ファルコンS回顧

1997年のデビュー以来、マカオでの重賞勝ちはあるが、JRA重賞は111戦挑戦して未勝利だった松田大作が遂に重賞初勝利。それも函館2歳Sは騎乗停止で乗れず、京王杯2歳Sを最後に降ろされた因縁のアクティブミノルを負かしての勝利だから感慨もひとしおだろう。

その相棒となったタガノアザガルは18頭中14番人気だったが、この条件で未勝利を脱出しており、一応のコース適性を持ってたと言える。最内から出して行って道中は2番手集団のイン。4コーナーでスムーズに外に出し、逃げ込みを図った2着馬との叩き合いを首の上げ下げで制した。荒れてない内ラチ沿いを立ち回れた恩恵もあったし、切れが要求されない消耗戦になったのも幸いだった。1400mという距離も合ってるのだろう。
しかしまぁ・・・若い頃からそこそこ腕はあると思ってたし、晩年のマヤノライジンの主戦だった経緯からここ数年はそれなりに注目してたが、大作が重賞を勝てて良かった。そして、チー坊こと千田調教師もこれが重賞初勝利。伊藤雄二の流れを汲む調教師で最も成功してほしい調教師だけに、こちらの初勝利も実に目出度い。

2着アクティブミノルはスタートはそれ程速くなかったが、二の脚を利かせて内からハナを主張。3コーナーでセカンドテーブルに交わされたが、自分のリズムを崩すことなく直線でもしぶとい二枚腰で逃げ込み態勢。勝ち馬には僅かに競り負けたが、世代最初の重賞馬の意地は見せた。
一度は溜める競馬を試みたが、やはり自分のリズムで行き切った方が良いタイプ。時計が掛かって軽さが問われない馬場だったのもこの馬とってはプラスだった。ただ、距離適性はここまでが限界だろう。

3着ヤマカツエースは前半は控えて内ラチ沿いに張り付いて末脚を温存。そのまま4コーナーまでインペタで回り、直線はバテた馬を上手く捌きながら馬群を割って最後は1、2着馬に急追。時折馬場にノメるところはあったが、この馬も経済コースを通った事が好走に繋がった。前走を見る限り、マイルは少し長い印象で現状では1400mがベストだろう。

逆に1番人気フミノムーンは外枠が仇となった形。道中は出たなりの競馬で道中は中団の外目を追走。3~4コーナーからジワッと脚を使って差を詰めに掛かり、直線では4、5番手集団まで進出したが、そこから少しジリっぽくなって内を通った前3頭には追い付けず。内有利の馬場を考えれば良く追い上げて来たと言える。

ブラッククローバーは好スタートを切ったが、外枠と距離を考慮して好位の外目に控える競馬。直線はフミノムーンを併せる形でジリジリと脚を伸ばして一旦は3番手に上がったが、坂上で脚色が鈍って最後にはフミノムーンにも交わされた。控える競馬で距離に目処は付けたが、現状では平坦コースの1200mがベストだろう。

ブリクストは大外枠から無理する事なく後方集団に控えて前に馬を置いて折り合い重視の競馬。勝負所から集団の外を通って差を詰めに掛かったが、内有利の馬場で外を回って差し切れる力量はなく、バテた馬を交わして流れ込むのが精一杯。

ビヨンジオールはスタートがあまり良くなかったのもあるが、最初から行く気を見せず最後方まで下がって末脚温存の構えだったが、インペタで回って来た割には外へ出してもサッパリ伸びず。ノメるような馬場はあまり良くない感じ。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

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