去りゆく人々

坂口正大先生と弟子の浜中の涙の抱擁に涙腺が緩みかけてから早一年・・・今年も別れの季節がやってきた。

今日付けで引退するのは7人の騎手と4人の調教師。有終の美を飾った人、静かに去った人・・・彼らのキャリアを振り返って、思い出なんかを書いてみようかと思う。

高橋亮・・・は、昨年12月に【高橋亮にサクラサク】というタイトルで色々と書いたので重複は避ける。河原町Sのメイショウマシュウに続いて、ブラッドストーンSのニシオドリームでも勝利を飾り、親子で大団円を迎えるという最高の花道を飾れたと思う。今後は調教師で騎手時代に果たせなかったGⅠ制覇を成し遂げてほしい。

10年前にデビューした柴原央明は当時の若手の中では群を抜いて綺麗な騎乗フォームだった。19勝を挙げて新人騎手賞を受賞し、2年目も31勝。3年目にはカンパニー、グローリアスデイズといった重賞級のお手馬に出会い、順風満帆のスタートだった。がっつり取らせてもらった2004年のローズSは今でも覚えてる。
しかし、チャンスを与えられながら柴原は結果を出せなかった。前述の2頭以外にもタッチザピーク、ニューベリー、ソリッドプラチナムといったお手馬がいたが、遂に一度も重賞を勝てなかった。1つでも結果を出していれば松岡や川田クラスの騎手になれる可能性があったし、同期の田辺が近年覚醒しただけに、柴原の引退は勿体ないなぁと思う。

伊藤直人はダート1800mのスペシャリスト・スマートボーイとのコンビが印象深い。当時のダート戦線に於いて個性的な名脇役だった。中山で開催された2002年のJCは密かに単複買ったが、スタートで思いっきり出遅れて溜息ついたのはマイターンの平安S並に苦い思い出(苦笑)

アンミツこと、安藤光彰は中央入りした晩年は特に印象に残ってない。ベッスルキングやハカタビッグワンで中央に挑み、代打でシーイズトウショウやタイムパラドックスに騎乗して結果を出した笠松所属時代の方が印象に残ってる。ベッスルキングは中央に移籍してから順調さを欠いたが、順調だったら重賞の一つや二つは楽に勝てた器だったな・・・

柴原と同期の岩崎祐己はデビューした年に勝てず、障害で初勝利を挙げた直後に師匠が調教師免許を剥奪されるという、他に類を見ない波乱万丈のスタート。障害で重賞を勝ち、平地でも騎乗機会を増やしたが、減量が取れると徐々に騎乗機会を失っていった。調べたら、長らく障害の女王として君臨したコウエイトライを最初に勝たせたのが岩崎だったりする。あと、本格化以前のマヤノライジンにも一度騎乗し、勝利を挙げている。

水出大介と田中克典は特に印象がない。田中克はテレビのドキュメンタリー番組で大口叩いてた様な記憶があるが、ある意味で黒歴史なんだろうか・・・


池添の師匠だった鶴留師はシスタートウショウ、スイープトウショウといったトウショウ軍団の主戦厩舎というイメージ。タヤスツヨシやチョウカイキャロルでは地獄を見た小島貞を再び男にしたっけ。名脇役だったアサカ爺さんこと、アサカディフィートも管理してたなぁ。

元PO馬だったマイネルラヴを管理した稲葉師は関東のマイネル軍団の主戦厩舎のイメージ。マイネルチャールズやマイネルスケルツィでは馬券で世話になった。

高橋亮の父・高橋隆は親子で花道を飾るまではマチカネワラウカドが印象深い(だけとも言える)4角最後方から直線だけでブッ千切った霜月Sは唖然としたなぁ。

清水利師は近年ではチョウサンが有名だが、個人的にはキングオブダイヤのイメージ。先生と呼ばれる以前のヨシトミが自ら育てたローゼンカバリーを乗り捨ててまで選んだ未完の大器だった。あと、マイネルレグナム、ナオミシャイン、スターマイサドルといったB級馬が印象に残ってる。

皆さん、お疲れ様でしたm(__)m


・・・これだけ書く予定だったが、今日引退のニュースが入ってきたレーヴディソールについても簡単に触れておく。
残念という思いと、レーヴダムールみたいにならずに良かったという思いが半々。骨折する以前の走りは同期では明らかに抜けた圧倒的なパフォーマンスを見せたが、戻って来てからは別馬のようだった。負けるべくして負けた愛知杯のレース振りから「まだ時間掛かりそうだなぁ」と思っていたが・・・今後はレーヴドスカー最初の後継馬として良い仔を産んでほしい。

テーマ : 競馬情報
ジャンル : ギャンブル

阪急杯回顧

マジンプロスパーは追走に忙しかった前走からベスト条件に戻って巻き返しがあるとは思ってたが、4角先頭から押し切ってしまうとまでは読めなかった。もう少し絞れる感じだったが、この条件はかなり合うのだろう。ただ、この手のタイプは1200mだと忙しく、マイルだと距離が長い。1400mのスペシャリストという位置付けが妥当と思う。

スプリングサンダーは前半は後方で脚を溜め、勝負所で外に回して進出を開始。勝ち馬とはコース取りの差が出たが、サンカルロ以下の追撃を凌いで2着を確保。自分から動くと最後が甘くなる他力本願タイプで軸にはしづらいが、この条件では安定している・・・3番人気になるとは思わなかったが。

サンカルロはスタートで煽ったが、後方から行く馬なので問題なし。勝負所では2着馬の後ろに付けて直線は射程内に入れてたかに見えたが、そこからの伸びが案外だった。プラス10キロが示すように、少し重めが残ったのだろう。絞れれば変わってくると思うが、新装の中京が合うかどうか。

オセアニアボスは最後に3着争いに加わり、一連の安定性は見せたが・・・スタートの出負けと直線でもっと早く前が空いていれば勝てたかもしれん。こうなる予感がしたので買い目に入れなかったが・・・自分のミスで負けてるのに、ゴール入線後にヘラヘラしてる奴を見てると自分の判断は間違ってなかったと言える。そんなんだから、いつまで経ってもGⅠ勝てないんだよ。

ガルボは前走は完璧だったスタートが決まらず、思ったより後ろの位置取りになったのが第一の敗因。そして、勝負所で前からバテた馬が下がって来てブレーキをかける不利があり、追い出しが遅れたのが第二の敗因。マイナス体重でややデキ落ちに見えたし、内枠にいる以上、こうした不利も覚悟しなくてはならんが・・・かなり勿体ない競馬だった。これで暮れまでガルボを買う機会はなくなったわけだし。


ガルボのマイナス体重とサンカルロのプラス体重で嫌な予感がしたので、3連複をBOX買いに切り替えたお陰でなんとか拾えたが、どうにも泥沼状態から抜け出せん。ここらで本当になんとかせんと、クラシック前に冬眠せざるを得ないぞorz

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

中山記念回顧

この日の中山芝コースは雨の影響で逃げ馬が残りやすい特殊なトラックバイアスだったが、1番人気がブービー、2番人気が殿に沈む波乱になるとは誰が予想出来ただろうか。

断然人気のトゥザグローリーは折り合い重視で後方待機策を取るのは読めていたが、3コーナーから差を詰めようとしたが、反応があまりにも悪すぎ。4コーナーで最後方に下がったところで駄目だと思った。負けすぎではあるが、小回りコースと特殊な馬場への適性がなさ過ぎだったのだろう。流石にこの凡走は福永のせいではない。

レッドデイヴィスはスタート自体は悪くなく、好位グループに付けようとしたが、いつの間にやら後方グループにポジションと下げてそれっきり見せ場なし。馬場適性のなさが敗因か、休み明けで本調子に戻ってなかったのか・・・次走までにどれだけ立て直してくるか見守りたい。

勝ったフェデラリストは出たなりの競馬で道中は中団に控え、3コーナーでも脚を溜める余裕があった。直線は最内から1頭違う脚で追い込み、逃げ込みを図ったシルポートをゴール前で捕らえた。上がり34.4は馬場状態を鑑みれば驚異的。コース適性の高さもあるが、本格化を迎えたと言っていいだろう。中距離戦線で面白い存在になりそうだ。

トラックバイアスに助けられたとはいえ、久々にマイペースの逃げを打って、あわやの場面まで粘ったシルポート。見た目には大逃げに映ったが、1000m58.7はシルポートにとっては逃げ慣れたペースと言える。展開面で気にはなったが、近走の成績と直前の追い切りの悪さで軽視したのが失敗だった。

リアルインパクトはプラス体重が示すようにまだ余裕ある仕上げだったが、好位のインでソツのない競馬が出来た。直線はあとひと伸びがなかったが、こういう馬場に対応出来たのはプラス。関東圏では抜群の安定感。

フィフスペトルは離れた番手に付けて理想的な位置取りに見えたが、結果的には真っ先に動かなくてはならない損な役回りを演じて直線で脱落。ダイワファルコンはスタート以外は良い感じに見えたが、最後は完全に力負け。元PO馬で今までは贔屓目に見て来たが、今回で限界点がはっきり見えてしまったと言える。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

2012リーディングサイアー~2月26日現在~

1キングカメハメハ
2ディープインパクト
3フジキセキ
4クロフネ
5ゼンノロブロイ
6ゴールドアリュール
7シンボリクリスエス
8マンハッタンカフェ
9ダイワメジャー
10ハーツクライ
11アグネスタキオン
12サクラバクシンオー
13ステイゴールド
14ネオユニヴァース
15ジャングルポケット
16アグネスデジタル
17スペシャルウィーク
18フレンチデピュテイ
19ダンスインザダーク
20ロージズインメイ



土日3勝、オリービンのアーリントンC2着でダメジャーが9位、ジャスタウェイのごぼう抜きでハーツが10位に浮上。

ロージズインメイが地味にランクイン。下級クラスではコンスタントに勝ち上がり、昨年の種付け頭数は一昨年の34頭から75頭に持ち直したが、未だ重賞級の大物は不在・・・あと1、2年が正念場かな。

フェデラリストの重賞連勝でエンパイアメーカーが24位に浮上。アメリカ供用時代の代表産駒バトルプランも昨年から日本で種牡馬入りしており、フェデラリストの活躍は強力な追い風になるかもしれん。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

阪急杯

◎ガルボ
○サンカルロ
▲マジンプロスパー
△スプリングサンダー
△ドリームカトラス


前走で久々の重賞制覇を飾ったガルボは今が旬。出来落ちはなく、枠も再び内枠。労せず好位を取れそうな今回も崩れないだろう。

サンカルロは阪神芝1400mの鬼。大外枠は捌く手間が省けるし、この条件では確実に差して来るので気にする必要はない。まともなら、確実にガルボとの一騎打ち。

マジンプロスパーは2走前に勝ったとはいえ、重賞クラスの1200mは忙しかった。条件戦とはいえ、1分20秒を切った持ちタイムがあるこの舞台なら巻き返し可能。

スプリングサンダーの前走は外枠で壁を作れず参考外。この条件で3勝しており、脚を溜められる内枠を引けたのも良い。思ったより人気になってるが、無視は出来ない。

ドリームカトラスは輸送で大きく馬体を減らしながら勝った前走が強い内容。久々の1400mがどうかだが、サッと好位に付けられる器用さを活かせれば。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

中山記念

◎ダイワファルコン
○フェデラリスト
▲フィフスペトル
△トゥザグローリー
△レッドデイヴィス
△リアルインパクト


コース適性で一日の長があるダイワファルコンを狙い打つ。この条件は気性面の難しさをさらけ出したディセンバーS以外は崩れてない。ピッチ気味の走法で渋った馬場にも対応可能。

そのダイワファルコンを中山金杯で下したフェデラリストも中山コースで3勝。内で脚を溜めるタイプなので、内枠を引けたのも良い。一線級とは初の対戦だが、使われてる強みとコース適性を買う。

フィフスペトルは久々だが仕上がり過程が順調そのもの。もう少し内が欲しかったが、この頭数なら十分許容範囲。これも、コース適性の高さで上位に見る。

ドバイ遠征を控えた断然人気のトゥザグローリーだが、久々の1800mも気掛かりだが、折り合い面から大外はマイナス。地力の高さは間違いないが、ここは(ここもか)頭で買いたくない。

レッドデイヴィスは距離が長かった有馬からの距離短縮は良い。ただ、フットワークが大きいだけに小回りコースの対応が未知数。上手く対応出来れば当然勝ち負け。あとは輸送がどうか。

リアルインパクトはもうひと追い欲しい仕上がりだが、岩田に乗り替わっての内枠では無視出来なくなった。輸送の心配がない関東圏で崩れてないのも怖い。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

アーリントンC回顧

道中最後方にいたジャスタウェイが直線に入って大外から全馬纏めてゴボウ抜き。良馬場発表とはいえ、雨の影響がある馬場がどうかと思っていたが、折り合いがついた事でこの馬が持つ切れ味が活きた。ただ、福永もコメントしてるが、他馬が坂を上って思ったより伸びなかった恩恵は否めない。過度な評価は禁物か。

2着オリービンは前走とは打って変わった先行策。直線で一瞬前が塞がりかけたが、そこを割って抜け出した時は勝ったかに見えたが、勝ち馬の勢いに抗し切れなかった。今回はデムーロ弟に乗り替わっていたが、こうした騎乗をシンザン記念でしてくれれば・・・

3着アルキメデスは流石に今回は中団からの競馬。直線ではしぶとく伸びては来たが、道中はまだ力んでいた。デビュー戦からここまで中距離路線を使われているが、本質的にはマイル以下の方が向いているのかもしれない。

ローレルブレットはそれなりに伸びてはいたが、このクラスで突き抜けるだけの破壊力はない。ブライトラインも同様。

人気を裏切った形のダローネガは久々のせいか、折り合いを欠いていたのが敗因。次はもう少し走れるだろうが、距離はマイル辺りまでの印象。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

My Favorite Horse Vol.6 ローエングリン~03、07年中山記念~

ローエングリンの存在を最初に強く意識したのは、ダービーを除外されて同日に行われた駒草賞だった。
名前の由来が洒落ている一流の良血馬だが、格下には強く重賞では脆いというのがそれまでのイメージだった。

そのイメージは現地観戦の影響もあっただろうが、大物感たっぷりの勝ちっぷりで覆された。果敢に参戦した次走の宝塚記念は、ケレン味のない逃げで見せ場たっぷりの3着。
元々、栗毛馬に惹かれやすい性質の上、好きだったセイウンスカイを彷彿とさせたノリ騎乗の逃げ・・・これでツボにハマってしまった(笑)
とはいえ、ノリの落馬負傷によるコンビの自然解消、神戸新聞杯と菊花賞は逆噴射を起こして大敗する等、3歳秋は順風満帆とは行かなかった。

そして迎えた翌年の中山記念。一番人気に支持されたローエンは絶妙なペースの逃げを打ち、バランスオブゲーム以下を完封。悲願の重賞初勝利を飾った。鞍上は後に地獄と天国を見せる事になる後藤に替わっていた。
続くマイラーズCは2番手からの競馬になったがレコード勝ち。安田記念はアグネスデジタルの強襲に屈したが、夏はフランス遠征を敢行してムーラン・ド・ロンシャン賞2着。今にして思えば、この頃が絶頂期だったと言える。

分岐点となったのは帰国初戦の天皇賞だろう。鞍上同士の因縁だろうが、ゴーステディとの激しい逃げ争いを演じて惨敗。擁護の仕様がない糞騎乗にブチ切れたのは言うまでもない。暫くの間、後藤絡みの馬券は一切買わなかった。
これ以後、ローエンはあと一歩まで逃げ粘るが勝ち切れないレースを繰り返し、いつしかGⅠでは全く歯が立たなくなってしまった。
6歳時のマイラーズCで勝利を挙げたが、何を血迷ったのかダート戦やスプリント戦を使われたり、秋の中山開幕週で最内枠からの大外ブン回し騎乗を見せられる等、なんとも歯痒いレースを多く見せられたと思う。

そして迎えた8歳初戦の中山記念。鞍上には、あの天皇賞以来疎遠になってた(一度だけコンビ復活はあった)後藤がいた。
当時、既に単騎で逃げなくなってたが、このレースは2番枠を引いて特に強力な逃げ馬も不在・・・何となくだが、久々にローエンが逃げる予感がした。と同時に、ローエンが馬券になる最後のチャンスとも思った。
果たせるかな、驚異的なロケットスタートを決めたローエンはそのまま逃げの手に出て、全盛期を彷彿とさせる逃げ切り勝ちを決めた。
単複馬連三連複三連単の全てを取ったのもあったが、この勝利が一番嬉しかったし、一番印象に残ってる。

そして、これが最後の勝利となったローエンはその年のマイルCSを最後に引退。もう馬券になることはないと思いながらも、やっぱり何だかんだで最後まで馬券は買い続けた。
種牡馬入りしたローエンは初年度産駒からファンタジーS4着のサヴァーレが出たが、現役並みのロケットスタートを決めてるとは言い難い。もう少し夢を見させてくれる産駒の登場を待ってるんだが・・・

テーマ : 競馬なんでも
ジャンル : ギャンブル

フェブラリーS回顧

断然人気のトランセンドがまさかの7着に惨敗。芝コースでのダッシュの悪さは予測出来たが、追っ付け通しでも番手にすら付けられなかったのは予想外。この時点で「これはマズい」と思ったが、直線も得意の二枚腰はみられず。ベスト条件ではなかったし、元々自分のリズムを乱されると脆い面はあったが、年齢的なズブさが出たにしても気になる負け方であった。予定通りドバイへ向かうようだが、果たして巻き返しがあるかどうか・・・

勝ったのは7番人気の伏兵テスタマッタ。折り合いに難があるタイプだけに、大外枠を引いた段階で軽視したが、ギリギリのところで前に壁を作って折り合う事に成功。こうなると、直線が長い府中で持ち味の末脚が活きる。粘り込みを図る先行勢とは明らかに脚色が違ってた。岩田は自分で言ったダジャレがツボにハマってたインタビュー以外は完璧だった(笑)

2着シルクフォーチュンはスタートがいつも以上に出ず。これは藤岡康も織り込み済みだったか、腹を括って後方2番手で脚を溜める競馬。4コーナーでの外への持ち出しもスムーズで、ゴーサインが出ると一気に伸びては来たが・・・展開に左右されるのは否めないが、ハマれば大きいところを取れるだろう。マイルでも問題ないのは証明出来た。

3着ワンダーアキュートは前走より12キロ増。輸送減りを考慮して余裕を持たせた仕上げだったが、思ったより減らなかったのは誤算だったか。それでも道中は先行勢を見ながらの位置に付け、直線もスムーズに伸びて来た。1、2着馬とは決め手の差が出たが、地力の高さは見せた。これもいつかはチャンスが巡って来そう。

ダノンカモンはエスポワールシチーをブロックしたところまでは良かったが、マークしたトランセンドが呆気なく失速して当てが外れたにしても、決め手がある馬に交わされるのは兎も角、叩きあったワンダーアキュートに競り負けたのはなんとも・・・福永はインタビューで「先行勢が予想外にだらしなかった」と言ったようだが、観てる側からすれば「お前もどっこいどっこいだ」と言いたい。

エスポワールシチーはもう少し思い切った騎乗をするかと思ったが、セイクリムズンが博打的にハナを主張したとはいえ、中途半端な位置取りに終始。これが直線で福永にブロックされた要因だろう。トランセンドの失速が速かったのも誤算だっただろうが、前半の位置取りが違っていれば、もっと際どい勝負なったかも。

調教師の迷走に付き合わされてるグランプリボスは前半で掛かって終わり。これではダート適性もなにもあったもんじゃない。矢作のチャレンジ精神が駄目とは言わんが、闇雲に試せば良いというものでもない。いい加減、この馬の本質を見抜いてやるべきなんじゃ・・・


色々能書き書いたが、馬券は2着3着4着5着で轟沈・・・正直、ここまで絶妙に何かが抜ける外し方はかすりもしない外し方より堪える。泥沼すぎて、流石に心が折れそうorz

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

2012リーディングサイアー~2月19日現在~

1キングカメハメハ
2ディープインパクト
3フジキセキ
4クロフネ
5ゼンノロブロイ
6ゴールドアリュール
7マンハッタンカフェ
8アグネスタキオン
9シンボリクリスエス
10サクラバクシンオー
11ダイワメジャー
12ハーツクライ
13ステイゴールド
14ネオユニヴァース
15アグネスデジタル
16ジャングルポケット
17スペシャルウィーク
18フレンチデピュテイ
19タピット
20ダンスインザダーク



2週ばかし大人しかったキンカメがケイアイドウソジンの逃走劇でJRA重賞30勝。

追い掛けるディープはやや離されたが、史上最速でJRA通算200勝突破。依然としてペースが落ちてこない。

テスタマッタの一撃でタピットが55位から19位に大躍進。昨年はBCジュヴェナイルを逃げ切ったハンセンを輩出し、北米リーディングサイアー3位。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

フェブラリーS

◎ワンダーアキュート
○トランセンド
▲シルクフォーチュン
△エスポワールシチー
△ダノンカモン


下馬評ではドバイ遠征を控えているトランセンドが抜けた人気となっている。一昨年のJCダートからの充実ぶり、1週前にポリで猛時計を叩き出し、最終は坂路で仕上げるいつも通りの調整も手抜かりなし。ただ、今回は内にケイアイテンジンとエスポワールシチーがおり、自身は大外。芝ではダッシュがつかないタイプで、すんなり自分の型に持ち込めるか疑問。番手からでも競馬は出来るが、ここに付け入る隙があると思う。

その隙を突けるのはワンダーアキュートだろう。JCダートではトランセンドとエスポワールシチーの2強対決に割って入り、前走はスマートファルコンをあわやのところまで持ち込んだ。ここに来ての地力強化が非常に著しい。調教過程も順調そのもの。JCダートは出遅れたが、基本的に逃げ馬をマーク出来る位置に付けられるのも好材料。逆転のお膳立ては整った。

シルクフォーチュンは根岸Sの末脚が鮮やか。1F延長がどう出るかだが、南部杯3着の実績から特に不安視するものではない。5戦乗って複勝率100%の藤岡康なら仕掛けどころも分かってる。あとは簡単には止まらない有力所に捕らえ切れるかどうかだけ。

エスポワールシチーは前走が競走馬として過渡期に差し掛かってると思わせる内容だが、中間の出来自体は悪くない。あとは代打の豊がどう乗るかだろう。トランセンドがモタつくようなら、自らレースを作る気がしないでもないが・・・

ダノンカモンは前走でなんとも消極的に乗った福永がどう乗って来るかで変わるだろう。好位に付ければ怖いが、中途半端に控えるようなら同じ負け方を繰り返しそう。南部杯の内容からも、勝ち負けに加われる力があるのは確かだが・・・

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

ダイヤモンドS回顧

時として、長距離戦で人気薄の逃げ馬が波乱を演出する事はあるにはある。しかし、ここ5戦連続二桁着順、しかも本来は逃げ馬でないケイアイドウソジンはどう捻っても買えないわ。

行く馬がいなかったのでハナに立った後は、4Fから12Fまで一度だけ12.9を刻んだ以外は全て13秒台というマイペースの逃げ。残り1000mになってからロングスパートを開始して差を詰めに掛かった後続の脚を使わせ、直線はギュスターヴクライの追撃を凌ぎ切った。全てが上手くいきすぎたが、ハマりすぎだろう(苦笑)

2着ギュスターヴクライはこの距離での大外もあってか、馬群後方で脚を溜める競馬。直線は良い脚を長く使って追い込んで来たが、勝ち馬の余力が上だった。長距離適性の高さは見せたが、そろそろ一線級の壁にぶち当たる頃。前哨戦3、4着→天皇賞大敗→目黒記念で馬券という気がしないでもない。

3着スマートロビンはケイアイを先に行かせて番手からの競馬。4コーナー手前で先頭に並びかけた時はこの馬の流れかと思ったが、そこからがジリっぽかった。セオリー通りの騎乗であったが、ロングスパート合戦で勝ち馬の差し返しを許し2着馬に差された以上、単純にもうひと押しの力がなかったのだろう。

ヤングアットハートは距離を考慮してか、道中は後方で脚を溜める競馬。直線はまずまずの伸びを見せたが、今日は展開が向かず。一応の長距離適性は見せた。

ビートブラックは好位に控える競馬が裏目。あの位置から差し切れるだけの脚はない。先行した方が良いタイプなのに、調教師は何故に控える競馬を指示したのやら・・・

マイネルキッツはいつも通りの休み明け。問題は次以降で変われるかどうか。コスモヘレノスは向こう正面で行きたがった時点でアウト。オウケンブルースリは今日の展開では出番なし。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

ダイヤモンドS

◎ビートブラック
○ギュスターヴクライ
▲ヤングアットハート
△コスモヘレノス
△スマートロビン
△オウケンブルースリ


2走前は不良馬場、前走は太め残りに泣かされたビートブラックともう一度だけ心中する。しっかり乗り込めており、今度は絞れる筈。良馬場でやれるのもプラス。まともなら、下手に乗られた昨年より上位に来れる。

ギュスターヴクライは中1週がどうかだが、長距離戦で連勝。4000mのGⅠを勝った祖母メルカルの血が活きて来た感じ。ハンデも手頃で左回りも合っている。過剰人気なのは確かだが、そうなるだけの下地はある。

ヤングアットハートはペルーサを下した前走と同じくらいの出来をキープ。シンゲンの半弟で距離にやや不安はあるが、目黒記念3着の実績があるからまるで駄目ではなかろう。

コスモヘレノスは休養明けだが、仕上がり具合は良い頃の動きに見えた。太めが残らなければ、昨年の再現も。人気薄ではこの馬が一番怖い。

スマートロビンはプラス26キロに加え、逃げて目標にされる苦しい競馬。これも絞れていれば反撃可能。怖いのは鞍上の不必要な溜め殺し。

ハンデ頭オウケンブルースリは不利を受けたJC以前は3着2着と復調気配。調教の動きは冴えないが、元々動かないタイプ。鉄砲実績もあり、そう簡単には崩れないだろう。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

My Favorite Race Vol.1 ~96年フェブラリーS~

5回ばかしやったMy Favorite Horseだが、知らぬ間に結構な縛りを入れていた事に気づいた。
その週にある重賞で過去にその重賞を勝った馬を取り上げていたが・・・今週は見事に思い入れある馬が過去に勝ってなかった(苦笑)

そこで、今回から馬ではなくレースを照準とした別Ver.を立ち上げようと思います。
馬券的に会心のレース、逆に玉砕したほろ苦いレース、馬券関係なしに印象に残ったレースを取り上げていきますんで宜しくお願いしますm(__)m



GⅡで施行された最後の年だった96年フェブラリーS。ホクトベガがこのレースで【砂の女王】の地位を確立した最初のレースだったと言えよう。
ホクトベガの競走生活は牝馬クラシック戦線~牡馬混合重賞路線を歩んだ前半と、【砂の女王】として交流重賞を席巻したが、ドバイで非業の死を遂げる後半に分けることが出来る。

ホクトベガの前半生に関しては特に深い思い入れはない。
エリ女の「ベガはベガでもホクトベガ!」にはびっくりしたが(アニメイトバイオが三冠阻止したような感じ)その年の牝馬クラシック戦線はマックスジョリーやベストダンシングに肩入れしてたし、古馬になって札幌記念等を勝ってはいるが、マイルの女王に君臨したノースフライト程のインパクトはなかった。

転換点の一つであるエンプレス杯18馬身差圧勝も、地方競馬にそれ程興味がなかったので「スゴい着差だけど地方のレースだろ」程度の認識しかなかった。
当時はネット環境も十分普及してなかった時代、似たような考えの人が少なくなかったのだろう。フェブラリーSに出走したホクトベガは単勝4.6倍の3番人気。
エンプレス杯の圧勝に加え、前走はライブリマウントのドバイ遠征壮行レースとされた川崎記念でも圧勝したにもかかわらずだ。この時代にタイムスリップしたら、全財産をホクトベガの単勝にぶち込んで払戻所で高みの見物を決め込んだだろう。

リアルタイムでホクトベガのダート戦を見た最初のレースだったが・・・あれ程の衝撃的な勝ち方は後にクロフネがJCダートで見せたパフォーマンスに匹敵するものだった。
前半は先団グループを見ながら8番手に付けていたホクトベガは3コーナーからひと捲りを開始。大欅を過ぎるところで先頭に立ち、直線は他馬を全く寄せ付けずに最後は完全に流しての勝利。

雪が降りしきる中で見せた強烈なひと捲りからレースが終わって暫くの間、口を半開きにしたスゴい間抜け面になってたと思う。ダート競馬に対する見方が変わるきっかけになった一戦だった。

その後、ホクトベガは交流重賞を転戦し、VTRとかでそのレースを見ることは何度かあったが、あのフェブラリーS以上のインパクトはなかった。
ホクトベガは翌年のドバイで鬼籍に入り、ホクトベガ絡みの馬券は遂に一度も買わなかった。一度くらい、ホクトベガが出走した日に地方競馬に足を運べば良かったかもしれない。


ホクトベガが活躍した前後に始まった交流重賞も大分路線が整備され、中央地方問わず数多くの強豪馬が現れた。ネット中継とかでリアルタイムでレースを見られる環境も整った。
しかし、96年のフェブラリーS以上に衝撃を与えたレースは未だに存在しない。

テーマ : 競馬なんでも
ジャンル : ギャンブル

氷室京介のライブDVDが来たぞ!!2

本当は昨日届いていたけど、じっくり観たのはついさっきだったりするw

今回届いたのは2010年9月から2011年2月まで全国50公演行われたツアー「TOUR2010-11 BORDERLESS "50x50 ROCK'N'ROLL SUICIDE"」の内、ファイナル公演となった横浜アリーナのライブを映像化したやつ。


氷室サイドの意図か分からないが、最後の最後にここだけでしかやらなかったサプライズが収録されてないそうだが・・・こればっかりは仕方ない気がする。

上手く言い表せないが、ライブというものはその場に居合わせたオーディエンスだけが共有出来る権利を有する場面というのが少なからず存在すると思う。そして、今回収録されなかった部分はまさにその部分だったのだろう。
どんなサプライズだったのか、それの映像を観て少しでも共有したかった・・・という思いがないわけではない。だが、その場に居合わせなかった我々には観る事を許されざる領域がそこにはあったのだろう。

・・・と、割り切って考えてみる。極論を言えば、地方在住の氷室ファン(俺もその一人)にとってはこうして映像化してもらうだけでもありがたい事なのだ。

それに、横浜アリーナより規模は小さかったとはいえ、地元でのライブではそこに居合わせた俺達だけが共有出来た場面が確かに存在したし、他でも存在しただろう。このDVDを観て収録されてない悔しさより、その場面を思い返していければそれでいいんじゃないかと思う。


・・・と、もっともらしい事を書いたが、そういう事を抜きに観ても氷室は最高だった。こんなイカした50歳はなかなかお目にかかれんぞw

来月には「IF YOU WANT」のリリースも決まったし、そろそろレコード会社移籍後最初のアルバムでも作って欲しいなぁと思う。

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

マイク・ベルナルド自殺

いまは見る影もなくなったK-1が人気絶大だった頃、K-1四天王の一人と目されていた【豪腕】マイク・ベルナルドが自殺したというショッキングなニュースを目にした。

打たれ弱くなり、カウンター主体に切り替えた晩年は目を覆いたくなる醜態を晒していたが(2003年のフィリオ戦は両者のグダグダっぷりに悲しくなった)全盛時の倒すか倒されるかの豪腕ラッシュは見ててドキドキしたっけなぁ。

優勝候補のアンディ・フグを葬り去った衝撃のK-1デビュー戦、倒すか倒されるではなく、殺すか殺されるかと形容した方が合いそうなピーター・アーツとの6度の死闘、一世一代の反撃を見せた佐竹雅昭を右フックで沈めた97年のK-1 KINGS、サム・グレコやジェロム・レ・バンナとの豪腕対決etc.・・・勝っても負けても見る者を楽しませる名勝負が多かったファイターだった。42歳か・・・早すぎる死に合掌m(__)m


昔のK-1は本当に面白かった。武蔵がひょろひょろだったり、四天王以外にもレイ・セフォー、スタン・ザ・マン、ブランコ・シカティックといった連中が活躍してた頃は今振り返っても良い時代だったと思う。デカブツやイロモノを多用して詰まらなくなって格闘技ブームが幕を下ろした今、またこんな時代が戻ってくる事を密かに期待しているんだが・・・

テーマ : 格闘技
ジャンル : スポーツ

共同通信杯回顧

2→1→3番人気で決まって配当的には順当であったが、レース内容は色々と予想外の出来事が起きて一筋縄ではいかない一戦だった。

まず、勝ったゴールドシップ。まともにゲートを出た事がなかった馬が初めてまともにゲートを出て、そのまま気合いを付けられてインの3番手をキープ。この位置取りは大方の予想を覆すものだった。そこで巧く折り合いをつけ、4コーナーから追い出しを開始。残り1Fで脚が止まったディープブリランテを交わして2馬身近い差を付けた。
ゲートを出たのもあったが、スタートからある程度前の位置を取りに行く傾向があるウチパクとは手が合っていたと言うべきか。ウチパクは復帰後重賞初勝利。この馬とのコンビ継続、ヴィルシーナやジョーカプチーノとの新コンビ結成も決まった。今後も甦った名手の手綱捌きに注目。

ディープブリランテは折り合いを欠きながらも2、3番手からの競馬になると思っていたが、押し出されるように先頭に立つという、予想外であり一番最悪な展開に。前半は何とか我慢させたが、我慢しきれくなった5F~7Fで12.5-12.1-10.9と一気に加速。これでは最後まで余力が残ろう筈もない。
なんとか2着は死守したが、気性面の課題を曝け出した何の収穫もないレースだった。ブルーイレヴン、ショウナンアルバ、そしてリーチザクラウン・・・これらの大成出来なかった馬と同じ道を歩む危険性も出て来たように思える。

3着スピルバーグも過去2戦とは違ってまともにゲートを出て、最初から前を射程内に入れる競馬。ただ、直線で前にいたストローハットがフラフラしてたせいで外へ外へ進路を取らざるを得なかったのが痛かった。まともなら、楽に2着は取れただろう。素質は見せたが、ここで本賞金を加算できなかったのは痛い。

ストローハットは前述通り直線はフラフラして若さ全開。これもまともに追ってれば際どい2着争いが出来た。クウィリーは怪物フランケルの主戦だが、相当のヘッポコである(なんで乗り替わらないのか疑問)。俺の記憶の中でここまでヘッポコな外国人騎手はマシューズ(懐かしい!)以来だ。

コスモオオゾラはこれだけスロー決め手勝負になると分が悪い。もう少し消耗戦になるか、馬場が悪化でもしないと本番は厳しい。アーカイブは前走と同じ負け方。完全に迷走モードに突入。


押さえの馬連でどうにか負けは免れたが(最後は卒倒しかけたけど)どうも持病の1着3着、2着3着病を発症したようだ。赤っ恥まる出しとなる、予想で切った馬について色々語るのは控えようかと思う(苦笑)

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

今日は・・・

バレンタインなどという、俗事について書く気は毛頭なし(笑)

今日は好きな作家だったディック・フランシスの命日である。このブログのタイトルとハンドルネームを考える際、いい案が浮かばなくて思案に暮れる中、何の気なしに目に入ったのがフランシスの本が並んでる本棚だった・・・別の作家の本だったら、全然違うタイトルとハンドルネームになっていたかもしれない(笑)いい機会なので(?)彼について書いてみたいと思う。

フランシスを知ったのは20年以上前になる。オグリキャップで競馬の魅力にハマったはいいが、馬券を買える年齢ではなく、そうした環境も身近にない地域に住んでた俺が競馬というものを良く知ろうとして選んだ手段が、競馬関連の読み物を読破することだった。手始めが寺山修司の競馬エッセイ、次に取りかかったのがフランシスの競馬ミステリーだった。その次が何かの血統本だったと思う(笑)

日本では競馬ミステリーと呼ばれているせいでとっつきにくなってるのは否めないが、競馬を知らなくても十分楽しめる内容。競馬といっても日本の競馬ファンには馴染みの薄い障害レース中心だし。
自伝、息子フェリックスとの合作を含めて40作以上発表されているが、金をどぶに捨てたような駄作と呼べる作品は一つもない。フランシスの作品では凡作と言える作品でも、並の作家の凡作とは比べ物にならない出来を維持している。
フランシスの作品が長きにわたって支持されるのは、主人公が肉体的・精神的困難に遭いながら、不屈の精神でそれを乗り越えて犯人を追い詰める冒険小説的要素と、シニカルさを含みつつもユーモアとウィットに富んだ登場人物同士のやり取りが読者に受け入れられたからだろう。

そして、長年に渡って日本でフランシスの作品を翻訳した菊池光の存在も大きかった。
否定的見解もあるが(俺もミスターをミスタと表記するのはどうかと思う)、クセのある独特な文章はフランシスの作品にマッチしていたと思う。フランシスも菊池が亡くなった時、追悼文を寄稿しているくらい信頼していた。

フランシスは87年に日本に来日してから、日本に対して好意的イメージを持っていたと思う。それは【帰還】や【敵手】等、幾つかの作品に登場する日本人の描写からも窺える。日本を舞台にした作品を執筆する可能性もあったようだが、長年執筆の協力者であった妻が亡くなった事で遂に実現しなかった。そして、フランシスも暫くの間、筆を折る事になる。数年後に自身の作品の主人公みたく再起を果たすが、寄る年波には勝てず2年前に他界した。


独断で選ぶフランシス作品ベスト10
1【敵手】
2【利腕】
3【血統】
4【罰金】
5【興奮】
6【大穴】
7【名門】
8【黄金】
9【侵入】
10【奪回】

時間をおいて選び直したら、4位以降は全然違う作品が並ぶだろう(笑)
フランシスの代名詞と呼べるシッド・ハレー4部作は【大穴】→【利腕】→【敵手】→【再起】の順で読んだ方が良い。あと、同じ主人公が登場する【侵入】と【連闘】も【侵入】から先に読んだ方が良い。あとは何から読んでも十分楽しめる。日本のミステリーに食傷気味の人は口直しとしてお勧めしたい。

京都記念回顧

絶妙なタイミングでのロングスパートでトレイルブレイザーを勝たせた豊に脱帽。重賞でこれほど鮮やかな豊マジックが炸裂したのはいつ以来だろうか。

勝因は2つ。1つめは香港ではタイミングが合わなかったスタートを上手く出れた事。これで労せずして離れた3番手に付ける事が出来た。2つめは3コーナー坂の下りを利用したロングスパート。豊が仕掛けた8F~9Fのラップが12.0-11.3・・・この加速具合は絶妙としか言い様がない。ここで後ろで脚を溜めてた有力所から一気にセーフティリードを広げ、余裕を持って押し切った。
昨年の豊は全盛期の頃には考えられないような目を覆いたくなるような騎乗が多々見られ、このまま終わってしまうのかと思われたが、今年に入ってまた息を吹き返してきたように感じる。別にファンではないが、糞騎乗でクソミソに叩かれるより、流石は武豊と思わせる方が豊には似合ってる。リーディング取った割に・・・と思わせる福永を見てるとつくづくそう思う。

2着ダークシャドウは急仕上げの分、太めが残ったのは確か。直線の伸びも今一つだったのも分からないではない。しかし・・・例によって折り合いを重視するあまり、自分からレースを壊せない(動かない)福永の弱点が出たと言える。福永が動かない以上、他の有力馬も動けない。それが豊のロングスパートをアシストする展開になったと思う。
鞍上が逆ならダークシャドウが勝ってたとは言い切れない(太めもあったが2200mは少し長い)しかし、福永が豊と同じ乗り方でトレイルブレイザーを勝たせる事は100%ないと言い切ってよいだろう。

3着ヒルノダムールは体重が戻った・・・戻りすぎたと言うべきか。終始外々を回らされて内に入れなかったのも痛かったが、だからと言って後方2番手はない。藤田は好きな騎手ではあるが、相変わらず長丁場での乗り方に進歩がない。馬の方は絞れて内枠を引けば巻き返せると思う。

トーセンラーはダークシャドウをマークしてインに張り付いていたが、勝負所でバテて下がったリッツィースターにモロに前を塞がれる不利。これで勢いを殺されてしまった。今回は情状酌量の余地ありだろう。

ウインバリアシオンは数字通りの太め残りで最後方からでも追っ付け気味の追走。何となくおかしいと思っていたら、直線はアンカツがしきりに後ろを気にしてまるで追えず。何だこれ?と思っていたら、何らかのアクシデントを匂わせるコメント・・・深刻な故障でなければ良いが。

ゲシュタルトは予想外の馬体増も驚きだったが、勝負所を待たずに早々と脱落したのはもっと予想外。こちらも何か故障でもしたのか?と思わせる失速だった。


豊の巧さ以外は見るべきものがないレースだったが、一番見るに堪えないのは俺の予想か。よりによってトレイルをノーマークしてるんだもんなぁ・・・

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

2012リーディングサイアー~2月12日現在~

1キングカメハメハ
2ディープインパクト
3フジキセキ
4クロフネ
5ゼンノロブロイ
6マンハッタンカフェ
7ゴールドアリュール
8アグネスタキオン
9シンボリクリスエス
10ステイゴールド
11サクラバクシンオー
12ネオユニヴァース
13ダイワメジャー
14ハーツクライ
15アグネスデジタル
16スペシャルウィーク
17ジャングルポケット
18フレンチデピュテイ
19ダンスインザダーク
20キングヘイロー



重賞出走機会連勝記録は7でストップしたが、土日5勝の固め打ちを決めたディープがキンカメとの差を7000万まで詰めた。

トレイルブレイザーの京都記念勝ちでロブロイが5位に、ゴールドシップの共同通信杯勝ちでステゴが10位に躍進。ステゴは7年連続JRA重賞勝利。

ダークシャドウの京都記念2着でダンスが、土日の東京最終レースを制したキングヘイローがランクイン。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

劇場版ベルセルクを観て来た(長文&ネタバレ注意)

知らない人の為に説明すると、ベルセルクとは20年以上前から連載が始まり、97年にはアニメ化され、ゲーム化もされた人気ダーク・ファンタジー漫画。
とはいえ、ストーリーの世界観的にそうなる危険性はあったが、途中からBASTARD!!(罪と罰編まで読んでた)並みに「どうやって収拾つけるの?」という展開に陥り、グイン・サーガみたく「完結より先に作者の寿命が尽きるのでは?」という可能性も出て来て、結構グダグダになってるのが現在の状態。
一度ハマったら、余程つまらなくならない限り最後まで読む主義なんで、未だに読んでるし、単行本も買ってるが、純然に面白いと思えたのは断罪編くらいまでかな。


で、今回映画化されたのはストーリー上で重要な要素を多く含み、ベルセルクの中で一番面白いと言える黄金時代編の前半部分。
黄金時代はプロローグの黒い剣士編も一部含めてTVアニメ化されたので、昔観てた人間としては今更感があるが、これをやらないと新規層が全くついて来れないので仕様がないのは否めない。


今回の映画化にあたってTVアニメ版の声優が総入れ替えとなり、期待より不安と怖いもの見たさの方が強い気持ちで観に行ったが・・・
うむ、最大級の黒歴史だった某三国志漫画(ならば良しの方)のTVアニメ版よりは楽しめた。

声優の知識はあまりアニメを見なくなった10年くらい前からストップしてて、発表されてたキャラで知ってたのはダーク・シュナイダーとジャック・バウワーだけだったが、合ってる人は合っていた。
ガッツはたまに棒気味になったが(本職は声優ではないみたい)声の声質はTV版より合ってる感じ。叫ぶシーンでは特にそう感じた。
グリフィスは中性感が増したが、その分頼りなさを感じた。作画の影響もあったが、妖しげな黒さが薄れたのも残念(ユリウス絡みでは特に)これは森川版の方が良かった。
キャスカは設定年齢よりおばさん臭いが、声質が高くてガッカリした宮村版より良かった。ただ、【触】以降の幼児退行したキャスカに合ってるかは微妙な気が。
意外に合ってたのはジュドーの人。正直、グリフィスとジュドー(それにボイド)は替えて欲しくなかったが、これはこれで良かった・・・ゼロスはセルピコ役で復活してもらおうか(笑)
あとは出番も少なかったし(これはこれで不満点なんだが)不満らしい不満はないが・・・ケンドーコバヤシは正直要らんかった。脇役でそれなりの声優使うんだから、芸人は使わないでくれよな。あと、モブの棒演技は最低レベル。

ストーリーは尺も決まっている以上、駆け足気味になるのは否めんが・・・ガッツの幼少期、鷹の団に入っての初陣、ガッツとグリフィスの水の掛け合い等、丸々カットされたり端折られてて、ストーリーの深みがなくなってる気がした。
そのお陰で、ジュドー、コルカス、ピピン、リッケルトといった鷹の団の仲間との関係が希薄になってるのも残念。
ガッツがどのようにして鷹の団に受け入れられたのかとか、水の掛け合い前のジュドーとの会話とか、結構好きなシーンだったのだがなぁ・・・

一番の気掛かりは、時折みられたCGのしょぼさ。
流石に主要キャラのシーンは割と力を入れていたし、ゾットとの対決シーンは暗さで誤魔化してたが、冒頭の合戦シーンはゲームの動画か?というようなヒドい出来映え。兵士の動きもカクカクしてて不自然さが浮き彫りに・・・魂入ってないような表情はメガテン3のマネカタを思い出したよ(笑)

いや、こっちが一番の問題点か。エンドクレジットの最後に延々と流されたTwitterのアカウントの行列。これが、巷で流行りのステマというやつか?
なんかのキャンペーンらしいが、Twitterには全く興味がない人間としては、これを企画した奴は相当に残念な発想力の持ち主としか思えん。エンドクレジットで流れる音楽はベルセルクの世界観にマッチした重厚感だったのに、無駄なアカウントの羅列で水を差された気分。あれなら、エンドクレジットの後に次回の予告編を持ってくれば良かった。


不満点ばっかり書いたが、次回も映画館で観ようという気分にさせる出来ではあった。あと、あのOPは全編で最高の出来映え。異論は認めん(笑)
つーか、これって原作全てを映像化するという目的があったっけ?原作がいつ完結するか判らんのに、とてつもない無謀な計画を立ち上げたものだと思ったのは俺だけか?

テーマ : アニメ
ジャンル : 映画

共同通信杯

◎ディープブリランテ
○ゴールドシップ
▲コスモオオゾラ
△アーカイブ
△エネアド


ディープブリランテは折り合いに不安があり、逃げ馬不在の少頭数はやりづらい条件に違いないが、前走も掛かりながら押し切ったように能力は相当高い。最終追いは???な動きに見えたが、フットワークが大きいので坂路は良く見せないから気にする必要はないし、1週前で態勢は整ってる。粗さはあるが、ここなら能力で押し切れる。

ゴールドシップは安定して長くいい脚を使えるが、スタートの悪さが付きまとう。今の東京はある程度前にいないと苦しいので、これはディープブリランテに比べて不利な材料。確実に追い込んで来るだろうが、大出遅れするなら逆転までは難しいか。

コスモオオゾラは葉牡丹賞で非凡な勝負根性を披露。血統的に決め手比べは分が悪そうだが、キャリアの豊富さで一日の長がある。一角崩しまでは難しそうだが、3着争いまでなら十分可能。

アーカイブは全く展開が向かなかった前走の内容からコース替わりと距離延長は明らかにプラス。PO馬という贔屓目はあるが、東京コースならもう少しやれても良い。追い切りは見栄えがしないタイプで気にしなくても良い。

エネアドは前走2着も、不良馬場に切れ味を殺されての2着で折り合い面で収穫があった一戦だった。良馬場なら本来の切れ味が活きる筈。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

京都記念

◎ヒルノダムール
○トーセンラー
▲ゲシュタルト
△ダークシャドウ
△ウインバリアシオン


ヒルノダムールは遠征帰りで調整が難しかった有馬記念時に比べて順調な調整。最終追いは平凡な動きだったが、CWで追われた1週前の動きが良かったので問題ないだろう。58キロも背負い慣れており、京都コースも乗り違えた菊花賞以外は馬券圏内。ベストの470キロ台なら崩れないだろう。

トーセンラーはきさらぎ賞を勝ち、菊花賞3着の実績がある京都の外回りはベスト条件。菊花賞はオルフェーヴルを負かしの行っての3着であり、ウインバリアシオンより上の評価が出来る。元々、調教は良く見せるタイプだが、同じ休み明けの有力所に比べて仕上がっている感じ。55キロで出られるのも有利。

ゲシュタルトはこのメンバーに入ると決め手で見劣るが、順調に使われている強みを買う。非根幹距離に強いタイプで、唯一の重賞勝ちである京都新聞杯と同条件。これも調教は良く見せるタイプだが、前走と変わらぬ出来はキープしてる。

昨年は古馬中距離戦線で最大の上がり馬となったダークシャドウだが、今回は急仕上げの感が強い。一線級に混じっての2200mも微妙。輸送で多少絞れるだろうが、太めが残るようなら割引が必要。

ウインバリアシオンはここを叩いたアドバンテージを持って阪神大賞典でオルフェーヴルと対決という青写真がある以上、こちらもメイチの仕上げではない。個人的には京都コースならトーセンラーに劣る印象。

トレイルブレイザーは久々で動くタイプではなく、今回も多少重めが残る仕上がり。決め手比べでもここでは一枚落ちる・・・つーか、流石にこの頭数で6頭に印は打てない。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

アルデバランS回顧

東京なら買えないでもなかったが、京都でエアマックールは拾えない。4コーナーで外を回ったシルクシュナイダーに対して内を突いた分、最後まで余力があった。田中学と言えば、未だにダイトクヒテンのイメージが強いが、今回は馬の力を上手く引き出したと思う。

ここを勝って連闘でフェブラリーSというプランもあったシルクシュナイダーだが、4コーナーでのコース取りを間違えて足元を掬われる2着。内を通っていれば勝ち馬とは着順が入れ替わっていただろう。

3着タマモクリエイトは先行勢がペースが速くて苦しくなる中で踏ん張った。最近は安定した走りを見せていたように、今は出来が良いのだろう。

ナニハトモアレはあれだけ余裕がある馬体ではどうしようもない。距離短縮で絞れるのを待ちで。インバルコは途中からロングスパートを見せたが、4コーナーでガス欠。この馬はたまにポカをやらかすが、今回はそれが出た感じ。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

クイーンC回顧

ヴィルシーナはエンジンの掛かり具合の遅さからマイルは合わなさそうと思ってたが、全く問題なかったね・・・どうしてこうもバッサリ切った馬にやられるんでしょうか(´・ω・`)
勝因はそのまま逃げるのか!?と思わせた好スタート。ペースもスローとなって楽な展開になったし、折り合いもバッチリ。あの位置取りならエンジンの掛かり具合の遅さも問題ない。ただ、今回はあらゆる面で恵まれたのは確か。オークスでは怖い存在になるだろうが、今回よりペースが速くなるであろう桜花賞は危険な人気馬になると思う。

2着イチオクノホシはスタートが決まって馬群の中で脚を溜めれる競馬。直線はなかなか前が開かなかったが、前が開くとキッチリ末脚を伸ばして2着を確保。ソツのないレース運びだったが、大きい所を取るにはもう一つインパクトに欠ける。桜花賞はよくて掲示板までか。

3着エクセラントカーヴは2着馬以上に直線で行き場がなかったが、前が開くと良い伸び脚を披露。パドックでイレ込み、道中でも行きたがったように気性面で課題があり、現時点ではマイルまでの馬だろう。

先週の東京新聞杯もそうだったが、今の東京の芝は直線まである程度前にいないと話にならない。出負けして大外文回すしか出来なかったカフヴァールやミッドサマーフェアは兎も角、思いっきり控えやがったモエレフルールの北村宏は「勝つ気あるのか?」と疑いたくなる騎乗だった。オメガハートランドはやはり帰厩してからの本数が足りてなかったようだ。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

アルデバランS

◎インバルコ
○シルクシュナイダー
▲タマモクリエイト
△ピースキーパー


前走はエスポワールシチーに詰め寄り、今回は断然人気を背負うシルクシュナイダーだが、今回は差して届かずの予感がする。乗り慣れた岩田からデムーロ弟への乗り替わりも微妙。前走は世話になったが、今回は人気程の期待感を感じない。

インバルコは今開催の京都ダートが良馬場だと時計の掛かる状態なのは歓迎材料。ハンデ頭の58.5キロも3走前に59キロ背負って2着しており克服済み。ズブいが故に、シルクより先に動けそうなのも良さそう。

先行馬がシンメイフジ以外不在だが、牡馬に混じってのシンメイフジは買いづらい。その後ろにいそうなタマモ辺りがしぶとく残りそう。あとは脚質転換でそこそこ安定してるピースキーパーまで。


ナニハトモアレは年齢を重ねて距離が長くなりつつある。距離短縮で買いたいが、今回は見送り。

テーマ : 中央競馬(JRA)予想
ジャンル : ギャンブル

クイーンC

◎イチオクノホシ
○モエレフルール
▲カフヴァール
△エクセラントカーヴ
△オメガハートランド


イチオクノホシはゲートに不安はあるが、阪神JFの内容からここでは最有力。新潟と東京で上がり最速をマークしたように左回りは合う。桜花賞に向かうにはここでの賞金加算が必須。それなりには仕上がっている感じ。

モエレフルールはここ2戦、牡馬相手に好勝負。前走は逃げ馬を捕まえにいった分、後続の目標にされたが内容は悪くなかった。好枠を引いたし、安定した先行力も魅力。

カフヴァールはデビュー戦が余裕を感じさせる内容の快勝。吉田豊がハイリリーを蹴ってまで選んだ辺り、かなりの手応えを感じてるのだろう。

エクセラントカーヴもデビュー戦が内容ある勝ち方。ダイワメジャー産駒にしては馬格はないが、鉄砲駆けしそう。仕上がりも良好。

オメガハートランドは放牧から先月下旬に戻ってきて本数が少ないのが気掛かりだが、フェアリーSもこんな感じだったから問題ないだろう。人気程の信頼感はないが、どう考えてもマイルは合わなさそうなヴィルシーナよりは走れる筈。

テーマ : 中央競馬重賞予想
ジャンル : ギャンブル

My Favorite Horse Vol.5 ユウトウセイ~97年京都記念

もう気付いてるだろうが、俺はマヤノトップガンの大ファンである。そのせいか、トップガンの現役時代から数年間は栗毛の馬に惹かれる事がしばしばあった。
ユウトウセイもそんな一頭だった。この馬の場合、スラッとした線の細さが非力さではなく軽快感を感じさせて、余計好きになる要因となった・・・そういや、トップガンも馬格がある方ではなかったな(笑)

尤も、最初にこの馬の存在を知ったのは97年の京都金杯から。つまり、現役最後の1年間だけの付き合いでしかない。それでも、ルックスの良さと軽快なスピード感を合わせ持った不思議な雰囲気のある馬として印象深く記憶に残ってる。

若い頃は体質が弱かったせいか、順調に使い込めなかったようで度々長期休養を繰り返している。何度かダートを走ったのもそのせいだろう。まぁ、グリーンサンダーやオースミレパードと良い勝負してた辺り、ダート適性はそれなりにあったと思うが。

この馬の存在を初めて知った京都金杯・・・実は、馬券は外していたりする(苦笑)
存在をよく知らなかったし、この日はベストタイアップを見たいが為に帰省先から慌ただしく中山競馬場に駆け付けたので、京都金杯の予想は結構適当だったりする。シロキタクロスを軸に追い込み馬を中心に流してた記憶がある。
で、そこで見せた軽快な先攻力と前述の外見で一発で惹かれてしまった(笑)馬券は外したが(角田の大外ブン回しにブチ切れた)ベストタイアップの追い込みの他に「良いモノを見れた」という気分になれた。

そして迎えた京都記念。前年のクラシックで好走したロイヤルタッチが断然の人気となり、ユウトウセイはそれに続く2番人気。
初の2200m戦で血統的には微妙なところだったが、ユウトウセイは直線でロイヤルタッチをあっさりパスして8歳(現表記だと7歳)にして重賞初勝利。
勝ち切れないとはいえ、クラシックで好走してたロイヤルタッチ相手に完勝した事でユウトウセイに対する期待は高まった。続く大阪杯でも2着に入り、宝塚か秋天でひと仕事やってくれるんじゃないかという思いが高まった。

残念ながら、その宝塚と秋天は穴人気にはなったが、結果は不発。そして、いつの間にか引退。「あと2歳くらい若ければチャンスはいくらでもあったなぁ」と思ったし、今の時代ならそのチャンスは与えられただろう。
種牡馬としては、中央で4勝したユウヤクジョを出した程度でこちらもいつの間にか引退し、現在は生まれ故郷の牧場で余生を送っている。


こうしてキャリアを振り返ると、どこにでもいるB級の重賞馬というのが大方のイメージだろう。それでも、俺の中では思い入れがある馬の一頭であることに変わりはない。

テーマ : 競馬なんでも
ジャンル : ギャンブル

またまた寒波、また寒波!

今週も寒波だ〜!道や屋根に雪が似合います、今年の富山県です!

と、96年桜花賞の実況風に入ってみる(笑)
いやはや、先週までの寒波がひと段落して、主要な道路の圧雪がなくなり、冬季限定ダイエット・・・もとい、雪かきで積み上げた雪の山が一回り以上小さくなって「これで暫くは降らんかろう」と思っていたら・・・



今朝から降りやがった。しかも、今晩から明日にかけて大雪とか。既に2〜3センチばかしマイカーに雪が積もってるorz



週間天気予報みてると今週末まで雪マークだし、本当に今シーズンの寒波はしつこいわ。
これだけ降りさくると雪じゃ雪じゃアヒャヒャヒャヒャ ヘ(゚∀゚ヘ)(ノ゚∀゚)ノ ヒャヒャヒャヒャと現実逃避したくなるが、そうも言ってられないのが雪国に住む大人の世界なのよね(´・ω・`)

東京新聞杯回顧

オッズ的に軽く見られてるなと思ったが、ニューイヤーS1~3着馬がここでも1~3着。展開や順調度も味方したが、逆に言えば人気所がだらしなさ過ぎた。

ガルボに関しては石橋脩がパーフェクト騎乗。好スタートからインの3番手に控えてロスなく立ち回り、直線で満を持して追い出して逃げ込みを図ったコスモセンサーをきっちり捕らえた。OP~GⅢのマイル戦では着外なし、冬場は滅法走るというデータがそのまま活きた。走り頃がはっきりしており、あと一戦くらい馬券になりそう。

2着コスモセンサーは結果的に好スタートが災い。ガルボの格好の目標にされてしまったが、道中は淀みないラップを刻んで後続にも脚を使わせるなかなかに強い競馬。元々、あまり調教は良く見せないタイプだが、東京に実績がない事を必要以上に意識しすぎた。冬場に強い点を信じていればorz

3着ヒットジャポットはダノンシャーク程ではないが、二の脚がつかず後方グループからの競馬。直線はスムーズに外に持ち出して良い伸び脚を見せただけに、勿体ない競馬だった。1、2着馬が冬専用機なのに対し、こちらは全季節対応機。左回りでは今後も相手なりに走れそう。

フミノイマージンは3年振りのマイル戦、牡馬相手に56キロでは厳しいと思っていたが、スムーズさを欠きながらメンバー最速の上がりで3着争いに加わった。東京のマイルでも中距離戦時と同じ決め脚が使える事が分かった以上、ヴィクトリアマイルは怖い存在になりそう。前哨戦は適度に負けて人気落ちすれば美味しくなりそうだが・・・

ダノンシャークは懸念されたスタートで失敗。下手に動く事も出来ず、内有利の馬場で大外に回らさざるを得ない状態。能力があるのは確かだが、ゲートが不安定な以上、軸で買うのは危険すぎる。

フレールジャックは前走減った馬体が更にマイナス。前半行きたがっていた影響もあっただろうが、あの馬体では伸び切れない。どうも、レース選択を間違えているような気がしてならない・・・尤も、友道の迷走はこの馬に限った話ではないんだが。

マイネルラクリマはもう少し内が欲しかったのも確かだが、速い脚がないだけにレースラップが最後まで落ちない展開では厳しかった。レース全体の上がりが掛かるレースでないと、今後も切れ負けしそう。

サダムパテックは調教内容から今回は厳しいと思っていたが、全く見せ場なし。連戦の疲れなのか、単なる早熟なのか・・・一休みさせる必要ありか。


ガルボの単勝は取れたが、本来ならもっとメシウマ状態になれた筈。色々と反省の多い週だった。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

プロフィール

シッド・ハレー

Author:シッド・ハレー
このブログが何らかの形で覗いてくれた奇特な方のためになれば幸いです。

人気ブログランキングでの順位です。ポチってくれたら励みになりますm(__)m
最新記事
FC2カウンター
検索フォーム
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
ご協力お願いします
にほんブログ村 競馬ブログへ
にほんブログ村

FC2Blog Ranking

いずれかに馬というド畜生の基本的な事を教えてくる場所があるかもしれない
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬コラムへ
にほんブログ村 競馬ブログ 中央競馬へ
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
アクセスランキング
FC2 Blog Ranking
[ジャンルランキング]
ギャンブル
107位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
競馬
55位
アクセスランキングを見る>>
当ブログの人気ページランキング
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR