皐月賞回顧

自身は故障引退で不出走。ダイタクリーヴァ、サダムパテックは2着と苦杯を舐めたが、遂にラストクロップのイスラボニータで悲願のクラシックタイトル(皐月賞)を手にしたフジキセキ。「何処まで底が知れないんだ?」と感じたあの弥生賞から19年経っての戴冠には感慨深いものを感じずにいられない。

内から押し出されて逃げる形を最も恐れていたが、好スタートからガッチリ抑え込んで中団8番手からの競馬。スタンド前で豊のトーセンスターダムが被せに入って閉じ込められかけたが、そこを脱出して向こう正面で外目に出したのは隠れた蛯名の好プレーだろう。折り合い面も今までで最も折り合いが付いていた。
3~4コーナーから早めに動いて当面の相手であるトゥザワールドに狙いを定め、直線入り口で外に出して並び掛けると馬体を併せての追い比べ。勢いの差もあって坂下から抜け出しに掛かり、坂上で完全にケリを付けた。
あそこまで控えるのは予想外だったが、現時点での完成度の高さと小回り向きの機動力を存分に駆使しての勝利だったと言える。これくらい折り合いが付けばダービーでも・・・という感じだが、血統的にこれ以上の距離延長は微妙なところ。現時点では連下候補、人気を考えると買いづらい。

2着トゥザワールドは外枠からある程度出して行って早め3、4番手の積極策。1~2コーナーでは幾分力んではいたが、許容範囲内で概ね流れに乗ったスムーズな追走。弥生賞での試走を活かしてか、楽な手応えで先頭に並び掛けようとしたところでも追い出しを我慢し、外から勝ち馬が並び掛けたところで追い出したが、最後は一瞬の切れ味の差が出る形で伸び負けた。
ギリギリまで仕掛けを遅らせたのは良い判断だったと思うが、弥生賞回顧で「早めの自力勝負に出ると終いに不安が残る」と触れてた当方としては、出来る事ならもう一列後ろで溜める方がもう少し際どい勝負になったのでは?という思いはある。距離適性では勝ち馬よりダービー向きと思うが、川田の騎乗スタイルからして何かに差される印象は拭えない。

3着ウインフルブルームは大外枠からロケットスタートを決めると、迷う事なくハナへ。一定のリードを保って向こう正面に入ったところでペースを落として息を入れさせ、3コーナーからペースアップ。4コーナーでアジアエクスプレスに並び掛けられたところから厳しい形になったが、直線でもしぶとい粘りを見せた。
シンザン記念回顧で「皐月賞までなら大きく崩れないだろう」と触れていたのに、大外枠を嫌って軽視したのは痛恨の極み。ミッキーアイルと良い勝負をした地力を見直すべきだった。今後も中距離までなら警戒するべき存在だろう。派手さはないが、同じスペ産駒の先行馬リーチザクラウンよりしぶとい。

ワンアンドオンリーは2走前みたいなスタイルで差して来るのをイメージしてたが、二の脚が全く付かずにスタンド前で早々と最後方と、ある意味では指定席。向こう正面までは動かず、3~4コーナーから仕掛けて中団に取り付き、直線は大外から脚を伸ばしたが・・・僅かに3着馬に届かず。
長く良い脚を使ったという点では、ダービーに向けて良い収穫だったと言えるが・・・最後方ポツンからハナ差届かずの4着というのは、馬券買ってる側からすればかなり堪える。よりにもよって最内枠からやられたのだから余計に始末が悪い。この借りはダービーで返してもらおうか。

全く人気がなかったが、PO馬のステファノスが5着に健闘。道中は勝ち馬を前に見ながらレースを進め、勝負所も勝ち馬に合わせてスパート。直線で振り切られた辺り、トップクラスとの現時点での力量差を感じさせたが、ディープ産駒の鬼門である中山でこれだけ走れば上々だろう。前半のポジション争いから終始後手に回りながら7着に押し上げたベルキャニオン共々、長い目で見て行きたい。

アジアエクスプレスは2着馬と同様に外枠から早めの積極策で2番手を追走。勝負所から早めに逃げる3着馬に並び掛ける強気のスタイルを貫いたが、直線で此方が先に根を上げる結果に。昨日までの馬場ならもう少し粘れたと思うが、やはりこの距離は微妙に長い。今後はダート路線を歩むようだが、この距離適性は覚えておくに越した事はない。

アドマイヤデウスやロサギガンティアは中団馬群の中で勝ち馬を視界に入れながらの追走だったが、勝負所で追われてからの伸びはサッパリ。途中までの形は悪くなかったで馬場が合わなかったか、力が思ったほど足りてなかったのか。好位に付けて勝負所から手応えが怪しくなったキングズオブザサンは後ろで溜めた方が良かったか。

トーセンスターダムはこれまでのスタイルから一転して好位からレースを進めるスタイル。スタンド前で勝ち馬を内に封じ込めかけたのが最大の見せ場で、3コーナー過ぎから急に手応えが怪しくなって直線では勝負圏外へ去った。
少頭数の競馬続きで馬群で揉まれる競馬をして来なかったツケもあったが、中山の馬場が全く合っていなかったのが最大の敗因。ある程度の負けは覚悟してたが、ダメージを引きずらなければ良いが・・・


ワンアンドオンリーが差していれば3連複も取れて大勝利だったが、馬連のみの的中で必要最小限のプラス収支に止まった。とはいえ、3週連続黒字収支は随分と久しぶりな気がする。今後も出来るだけこの流れを切らさずに行きたい。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

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