ノースヒルズ躍進の先駆けとなった大輪の花ファレノプシス死す

水色、赤十字襷、赤袖の勝負服・・・毎年の様に重賞戦線に活躍馬を送り込む今のノースヒルズとは隔世の感があるが、90年代中盤までのノースヒルズはシェイクハンド、ゼネラリスト等が重賞を勝っていたとはいえ、ファレノプシス登場以前は関西圏ではそこそこ名が知れていたが、関東圏では決してメジャーなオーナーではなかった。
俺も当時のノースヒルズに関しては、ファレノプシスと前後するがフロンタルアタック、パルスビート、シネマスコープ、ザスクープ、シャドウハンター等、琴線に触れるネーミングセンスは好きだったが、重賞にはあまり縁がない勝負服という認識だった。

ファレノプシスはそうしたノースヒルズに最初のGⅠ勝利をもたらし、今の躍進の切っ掛けになった存在だった。
胡蝶蘭の学名を持つこの馬の存在を知ったのはエルフィンSだったが、4角先頭から押し切る強い勝ちっぷりに「鞍上が石山なのは微妙だが、桜花賞はこの馬で決まりだろう」と思った。ナリタブライアンの近親という血統には目を瞑ったw
チューリップ賞は馬体細化に加え、スタートで出遅れて馬群に揉まれ、直線でもなかなか前が開かずと完全にやっちまった騎乗で4着に敗れた時は「ふざけんな石山」とブチ切れたものだが、豊に乗り替わりとなり、馬体重発表で減った体重を戻したのを確認すると「豊で単勝6倍というボーナスレースは当分来ないぞ」としこたま単勝を買って大儲けしたのは色んな意味で良い思い出w

ただ、俺がファレノプシスで馬券を取れたのは後にも先にもそれが最後だった。オークスではエリモエクセル、ローズSではビワグッドラック、秋華賞ではナリタルナパークが抜け、セイウンスカイとの二冠馬ワンツー決着となった札幌記念は馬券そのものを買っておらず。引退の花道を飾ったエリザベス女王杯では逆にこの馬を買っていなかった。

あと、この馬が勝ったGⅠの実況が全て馬場鉄志アナでいずれの実況でも未だにハッキリ思い出せるフレーズを残してるのも印象深い。

ロンドン逃げる、ロンドン逃げる!夢の架け橋ロンドンブリッジ!(これでロンドンブリッジが逃げ切っていれば完璧だったがw)
今は亡きナリタブライアンも声援を送ってる!ナリタブライアンよ見てくれ!ファレノプシス、見事に秋華賞を制しました!
京都競馬場に見事胡蝶蘭花開きました!桜花賞、秋華賞に続いて三度胡蝶蘭花開く!

今ではフジの競馬中継は殆ど見なくなってしまったが(実況にロクなのがいない)、関東の三宅、関西の馬場が2トップと言える存在だったこの頃の実況は本当に良かった。ポエマー塩原もこの頃は普通に実況出来てたし。

引退後は繁殖入りして9頭中7頭が勝ち上がったが、自身に匹敵する仔は出ていない。子供の内、ラナンキュラスはPOGで指名して(前年のブエナビスタの活躍にあやかって再度スぺ産駒を狙った)桜花賞まで楽しませてもらった。因みに、その子供オフィーリアはPOGで指名してる。
先日のマーベラスサンデーに続いてまた1頭暑苦しく競馬にのめり込んでた時代の名馬が逝ってしまった。合掌m(__)m

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