かしわ記念回顧

9歳という年齢に加え、東京大賞典とフェブラリーSが精彩を欠く内容で衰えが出て来たんじゃないかと思われたワンダーアキュートがやや手薄な面子だったとはいえ、昨年の帝王賞以来の復活の勝利。しかも、一昨年のフェブラリーS以来のコンビとなった和田で復活したというのが何とも渋い。

スタートを五分に出ると、中央勢を中心とした集団の後ろを追走。ベストウォーリアとハッピースプリントがペースを上げた3コーナーからズブさを見せはしたが、唯一後を追う事が出来て3番手に浮上。直線入り口でハッピースプリントが膨れて出来たスペースを突いて抜け出した。
マイナス16キロと相変わらずの輸送減りだったが、前走が自己最高馬体重だったから絞れたと見るべきか。恵まれた部分があるのは確かだが、久々にこの馬らしい競馬が出来た。9歳馬の平地GⅠ勝利は史上初だとか。限界知らずの老雄恐るべしというとこか。

あと、和田が久々に存在感を示してくれて良かった。最近は数こそ勝ってるが、重賞ではめっきり影が薄くなっていた印象。今年のクラシックはロカとアダムスブリッジというお手馬がいて密かに期待してたが、ロカは乗り替わりとなり、アダムスブリッジは一頓挫あって戦線離脱。ガッカリしてたところでこの復活である。
柴田大知が息を吹き返し、フルキチもしぶとく生き残ってるし、高橋亮は調教師として順調なスタートを切った。同世代の人間として、花の12期生の頑張りは応援してる他の世代の騎手達とは少し違った感情が混じって喜ばしさも特別である。和田もこれを機に存在感を維持出来ればなぁと思う。

2着ベストウォーリアはスタートから促して前を取りに行って2番手からの大名マーク。3コーナーで逃げたセイントメモリーがバテて自然とハナに立ったところでペースアップ。インをピッタリ回って逃げ込みを図ったが、勝ち馬の末脚に抗し切れず。
メンバーにもよるが、地方では割と前目からレースを進められる馬で乗り方としては問題はなかったと思う。ただ、3着馬に付いて来られて思ったよりもキツい競馬になったのが最後の最後で堪える形となった。しかしまぁ、左回りのマイルでは本当に安定してる。

3着ハッピースプリントはここ数戦は後方からの競馬が続いていたが、今回は出ムチを入れて前を取りに行っての3番手。3コーナーから先頭に立った2着馬がペースアップした時にムチを入れて並び掛ける積極策だったが、直線入り口で外へ大きく膨れてしまい、そのスペースを勝ち馬に突かれてしまった。
前走は芝の部分でダッシュが付かず、東京大賞典や川崎記念は距離が長かった。距離短縮からの積極策で巻き返した言えるが、それだけに膨れてしまったのが実に勿体ない。宮崎は道営時代のこの馬の主戦をだったとはいえ、船橋は不慣れ。今回に関してはペプシの方が良かったと思う。

クリソライトはスタートはマズマズ出たが、他の馬の二の脚の出方を見て前に付けるのを早々と諦めた感じで1コーナーでは集団から置かれた後方4番手。ペースが落ち着いたところで集団の後方に取り付いたが、ペースが上がった3~4コーナーで再び離されてしまい、追い付ける状況ではなくなった。
1800mから実績を残してる馬で前走は2400mからの一気の距離短縮。これではマイルでいきなり先行しろという方が無理というもの。畑違いの条件で厳しい展開を強いられた。

サンビスタは最内枠から出して行って先行集団に取り付いたが、包まれてからの砂のキックバックを嫌がったのか、次第に位置取りを下げてしまい、ペースアップしたところで完全に勝負圏内から去った。チャンピンズCやフェブラリーSでも善戦して2番人気に支持されはしたが、ちょっと案外な内容だった。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

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