クイーンエリザベス2世C回顧

ドバイターフのヴィブロスに続き、またしても”マジックマン”モレイラの神騎乗炸裂。一気に捲って先頭に立った時点で「うわ、そうだった。ネオリアリズムにモレイラ乗ってたんだった」と今更ながら気付いたが時既に遅し。

スタートは今一つで序盤は行きたがるのを宥めて中団。逃げ馬不在で28.03‐26.77という超ドスローな流れに意を決したか、捲って先頭に立ってそのまま一気にペースを引き上げてのロングスパート。前半が極端に遅かったので後半1000mの勝負に持ち込んでも余力十分。後半800mを22.39‐22.41で纏められては後続は届かない。
昨年の香港マイルは直線で力尽きての9着と精彩を欠いており、半信半疑な部分がないわけでもなかったが、この時は木曜ではなくて金曜追い切りと普段と違う調整が影響したのかも。いずれにせよ、ペースが遅いのを見越したモレイラの作戦勝ちだった。また、日本へ来てくれないものか。

2着パキスタンスターは自身のスタートが良すぎたのもあってハナへ立とうという勢いを何とか抑え込んで3番手のイン。勝ち馬のロングスパートによる急激なペースアップに対応出来ずに置かれてしまったが、直線は外へ持ち出して末脚を伸ばし、ゴール寸前で2着に上がった。
これまでは出脚が鈍く後方から追い込むスタイルだっただけに、序盤は意外な位置取りだったが、結果的にはこれが2着に繋がったと思う。従来の後方からでは2着争いにも加われなかっただろう。今回みたいな緩急の激しい特殊な流れに泣かされたが、香港4歳世代NO.2の実力の一端は示した。暮れの香港国際競走でも日本勢のライバルとなりそう。

3着ワーザーは序盤は4番手で宥めながらの追走。勝ち馬が中盤で捲った時は動かずに待ちの構え。3~4コーナーから動き出して先頭に迫ったが、余力十分だった勝ち馬にはなかなか追い付けず、逆に差して来た2着馬にも差し込まれた。
2月の香港ゴールドCで復活したとはいえ、香港ダービーを制した余勢を駆って4馬身差の圧勝を演じた昨年と違い、今シーズン前半(2016-2017)を故障で棒に振った今年はまだ本調子に戻ってないのかも。尤も、モレイラとボウマンという騎手の差も出たレースだったが。

ブレイジングスピードは終始2番手からの追走で直線もワーザーやパキスタンスターとの2着争いにしぶとく食い下がった。2年前のこのレースの勝ち馬で既に8歳となってるが、全盛期の力はなくともまだまだトップクラスで戦えるのは証明出来た。逆に2013-2014年シーズンの年度代表馬デザインズオンロームは最後方のまま何の見せ場もなく殿負け。能力の衰えが顕著になって来たか。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

シッド・ハレー

Author:シッド・ハレー
このブログが何らかの形で覗いてくれた奇特な方のためになれば幸いです。

人気ブログランキングでの順位です。ポチってくれたら励みになりますm(__)m
最新記事
FC2カウンター
検索フォーム
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
ご協力お願いします
にほんブログ村 競馬ブログへ
にほんブログ村

FC2Blog Ranking

いずれかに馬というド畜生の基本的な事を教えてくる場所があるかもしれない
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬コラムへ
にほんブログ村 競馬ブログ 中央競馬へ
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
アクセスランキング
FC2 Blog Ranking
[ジャンルランキング]
ギャンブル
135位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
競馬
68位
アクセスランキングを見る>>
当ブログの人気ページランキング
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR