ワールドカップ3位決定戦、オランダがブラジルを下して初の3位。

ドイツ戦で1-7という歴史的な惨敗を喫したショックは大幅に選手を入れ替えても、守備の要チアゴ・シウバが戻って来ても抜け切るものではなかったか。ブラジルは攻守共に精彩を欠いたままオランダに0-3で敗れて悪夢の終戦を迎えた。

攻撃陣は何度かセットプレーからチャンスは作ったのだが、最後の決定的な場面でどこぞの代表国みたいにボールが枠内に飛ばず。オスカル一人が孤軍奮闘しても、ネイマールのように局面を打開出来なかった。個の力に頼り過ぎ、チームとして全く連動しないとこうも脆いのかというのを見せ付けられた気がする。
守備陣はロッベンの突破を止め切れず。3失点全て、ロッベンの突破が起点となっていた。オランダが2点目を取ったところで無理な攻撃をせずに時間を掛けてのボール回しに徹したお陰で3失点で済んだかもしれない。
地元開催で2連敗は許されないという状況で開始早々の失点・・・既にモチベーションなど無いに等しい状態だったブラジルのサッカーを狂わすにはこれで十分だった。短期決戦の怖さというか、先制点がチームに与える影響の大きさを見せ付けられたと言える。

3位決定戦には全力を尽くさない的なニュアンスだったオランダだが、練習中の負傷でスナイデルが欠場したとはいえ、ほぼベストメンバーの布陣。中盤での潰しあいとなったアルゼンチン戦では持ち前の突破力をあまり発揮出来なかったロッベンが絶好調だった。
ロッベンの突破力頼みなのは否めないが、ブラジルと違って個の力にチームが上手く連動したと言える。守備陣も飛び抜けた選手はいなかったが、人数を割いて体を張って守り切った。準々決勝から3試合連続無失点は立派。
最後の思い出作りとも言えるキーパー交代は【死人に鞭打つ】ような仕打ちだったが、前評判の決して高くなかったオランダを3位に導いたファン・ハール監督の采配は見事だった。伝統の4・3・3から5・3・2へのシステム変更、冬の選手権で優勝した富山第一を思い出させるPK職人の投入、大会中に若手を起用しながらの育成・・・スペイン撃破から勢いに乗れたのも大きいが、この監督でなかったらこの3位はなかったかもしれない。


お互い優勝を目指していた国同士という点でモチベーションの維持が難しい部分はあったと思うが、ショックから抜け切れなかったブラジルに対して、モチベーションを維持出来たオランダとの差が出た3位決定戦だったと思う。
あと、個人的にはロッベンにMVPを上げたい。ボールを持ってスピードに乗った時の「このまま何処まで行くんだろ?」的なワクワク感はたまらなかった。昔からオランダは全般的に琴線に触れる選手が多いが、ロッベンは3本の指に入る。素晴らしいプレーをありがとう!

テーマ : FIFAワールドカップ
ジャンル : スポーツ

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