2017年度新種牡馬~輸入種牡馬編Part2~

ノヴェリスト(産駒数103)
父モンズーン
母ナイトラグーン
母父ラグナス
主な戦績・・・キングジョージ、バーデン大賞、サンクルー大賞


2歳時は1戦1勝。3歳春に復帰し、GⅢGⅡを含めて3連勝。独ダービーは1番人気に支持されたが、伏兵の強襲に屈して2着。続くバーデン大賞はデインドリームに完敗の4着。イタリアのジョッキークラブ大賞で憂さ晴らしをして3歳シーズン終了。
翌年は地元での休み明けを順当勝ちし、サンクルー大賞でGⅠ2勝目。続くキングジョージはハービンジャーがマークしたレコードを2秒以上短縮しての5馬身差圧勝。秋初戦のバーデン大賞も勝ってGⅠ3連勝。凱旋門賞に挑むオルフェーヴル、キズナの最大のライバルと日本で紹介されたが、直前に熱発で回避。

その直後、父モンズーンやアカテナンゴといったドイツ血統の導入に本腰を入れ出した社台(鏑矢的な存在と言えるのがワールドエース。ソウルスターリング、ビッシュ、イモータル、ウムブルフ等は尖兵と言える)によって購入され、そのまま現役引退。
ハービンジャーと同じく400万の種付料が設定され、初年度は156頭に種付け。2年目も148頭と安定した頭数を確保したが、3年目は種付料を350万に減額しても122頭に減少。産駒の評判があまり芳しくないのが要因か。

父モンズーンはシロッコ(BCターフ)、マンデュロ(イスパーン賞)、スタセリタ(仏オークス)、サムム&スキャパレリ(独ダービー兄弟制覇)と多くのGⅠ馬を輩出し、国際的に注目を集めた名種牡馬。祖父ケーニヒスシュトゥールは独三冠馬にして3度独リーディングサイアーになったドイツの名種牡馬。遡ると英三冠馬バーラムに辿り着き、世界的に消滅寸前なブランドフォード系で唯一気を吐いてる系列と言える。
日本でブランドフォード系と言えば、未だに母系で名前を見掛ける戦前の名種牡馬プリメロが有名。戦後はモンタヴァル、テッソ、パーシア、リマンド等大レースの勝ち馬を輩出した種牡馬もいたが、父系は内国産種牡馬冷遇の時代を生き残れずに消滅。ノヴェリストの前だとペイザバトラーが一番新しい種牡馬になるのかな?いずれにせよ、今の日本ではかなり異質な血統。

交配相手で重賞馬はダイワスカーレット、カレンチャン、ダンスインザムード、レッドディザイア、リトルアマポーラ、サンテミリオン、エリンコート、ピースオブワールド、フサイチエアデール、オースミハルカ、サウンドオブハート、ヤマニンメルベイユ、イタリアンレッド、トレンドハンター。他の注目産駒はレジネッタの半妹、ゲシュタルトの半妹、ロワジャルダンの半妹、ノボリディアーナの半弟、アデイインザライフの半弟、ディアマイダーリンの半妹、ロールオブザダイスの半弟、オルフェーヴルの甥、キングカメハメハの甥、ディーマジェスティの甥、エイシンプレストンの姪、オジュウチョウサンの近親、マルセリーナの姪、アプリコットフィズの姪か。

やはりというか、交配相手は母父サンデーサイレンス、もしくはその直仔が大半を占める。初年度に関してはハービンジャーよりバックアップが強力なイメージ。
ドイツ血統の繁殖牝馬を購入してリーディング上位の種牡馬と交配させる社台の試みは一定の結果が出つつある。ノヴェリストの導入はその逆パターンでどう出るか興味深い。個人的には嫌な予感しかしなかったワークフォースよりは成功すると思う。

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