平成の3強最後の一角・イナリワン死す

競馬のけの字も知らなかった俺を競馬の世界へ引きずり込んだオグリキャップ。そのオグリと毎日王冠で死闘を演じ、オグリ・スーパークリークと共に【平成の3強】と言われた最後の生き残りイナリワンが昨日老衰で32歳の大往生を遂げた。

武豊の最初の盟友だったスーパークリークは菊花賞以外の優等生じみた勝ちっぷりが何となく好きになれなかったが、道中口を割りながらも直線で追い上げて来る危なっかしいイナリワンは何となく好きだった。同じく地方から来たオグリはアイドルへと祭り上げられたが、イナリワンは公営から来た野武士というイメージを最後まで保ち続けた。
蹴り癖対策として馬房に畳が張られたり、輸送に際しては輸送車に帯同馬を乗せられずイナリワン1頭だけで運ばざるを得ないエピがあった激しい気性から来る折り合いの難しさと環境の変化に弱く馬体が細化しやすい弱点を抱えて成績は安定性を欠いたが、ハマった時の爆発力は凄まじいモノがあった。
完全に抜け出したスーパークリークを怒涛の鬼脚で差し切って年度代表馬を決定付けた有馬記念、敗れたとはいえ、天皇賞を見据えてメジロアルダンの使える脚を測った岡部の思惑など眼中にないかの如くオグリと鼻面併せて追い込んで来た毎日王冠、4角先頭から横綱相撲で押し切りを図ったクリークに再度迫った天皇賞は強烈な印象を与えた。

人気ではオグリ・クリークに及ばなかったが、種牡馬としては後継馬を残せなかったとはいえツキフクオー、イナリコンコルドといった南関での活躍馬を出し、大失敗に終わった2頭に比べて成功したと言える。
個人的にはシグナスヒーローが印象深い。重賞初挑戦だったアルゼンチン共和国杯で最初に名前を目にし「イナリワン産駒!?こいつは渋いなw」と何となく追い掛けた。ただ、2着に来た時に限って馬券自体買ってなかったり相手を間違えたりして取れた記憶はない。特にテンジンショウグンが勝った日経賞は痛恨の極みだった。

2004年に種牡馬を引退した後は10年くらい前に大井競馬へ里帰りイベントが催されたりもしたが、繋養地が転々とした流浪の余生だったらしい。あの競馬ブームの個性的な名馬の死に合掌m(__)m

テーマ : 競馬【話題・ニュース・情報】
ジャンル : ギャンブル

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

シッド・ハレー

Author:シッド・ハレー
このブログが何らかの形で覗いてくれた奇特な方のためになれば幸いです。

人気ブログランキングでの順位です。ポチってくれたら励みになりますm(__)m
最新記事
FC2カウンター
検索フォーム
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
ご協力お願いします
にほんブログ村 競馬ブログへ
にほんブログ村

FC2Blog Ranking

いずれかに馬というド畜生の基本的な事を教えてくる場所があるかもしれない
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬コラムへ
にほんブログ村 競馬ブログ 中央競馬へ
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
アクセスランキング
FC2 Blog Ranking
[ジャンルランキング]
ギャンブル
119位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
競馬
66位
アクセスランキングを見る>>
当ブログの人気ページランキング
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR