感じる。
最晩年の頃からだが、藤田を見てるとやれ組合員の権利ガーとか上司批判だけは一丁前で自分は社内ルールもロクに守れてない、仕事を舐めてるとしか言い様がないゆとり世代の職場の後輩と丸被り。人の振り見て何とやらである。

恩を返すとかお世話になったオーナーの為とか言ってるけど、栗東の主だった調教師と蜜月→疎遠、絶縁(→復縁)を繰り返した人間が口にして良いセリフではないな。その恩返ししたい人達とこじれて顔に泥を塗るようなJRA時代と同じ失敗だけはしないでほしいわ。

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京成杯AH回顧

安定はしてるが、もう一歩詰めが甘いグランシルクを軸で買えたのはコース適性の高さも然る事ながら、中山の神・田辺が鞍上だったのが大きい。良い意味で何をやって来るか判らない怖さを持ってる数少ない騎手として極めて高く評価してるのだが・・・押さえているのに相手が来ないという馬券的相性の悪さはどうにかならないものか

出たなりの競馬で道中は中団の外目。マルターズアポジーが淀みないペースで引っ張ったのもあって折り合いはスムーズ。4コーナーから仕掛けに入って3着馬と併せるように進出したが、直線でアッサリ置き去りにして突き抜ける完勝。
逃げる馬とそれに続く馬が作るペースを見極めて脚を溜め、直線でキッチリ抜け出す申し分ないレース運び。これまで9度出走して勝てなかった重賞を勝たせたのは流石。馬自体も上がりが極端に速くならない限りは引き続きマイル路線で堅実に走るだろう。

2着ガリバルディはスタート一息で後方からの競馬。道中は勝ち馬を前に見ながらレースを進め、4コーナーで後ろのアスカビレンの脚色を確認してから外へ。勝ち馬には追い付けなかったが、持ち味の末脚を繰り出して2着に浮上。
春のダービー卿CTでも結果が出てなかったように中山のコース形態は合わないと軽視したが、マルターズアポジーが先行勢を軒並み潰して差し追い込みが届く展開になったのと末脚の切れを殺させないよう立ち回った北村宏の上手さが活きた・・・とはいえ、元PO馬のこの馬にやられるとは何たる不覚。

3着ダノンリバティは他馬のテンの速さについて行けず中団から。ペースが流れた事で折り合いも付き、4コーナーで勝ち馬が被せに来たところで共に進出。直線では瞬発力の差が出て突き放されはしたが、この馬なりに脚を伸ばした。
テンにモタつくと結果も付いて来ない傾向だったが、今回はそれが幸いしたと言える。出来も夏場の調子を維持していたのだろう。相性の悪かった中山で結果を出した。

マルターズアポジーはスタートから気合いを付けて定石通りハナへ。スロー上がり勝負にならない様に淀みないペースでレースを作り、直線でも止まるような脚色ではなかったが、勝ち馬に交わされた後は58キロが堪えたか、坂上で踏ん張り切れずに2、3着馬にも交わされた。先行勢を軒並み潰したが、最後は自身も追い込み馬の餌食となった感じ。

ボンセルヴィーソやブラックスピネルは息の入らないペースでスタミナを消耗したか、直線で前を追い掛ける余力も残ってなかった感じ。ペースはある程度予測出来たが、それでも開幕週の馬場なら簡単に止まらないだろうと思ってた。この辺に関しては読みが甘かった。

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今週のマヤノトップガン産駒(9月17日)

9月17日
中山
11Rラジオ日本賞(ダート1800m)
トラキチシャチョウ
丹内祐次(57.0)




本当はマヤノパーチェムも平場に登録してたが除外された(2週連続)ので社長のみ。実績のあるコースで叩き4戦目。鞍上には目を瞑るので結果がほしい。

大井のロイヤルオブアクアは御神本騎乗で2番人気に支持されたが、途中で外から被せられた際にやる気をなくしたか、これといった見せ場なく10着。

一方、同日に道営のバンブーキングペレは3着に好走。勝ち馬が2番手集団を潰した展開もあったが、しっかり差して来れた。

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セントウルS回顧

北九州記念では脚を余して消化不良に終わったファインニードルが今回は直線でしっかり前を捌いて抜け出して重賞初勝利。GⅡと呼んでいいか微妙な面子ではあるが、一応はスプリンターズSに向けて格好は付けたと言える。

テンは遅かったが、二の脚の加速力が速くてハナを切ろうかという勢い。当面の相手フィドゥーシアを先に行かせて道中は3番手のイン。ガッチリと折り合いを付け、直線でバテたラヴァーズポイントの間からしっかり脚を伸ばして抜け出す危なげない勝ち方。
好位の内目で上手く脚を溜められたし、直線でもタイミング良くスペースが出来た。これ以上ないくらい恵まれたのは確かだが、勝ちタイムも開幕週とはいえなかなか優秀。ぶっつけとなる既成勢力の仕上がり具合次第だが、本番でも注意が必要か。

2着ラインミーティアはスタートが決まって楽な形で中団から。この馬もインで折り合いを付けて脚を溜められ、直線に向いたところで追い出しに入ったが、半ばで前が壁となって進路を切り返るロス。それでも内からしっかり脚を伸ばして2着を確保。
直千以外でも脚を使えたのは意外だが、この馬も勝ち馬と同様にインでロスなく脚を溜められたのと内目を回った馬が来やすい馬場と展開に乗じた恩恵に恵まれた節がある。サマースプリント王者にはなったが、これ以上の上積みは?

3着ダンスディレクターは相変わらず出脚一息だったが、まだこの馬としては出た方で中団後方から。外枠もあって内に入れなかったが、折り合いを付けて脚を溜めて直線で外へ。残り1Fで勢いが付いて2着争いに急追。
骨折明けで軽視したが、内有利の状況で外から追い込んで来た地力は健在。ただ、関東圏のレースは2戦していずれも二桁着順。本番でもある程度人気を集めそうだが、過信は出来ない。

メラグラーナは二の脚が今一つだったのもあって後方から。他馬に外から被せられない位置で折り合いを付けて脚を溜め、直線は外へ出さずに内へ(出そうにも出せなかった?)。馬群を捌いて2着争いに加わった。
稍重の高松宮記念、良馬場発表でも雨の影響でノメる馬場だったCBC賞では惨敗したが、良馬場であれば話は別。中山1200mは3戦3勝なだけに、良馬場なら警戒が必要。

フィドゥーシアは大外でも楽に先手を取れると思っていたが、勝ち馬の二の脚の速さもあって若干仕掛けてハナを切る形。前半3F33.8は決して速いペースでもなかったが、終始2番手のプレッシャーを受ける形となってしまい、直線半ばで勝ち馬に交わされると集中力が切れたか、残り100mから逆噴射。

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紫苑S回顧

春二冠を一桁着順に纏め、夏の休み明けでも結果を出したディアドラが人気に応えて勝利。このメンバーの中では一枚力量が抜けてる点は証明したが、能力的にもう少し楽に勝てると思ってただけにやや不満が残る。

出たなりの競馬で道中は中団後方の外目。壁を作れずやや行きたがる場面もあったが、概ね折り合って3~4コーナーで動き出して各馬よりワンテンポ仕掛けを遅らせて大外。直線は2、3着馬との追い比べになったが、ゴール寸前で抜け出した。
12キロ増と休み明けで減った馬体も元に戻り、4コーナーでかなり外目を回った点を鑑みれば着差以上に強い競馬をしたのは確かだが、秋華賞でこの競馬をすると届かないだろう。勝つには勝ったが、本番に直結しづらい内容。

2着カリビアンゴールドは好スタートからスッと行き脚が付いて好位馬群の中。緩いペースの中、馬込みの中で宥めて勝負所でも一寸溜めてから4コーナーで馬群の外。坂下から追い出して先頭に立ったが、ゴール寸前で勝ち馬に交わされた。
コース取りの差を考えれば勝ち馬より一段レベルが落ちるのは否めないが、好位で脚を溜めて直線でもしっかり脚を使った点では勝ち馬よりも本番に繋がりやすい内容。3連系なら大穴候補として押さえても良いかな。

3着ポールヴァンドルはゲートは出たが、あまり行き脚が付かずに中団から。道中はポケットで脚を溜めて直線入り口で前が空くまで我慢。直線は勝ち馬と共に先に抜け出した2着馬を追い上げたが僅かに届かず。
血統的にこの距離は長いと思ってたが、これまでの先行粘り込みとは違う味な競馬で予想以上に走った。ちょっと舐めてたが、能力はなかなか高い。小回りの中距離戦ならOPまで行けるかも。

ライジングリーズンはスタートからすぐに後方に下げて折り合いに専念。内々で壁を作って脚を溜めて4コーナーでも外へ出さずに馬群の中。直線で馬群を捌いて追い上げたが、先に抜け出した上位馬には追い付けず。この距離をこなせるのは判ったし、内を捌く競馬が出来たのも収穫だが、それ以上のインパクトはなかった。

2戦2勝だったルヴォワールはスタートで出負けして後方から。道中はすぐ側にいた勝ち馬をマークする形になったが、逆に勝ち馬に被せられた4コーナーで動きを封じられるロス。直線はそれなりに脚を使ったが、勝負所のロスを挽回出来ず。とはいえ、明らかに状態イマイチの追い切りの割には走った。自己条件なら。

ホウオウパフュームはスタートから後方に下げて脚を溜めるいつも通りの競馬。道中は勝ち馬を見ながらレースを進め、勝負所でも仕掛けを遅らせて勝ち馬と同じように直線は大外。しかし、そこから伸びは平凡で流れ込む程度。田辺だから買ってみたが、馬の成長力が乏しかった。

最後は際どくなったが、重賞の連敗記録を止められたし、日曜の2重賞を外してもプラス収支で終われたからヨシとする。

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