金子馬の先駆け、ブラックホーク死す

1990年代後半から2000年代の日本競馬で黒・青袖・黄鋸歯形の勝負服、いわゆる金子服と称される金子真人オーナーの所有馬(金子馬)の活躍を挙げれば枚挙に暇がないだろう。

その先駆け的存在だったのが、スプリンターズSと安田記念のGⅠ2勝したブラックホークである。そのブラックホークの訃報を知ったのは昨日の夜遅くの事だった。
グラスワンダーやエルコンドルパサーがクラシックディスタンスで活躍したことで見方に変化が生じてきたとはいえ、まだ外国産馬が【マル外】と呼ばれ、マイル路線で異質な存在感を示していた90年代を代表する外国産馬の1頭だった。
名種牡馬ヌレイエフ産駒、500キロを超える雄大な馬格、シンプルだが強そうな響きを持つ名前から人気を集めた馬だった。引退レースとなった安田記念以外で4番人気以下だったのは僅か1戦、GⅠ以外で4着以下だったのも僅か1戦。この時代の短距離戦線は個性的なタレントが揃ってたが、常に安定した成績を収めてきた。

だが、好走した時よりも負けたレース、それも大敗した時に限ってこの馬に関係のないところで様々なドラマが生まれたという印象が強く、個人的には連軸として最適な存在という以外にこれといって思い入れがあった馬ではなかった。
タイキシャトルの壮行戦となった安田記念、キングヘイローが悲願のGⅠ勝利を成し遂げた高松宮記念、外国馬に席巻された安田記念、ダイタクヤマトが一世一代の激走を見せたスプリンターズS、的場均の最後のGⅠ勝利となったマイルCS、これらのレースでブラックホークは2番人気以内の支持を集めたが、その殆どで着外に沈んでいる。
尤も、結果的に引退レースとなった安田記念で自らが大波乱の主役となったのは皮肉以外の何物でもない。この時はメイショウオウドウ軸の総流し馬連がタテ目を食らい、複勝しか当たらなかったほろ苦い思い出のレースである。

引退後は社台で種牡馬入りし、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも種付けを行ったが、クーヴェルチュールとチェレブリタの2頭が重賞馬となったものの、自身の優秀なスピード能力はあまり伝わらず。社台からブリーダーズSSに移動した2007年以外は種付け頭数はジリ下がりとなり、数年前に九州へ移動してたらしい。合掌m(__)m


金子服繋がりになるが、ユートピアも先日6日にトルコで心臓麻痺の為に死亡。ダート競馬の面白さに目覚める前の交流重賞路線で活躍していたので特に印象に残ってないし、これといった思い入れもなかったので触れなかったが、ゴドルフィンに移籍してから数奇な運命を辿った馬だった。合掌m(__)m

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