有馬記念回顧

オルフェーヴルが4コーナーで楽な手応えのまま先頭グループに取り付いた時点で「ああ、やっぱりそうなのね」と諦めが付いたw有終の美を飾る破壊的な強さをボンクラ親父にまざまざと見せつけたと言えよう。

パドックの気配は絶好調とまではいかなかったが、及第点と言える仕上がり。スタートから出たなりの競馬で道中は後方に控え、前にゴールドシップを置いて折り合いに専念。我慢し切れるかが焦点だったが、ルルーシュが予想してたより速いペースで引っ張った事もあって無事にこれをクリア。馬群が固まった3~4コーナーで一気に外から捲って進出し、直線入り口で堂々の先頭。そこからは圧巻の一人旅で8馬身差の大楽勝だった。
実績という点では、香港も含めてGⅠ4連勝のロードカナロアが抜けているが、印象度という点ではカナロアの香港スプリント圧勝を帳消しにして余りある勝ちっぷりだった。これで年度代表馬争いが判らなくなった。
昨年春の大失態と2年連続凱旋門賞乗り替わりの一件で斜に構えてしまい、最後までこの馬を信じ切る事は出来なかったが、ポテンシャルの高さは歴代の三冠馬と比べても遜色ないと言える。色々な思いはあるだろうが、池添が笑顔で締め括れたのは素直に良かったと思う。吉田俊介は最後まで糞だったが(引退式での挨拶が小学生の作文レベル並みに酷かった)。

2着ウインバリアシオンは4キロ絞れて筋肉の締まりが一変。スタートは少し出して行った分、少し力むところもあったが、すぐに折り合って中団から後方のインで待機。3~4コーナーで外に出し、一足先に捲って行った勝ち馬を追うように捲って行って追い縋ったが、直線では突き放される一方だった。
ダービー、菊花賞に続いてまたしてもオルフェーヴルの後塵を拝しての2着だったが(直接対決で先着したのは天皇賞だけ)、屈腱炎による長期休養から良く復活して来たと思う。脚元さえ持てば、オルフェーヴルがいなくなる来年は何処かでチャンスがあるだろう。

3着ゴールドシップはスタートダッシュは付かなかったが、そこから押して押して集団に取り付き勝ち馬より前のポジションを確保。勝負所で捲りに掛かったところで勝ち馬に先に被せられ、4コーナーでも2着馬に被せられて後手に回った感は否めないが、そこからしぶとく脚を伸ばして3着は確保。
パドックの気配はジャパンCよりはマシだったが、まだ良い頃の気配にないと思っていただけに、この【復活】には正直ビックリ。勝負所では後手に回ったムーアだが、精神的に切れた馬を持って来た手腕は流石と言える。ただ、高速馬場に対応出来ない弱点を抱えてる以上、鞍上問題も含めて課題は残ってる。オルフェーヴル同様に、軸として買う事はもうないだろう(歴史は繰り返すのかw)。

いつの間にやら、ひっそりと大健闘してたのが武豊のラブイズブーシェ。スタートからすぐに後方に下げて後方2番手で末脚を温存。勝ち馬が捲って行った勝負所で仕掛けて行ったが、4コーナーで溜めを作って余力を残したのが功を奏した。直線は最後まで止まる事なくジリジリと脚を伸ばしての4着。着狙いに徹したとも言えるが、それでキッチリ着を拾えたのは流石と言える。ローカル開催の重賞なら手が届くだろう。

下馬評で全く話題に上ってなかったタマモベストプレイが殿人気で5着に健闘。道中は中団のインに控え、4コーナーで馬群の間を縫うようにして好位に進出。先行勢が軒並み勝ち馬に掃除された事もあって、直線も上手い具合にスペースが空いてスムーズな競馬が出来た。本当、この馬だけは掴み所が全く判らないw

カレンミロティックは勝ち馬に掃除された先行勢で最先着。3~4コーナーで馬場の悪い内を通らされたとはいえ、先行勢にはキツい展開で坂下まで踏ん張ったのは立派。今後も切れを要求されない展開であれば中距離路線の重賞で活躍出来るだろう。


デスペラードは道中は中団のインに控えていたが、勝負所で上がって行こうとしたところでダノンバラードとラブリーデイがバテて下がって来て前が詰まってしまった。一つ前にいて上手く馬群を捌いた5着馬とは対照的に下手に乗られた感。残念ながら、ノリのGⅠ2ゲットは今年でストップ。

トゥザグローリーは中団からの競馬で勝負所の手応えも余裕があったが、4コーナーでゴチャついた巻き添えを食って追い出すタイミングを失ってしまった。史上3頭目の有馬3年連続3着はならず。

本命ヴェルデグリーンは道中は後方に控えて勝ち馬をマークする形。勝負所で一足先に捲った勝ち馬を追い掛ける形で捲って行ったが、ここで同時に上がって行った内の2着馬に張られた事で直線では余力が無くなってしまった。
この辺りは人によって評価が分かれるところだが、最初から着狙いに徹していた豊とは違って、色気を持って乗っていた田辺との立ち位置の差が出たとも言える。個人的には着狙いに徹せられてたら「ふざけんな」と毒吐いてたと思うので、勝負をしに行ったという点で評価したい。

アドマイヤラクティは先団グループからやや離れた6番手辺りを追走していたが、勝負所でいつものズブさを出してしまい、4コーナーでゴチャついて下がって時点で万事休す。堅実さから3番人気に支持されていたが、ここまで大きく崩れるとは思わなかった。


終わってみれば大団円という結果になったが、ジェンティルドンナ、エピファネイア、キズナ、エイシンフラッシュが次々に回避してやや小粒な印象になったのは否めない。これでスロー上がり勝負になっていたら、さぞかし味気ないレースになっていただろう。来年はもう少し良いメンバーで良いレースが見られれば良いなと思う・・・つーか、馬券がサッパリ当たらん時点でもう駄目だ(´・ω・`)

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

シッド・ハレー

Author:シッド・ハレー
このブログが何らかの形で覗いてくれた奇特な方のためになれば幸いです。

人気ブログランキングでの順位です。ポチってくれたら励みになりますm(__)m
最新記事
FC2カウンター
検索フォーム
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
ご協力お願いします
にほんブログ村 競馬ブログへ
にほんブログ村

FC2Blog Ranking

いずれかに馬というド畜生の基本的な事を教えてくる場所があるかもしれない
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬コラムへ
にほんブログ村 競馬ブログ 中央競馬へ
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
アクセスランキング
FC2 Blog Ranking
[ジャンルランキング]
ギャンブル
155位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
競馬
74位
アクセスランキングを見る>>
当ブログの人気ページランキング
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR