有馬記念回顧

パドックでもイレ込みは見られず、キタサンブラックを先に行かせての2番手に付けて折り合い、2コーナーからジワッとプレッシャーを掛けに行った時点までは理想通りの展開に思えたが・・・ゴールドシップの捲りでレースが動き出したところから成す術なく失速して行ったリアファルに唖然茫然。
最後は追ってなかったし、何か馬体に異常が発生したのだろうと思ってたが、現時点では左肩跛行との事。深刻な状況にならなければ良いんだが・・・本命馬が故障しての大敗という、競走生命を断たれた15年前のツルマルツヨシを思い出させるほろ苦い有馬となってしまった。

前走の勝ちっぷりと出来の良さから印以上に面白い存在と思ってたゴールドアクター。スタート直後はハナを切ろうかという感じで前に行き、道中は3番手のインという、スローペースを考えれば絶好の位置取り。ゴールドシップの捲りで一旦は位置取りを下げたが、インからスルスルと上がって直線入り口での外への持ち出しもスムーズ。直線坂上で先頭に立ち、追い縋る2着馬を僅かに抑え切ってGⅠ初制覇。
緩いペースを絶好位で流れに乗って上手く立ち回ったのは確かだが、その実力は本物と見做すべきだろう。レコード決着となった菊花賞でも3着と健闘し、時計勝負にも対応出来る下地はある。天皇賞路線でも注目だろう。
しかしまぁ、マイルのモーリス、王道路線ではこの馬とスクリーンヒーローからGⅠ馬が同年で複数出るとは・・・鞍上も3歳夏からのコンビとはいえ、中堅の吉田隼人というのもなんか良い。

2着サウンズオブアースは好スタートだった事もあってスンナリと好位。ペースが緩んだスタンド前で頭を上げて行きたがる仕草を見せたが、1コーナーまでに宥めてその後はスムーズ。しかし、勝負所で前にいたリアファルが下がって来た影響でスムーズさを欠くロス。直線でしぶとく盛り返して勝ち馬に迫ったが、クビ差届かず。
これで5度目の重賞2着。確実に良い脚を使ってくるが、この馬には突き抜けるだけの運がないんじゃないかとさえ思えて来る。それを如実に物語ってるのが主な勝ち鞍がはなみずき賞だろう。何処かで重賞勝つチャンスがあればいいのだが。

3着キタサンブラックは各馬の出方を窺いつつハナを切ると、すぐにペースを落として前有利の流れを形成。途中でリアファルにプレッシャーを掛けられはしたが、残り5Fを切った辺りから徐々にペースを釣り上げての持続力勝負に持ち込んで逃げ込みを図ったが、坂上で少し甘くなった。
菊花賞時に比べて追い切りの動きは目立たず、流石に今回ばかりは崩れるだろうと思ってたが、テン乗りとなったノリが上手くマイペースに持ち込んだ。思えば、スプリングSがケチの付き始めでこの馬に関しては常に無印で殆ど馬券圏内に来られてる。真の天敵はゴールドシップではなくてこの馬だったようだ(´・ω・`)

マリアライトは大外枠から促して好位を取りに行く競馬。出して行った事でペースが落ちた辺りでは幾分力んではいたが、そこを宥めて好位の外目をキープ。ゴールドシップの捲りを利用するかのように早めに先頭に並び掛けたが、直線では交わせそうで交わせずじまい。
流石に牡馬相手で大外はキツいだろうと思ってたが、ペースが緩かったとはいえ、正攻法の競馬で大健闘。オールカマーでも休み明けでマズマズの走りを見せていたように中山のコース適性を失念していた。

ラブリーデイは内枠からスッと好位のインに付けて距離損をなくしたロスのない立ち回り。やや力んだが、すぐに折り合いは付いてじっくりと脚を溜めてはいたが、流れが慌ただしくなった4コーナーで思うように前との差を詰められず。直線では内から脚を伸ばしたが、逃げ馬も交わせずに流れ込む程度。
流石に1年ぶっ通しで出て余力が残ってなかったという感じだが、内でロスなく立ち回っても2500mは誤魔化しが効かなかったようだ。今後は2000m前後を中心としたローテが組まれるであろう。

アドマイヤデウスは前にマリアライトを置いて折り合いを付けながら中団前目の競馬。ゴールドシップの捲り、動いて来たルージュバックに付いて行く事が出来ずに一旦は手応えが怪しくなったが、直線はジリジリと盛り返してゴールドシップに先着。結果として秋は不本意な成績だったが、来年は復活を予感させる内容に感じた。GⅡなら主役を張れそう。

ゴールドシップはウチパクに乗り替わってもいつも通りもっさりしたスタートで道中は最後方。2周目の向こう正面で一気に捲って3番手にまで上がって場内を湧かせたが、直線はバテない切れないという感じの脚で見せ場は作れず。前半スローの持続力勝負という流れになった事でこの馬が勝つチャンスはほぼなかったわけだが、一応のらしさはみせた。こんな個性的なGⅠ6勝馬は当分出てこないだろう、お疲れ様m(__)m

ルージュバック、ラストインパクト、ヒットザターゲットは脚質的にペースが落ちたところで厳しい展開になったし、ルージュバックやヒットザターゲットは道中で力む仕草を見せていたように脚も上手く溜まらなければ、流石に出番はない。

後日触れる残りの2重賞も大外れ。PO馬のクィーンズベストにトップガン産駒のトラキチシャチョウ、秋華賞では大穴として狙ったアースライズのお陰である程度の負けは回収したが、それでも手痛い打撃を被った。来年はまた上限を設けて暫くは慎ましい馬券を買う羽目になりそうだ(´・ω・`)

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

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