ダービー回顧(2年連続大勝利!ルメール一世一代の大博打に感謝)

距離が長いマイスタイルが逃げてる時点で「これは糞スローになるぞ」と思ったが、事実1000m63.3秒というオークス以上のスロー。こうなってしまうと、遅いのは判っていても直線まで誰も動くに動けず、ヨーイドンで勝敗が決まるという某ハイペース至上主義者が激怒しそうな展開と思ったが・・・

意を決して向こう正面で一気に捲って番手を取りに行ったルメールの勇気と決断力にはただただ拍手。スローと判ってても、負けていれば騎手人生を左右しかねない総叩きにあったであろう大博打だったが、馬の出来と能力を信頼し切った見事な決断だった。
スタートはそれ程良くなく、出たなりの競馬でスタンド前は中団馬群の外目。このまま折り合いを付けて直線で末脚を伸ばすのが大方の予想だったと思うが、向こう正面に入ると集団の外に出して一気に進出。
捲った時は「おいこら、どこから仕掛けるんだよ!?」と思ったが、折り合いを欠いた暴走ではなかったのと1000mの通過タイムを見たところで「いや、これは案外ハマるんじゃないの?」と固唾を呑んで見守った。
果たせるかな、2番手に上がったところでガッチリと折り合いを付けて直線に向いたところで馬場の真ん中に持ち出して早めのスパート。坂で迫って来た2着馬、ただ1頭内へ入って逃げ込みを図るマイスタイルを坂上で競り落として先頭に立ち、そのまま栄光のゴールへ。
中団待機のままだったら直線は恐らく2、3着馬に伸び負けしてただろう。ただ、ホープフルSでは一瞬で馬群を割って抜け出した様に血統的イメージの割に瞬発力を備えてる。故にあの競馬でも上がり33.8の脚を使えた。ホープフルS回顧で「この馬とソウルスターリングで来年のGⅠ取れなかったら別の意味でスゴい」と感じた直感は正しかった。
ルメールはこれで3週連続GⅠ勝利。断然人気馬に乗ると日和った消極策を取る悪い癖はあるが、日本人騎手では絶対に出来ないであろう感性とでも言おうか、あの場面で躊躇わずに動けるのは流石。
そして、藤沢和雄調教師は初のダービー制覇。これまで数々の名馬を育てながらもクラシックはダンスインザムードを前後に縁遠かったが、先週のソウルスターリングに続いてクラシック連勝。武豊がダービーを連覇した時を思い出したというか、憑き物が取れて勢いに乗った奴というのは実に恐ろしいとつくづく。

2着スワーヴリチャードは幾分出負け気味のスタートから出して行って中団の一角。出して行ったのとペースが遅かったので1コーナーでは行きたがっていたが、内枠で壁を作るのも容易だった事で道中は馬群の中で何とか我慢。
ペースが遅いのを察知して3コーナーからジワジワと集団の外へ持ち出し、4コーナーでアルアインを押しやって外のスペースを確保。直線は坂で勝ち馬に詰め寄ったが、馬体を併せる前に坂上でもう一伸びした勝ち馬に突き放されての完敗。
逆手前で走り続けて窮屈そうだった皐月賞と違い、期待通りに東京コースで一変。マイナス12キロとギリギリに見える究極の仕上げでしっかり脚を溜めて持ち味は出せたと思うが、勝ち馬が一枚上手だった。

3着アドミラブルは大外枠もあってか、これもあまり良いスタートではなく青葉賞と同じような競馬に。スタント前では行きたがる素振りを見せていたので折り合いに専念して1~2コーナーでは後方2、3番手。
向こう正面で勝ち馬が捲って行ったのに反応して中団まで進出したのは流石の感性だったが、それ以上上がると集団の外々を回らされる形になるのと馬のテンションの高さから、それ以上動く事が出来ず。これが勝ち馬との明暗を分けたと言える。
4コーナーから動き出して直線は大外から良く伸びて来たが、如何せん超スローで前が止まらない展開ではゴール寸前で3着に上がるのがやっと。
パドックから少々テンションが高かったが、その状態がデムーロにあれ以上前に行く事を躊躇わせたのだろう。数年に1頭、「今年の青葉賞馬は違う」と思わせる馬は出るが、今年もダービーを勝つ事は出来なかった。

マイスタイルは逃げると思われたトラスト(8着に残ったが、丹内にダービーで逃げる度胸はない)やクリンチャー(出してはいるが、根本的スピード力がない上にスタートで失敗)が行けなかったのもあってハナへ。弥生賞と同じくスローに落とし、後続も競りかけて来なかったのでマイペースの逃げ。
直線も道悪巧者らしく、ただ1頭内目を通って逃げ込みを図ったが、坂上で勝ち馬に交わされると少し甘くなって後続に差し込まれた。弥生賞に続いてまたしてもノリの奇策がハマりそうになったが、流石に少々距離が長かった。

アルアインはスタートからスッと行き脚が付いて番手の一角。折り合いに不安がないタイプらしく、スローペースでも3番手でガッチリと折り合ってたが、向こう正面で勝ち馬に捲られ、更に動いたペルシアンナイトに蓋をされ、4コーナーでは2着馬に張り出されと終始後手後手に。
直線はしぶとく伸びては来たが、切れないディープ産駒であるこの馬にとって瞬発力勝負となったのはあまりにも不運だった。この距離をこなせたのは収穫だったが、騎手の経験の差がモロに出た形。ただ、糞レースの戦犯扱いの切っ掛けとなった寝言を宣った一昨年の桜花賞と違い、自分が何も出来なかった事を認識してる点で松山はそれなりに成長してると思った。

ダンビュライトは最内からスッと好位に付けたものの、道中はスローペースで折り合うのに苦労する場面も。ペースが遅い事は判っていたようだが、内枠が災いする形で動くに動けず。直線も外へ出したかったが、ペルシアンナイトや2着馬が壁となって持ち出せず。勝ち馬の後ろからジリジリと脚を伸ばしたが、この馬も切れないタイプで展開が向かなかったクチ。

ペルシアンナイトは出たなりの競馬で道中は中団の一角。この馬もスローペースで折り合いに苦労してたが、向こう正面で勝ち馬が捲って行った際にデムーロ以外で唯一反応して進出を開始。しかし、勝ち馬と違って半ば行きたがってた状態で動いた事で脚を消耗し、坂を上る途中で勝負圏内から脱落。
最近の戸崎は重賞でやる事なす事裏目に出てしまってるが、今回もそのスパイラルから抜け出せず。ルメールも一歩間違えば戸崎と同じような失敗になったかと思うと、成功と失敗は紙一重だとつくづく。

サトノアーサーは中団馬群の中にいた前半は嫌らしい位置取りに思えたが、向こう正面で勝ち馬が動いた辺りから徐々に位置取りを下げて結局は大外ブン回しに出るとか、「川田ってハープスターで何も学んでないな」とつくづく。
エンジンが掛かるとビュッと勢いが付く半面、スムーズに走らせないとダメなタイプだけに馬群の中にいたのはルメールと違った意味で博打を打ってるように見えたが、何も考えずに乗ってただけ。「教えて来た事は出来た」とは川田のコメントだが、「教えたって何を?」と突っ込みたくなったのは俺だけではあるまい。

カデナはスタートで後手を踏んで後方となってから特に何かするでもなく単に回って来ただけ。能力が足りてる足りてない以前の問題だった。ダイワキャグニーは追い切りでもかなりモタれていたが、早い段階からモタれて競馬にならず。

馬券は馬連、3連複、3連単(1、2着が逆なら外れだった)を仕留めて重賞で逆パー寸前だった今月の嫌な流れを止めて負け分を全部取り返す事が出来た。また暫くは余裕を持って競馬が楽しめるw

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

オークス回顧(村田諒太の判定負け並みに納得出来ない戸崎の逃げ)

手数が出てなかったとはいえ、ダウンを奪うなど中盤以降は優勢に試合を進めてるかのように見えた村田諒太がまさかの判定負けとなった瞬間、リアルに「はぁーーーッ??なんだそりゃ!」と声が出たが(感想を書くつもりでオークスの予想を早めに書いたのだが、罵詈雑言にしかならないのは明白だったので見送った)、フローレスマジックの逃げをリアルで見ていたら「ふざけんな戸崎、一回sh(ry」と同じようにブチ切れていただろう。

フローラSでも先行策を取ってたし、内枠を引いた今回は前に壁を作って番手か好位でソウルスターリングをマークして行く展開を想定してた。初めて長めから追い切られて上積みは十二分にあると踏んで3着以内には来れるだろうと軸にしてみれば・・・
蓋を開ければ好スタートからそのままハナを切らされ、ペースを落として溜め逃げしてみたものの、勝負所から勝ち馬にプレッシャーを掛けられて上がり4Fの勝負に持ち込まれ、坂上で馬券圏内から脱落。エイシンフラッシュのジャパンCを思い出す、勝ち馬に都合の良いラビット役をやらされたのは否めない。
内枠前有利の馬場で前に付ける選択肢は枠を考えれば最善と思うが、一度も試みた事がない逃げとか大博打を打つにも程がある。尤も、好位で溜めたとしても3着争いが精一杯という印象で本格化するのは先の話になりそうなのは重々承知してるが。

距離不安など杞憂に終わったソウルスターリング。好スタートから隣のフローレスマジックを先に行かせての4番手。ペースが落ち着いてもガッチリ折り合って脚を溜め、3コーナーからジワッと前にプレッシャーを掛け、4コーナーで先頭集団の一角。
直線でも坂下まで追い出しを待つ余裕があり、逆手前に替わって外へヨレた事で2着馬に内から交わされかけたが、立て直されるとジワジワと突き放しての完勝。
馬場と枠に恵まれたのは確かだが、3コーナーで自らプレッシャーを掛けてペースを釣り上げ、上がり4Fの勝負に持ち込んで勝ち切るのだから、瞬発力だけでなく末脚の持続力でも同世代では抜きん出た存在と言える。馬場が渋らない限りは今後も安定した強さを発揮するだろう。

2着モズカッチャンは好位のインに付けて目の前の勝ち馬をマーク。3コーナーから動いた勝ち馬に対し、こちらはコーナリングで差を詰めて仕掛けたのは4コーナー。坂上で勝ち馬が外へヨレた事で先頭に立ちかける場面もあったが、最後は勝ち馬の底力に突き放された。
勝ち馬には完敗だったが、正攻法の立ち回りで実績のなかった時計勝負にもしっかり対応。勝ち馬が上がり4Fの勝負に持ち込んだのもあって、切れ味よりも末脚の持続力勝負となったのも味方したと言える。人気になりにくいタイプだが、予想以上に能力は高かった。

3着アドマイヤミヤビは外枠が祟って内に入る事が出来ず集団の外目を回らされ、1コーナーでは内の馬にフラつかれて不利を被った。道中は中団後方で折り合いに専念し、4コーナーからジワッと動いて直線は大外から伸びては来たが、先に抜け出した1、2着馬には追い付けず。
1、2着馬とは機動力の差が出て、危惧してた通り外枠が仇となった。ただ、この馬は末脚の持続力よりも一瞬の切れに優れたタイプ(残り100mから勢いが落ちてる)。今回の展開では好位に付けれたとしても勝ち馬に勝てなかっただろう。

ディアドラはスタートから内に張り付き、前半は後方に控える省エネ騎乗でスタミナを温存。4コーナーからラチ沿いを上がって位置を押し上げ、直線も各馬が馬場の真ん中へ持ち出す中で内を強襲。
最後に3着馬に差されはしたが、岩田らしい内に拘った立ち回りで見せ場十分の内容。中1週というローテだったが、前走の勝ちっぷりが良かったし、追い切りも好気配だったので3連単で押さえてみたが、秋以降も面白い存在になれそう。

リスグラシューはスタートで出遅れたが、結果として内目に潜り込むことには成功。しかし、前半から馬群の中で行きたがって折り合うのに一苦労。何とか我慢させて直線は馬場の内目を突こうとしたが、隣の馬が壁となって入れず。やむなく外へ行こうとしたが、その前にスペースが狭くなって怯む形に。
最後はジリジリと伸びては来たが、3着馬にも追い負けて掲示板確保が精一杯。チグハグな競馬を強いられたのは否めず、力を出せたとは言い難い。

レーヌミノルは距離を考慮して序盤は急がせずに好位の外目から。前に馬を置いて折り合いを付けて流れに乗り、4コーナーから楽な手応えで集団の外目に持ち出したが見せ場はそこまで。
直線は完全な空気となってサッパリ伸びず。出来自体は良かったので誤魔化しが効けばと3連単では買ってみたが、やはり明確な距離の壁はあった。秋はスプリント~マイル路線に向かうだろう。

素直にソウルスターリングから買ってれば当たってたが、これで今年4度目のGⅠタテ目。昨年は固い決着でも取れるところで取れていたが、今年は取れていれば夏までメシウマな配当を取り切れず。やはり流れは良くないね。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

ヴィクトリアマイル回顧(地方競馬中継での辻三蔵並みのテンションの低さで執筆)

菱田が乗ってた2歳時から注目してたアドマイヤリード、条件次第で買い目に入れ続け、エリ女で本命視した事もあるデンコウアンジュと馬券的に浅からぬ縁があり、今回も印を打ってた2頭のワンツー(&ジュールポレール)ながら、軸のレッツゴードンキがジェットスキーかまして春GⅠ3度目のタテ目。
特に福島牝馬Sの4着を評価し「今度は終い勝負に徹してハマるようなら」とデンコウアンジュを抑えてるのに、馬券外してる自分の馬券センスのなさに絶望。馬連と3連複の配当を見てると逃がした魚のデカさに顔を覆いたくなる。

初重賞勝利がGⅠとなったアドマイヤリード。道中は中団後方の内目に入れて荒れてる箇所とそうでない箇所の境目のコース取り。直線で馬場の中程に持ち出して追い出しに入り、スマートレイアーとソルヴェイグの間をこじ開けて抜け出した。
渋った馬場を苦にしないピッチ走法故に出来たコースロスの少ない立ち回り、馬群を割って勝負根性を引き出したルメールの好騎乗だったが、最大の勝因は馬体の維持だろう。木曜段階で422キロだったから「何とか410キロ台後半で出てくれれば」と思ってたが、全く変動なく出れてテンションが抑えられてた。気性面での成長を証明した勝利と言えよう。

2着デンコウアンジュはスタート直後にスペースが狭くなって立ち上がりかける不利を受けたが、道中は勝ち馬の一つ前の位置取りでミッキークイーンをマーク。4コーナーで強引に外へ張られはしたが、直線はエンジンの掛からないミッキーを置き去りにしてゴール寸前で2着に浮上。
馬場が渋って適度に時計が掛かる馬場、左回りのマイル戦、馬群がバラけない緩いペースで脚を溜められたと条件が全て揃った激走だったが・・・もうこれだけ条件が揃う事など1回あるかないか。ここで買えなかったのは痛恨の失態の極み。

3着ジュールポレールはスタートの一完歩目がそれ程速くなくて中団前目といつもより一つ後ろの位置取り。4コーナーで馬場の良い外目に回し、直線では馬群を割る形でジワジワ脚を伸ばし、ゴール寸前で3着に浮上。
予想してたより後ろのポジションになった分、決め脚の差で2着馬に伸び負けはしたが、初の左回りもソツなくこなして多くの実績馬に軒並み先着と今の充実振りをアピール。今後も牝馬のマイル前後で堅実に走るだろう。

スマートレイアーはハナを主張したソルヴェイグ等を先に行かせての好位。3~4コーナーのコーナリングで徐々に位置を上げて先頭に並び掛けるも、追い出しはギリギリまで我慢。坂上で一旦は先頭に立ちかけたが、最後は決め手の差が出た。
4年連続の出走で最も中身の濃い内容ではあったが、中距離志向が強くなってたが故に一瞬の決め手の差が出る形になったのは皮肉な話。

ソルヴェイグは好スタートからそのままハナを切ったが、距離を考慮してのスローな逃げ。幸い、番手以下のプレッシャーもキツくなかった事で中盤に更にペースを落として余力を残し、坂上で交わされてからもしぶとく踏ん張った。
渋った馬場にノメった高松宮記念から軽視したが、先手を主張して比較的馬場の良い部分を走れたし、マークが緩くなった事で単騎でマイペースの逃げを打てたのも善戦に繋がった。

クイーンズリングは中団に付けて道中はミッキークイーンを見ながらの競馬だったが、3コーナーから勝ち馬と同じく馬場の内目を通ってコーナリングで好位に接近。直線はスマートレイアーの内から脚を伸ばしたが、最後はジリジリとしか伸びず。
稍重ならこなせると判断したし、3~4コーナーでのデムーロのコース取りもそういう意図だったと思うが、予想以上に以前よりも道悪適性がなくなってたようだ。

1番人気ミッキークイーンはマズマズのスタートからそのまま中団から。向こう正面まではスムーズだったが、3~4コーナーのコーナリングで走りがぎこちなくなり、直線はエンジンが掛かり切る前に外から2着馬に追い越されて万事休す。
昨年のこのレース以降に休養する原因となった左前脚の故障から、コーナーを左手前で走るのを嫌がったとも分析されてるようだが、それにしても心証の良くない負け方。ここら辺の心証の悪さが浜中がヘマ中と揶揄される一因なのだろう。

ルージュバックは控えたというより進んで行かない感じで後方からの競馬。折り合いは付いてたものの、ペースが緩んでの上がり勝負で4角最後方にいては間に合うわけがない。
ペースが向かなかったのもあるが、この馬はワンターンのコース形態には強いが、中距離志向が強い上に根幹距離では根を上げるタイプ。ぶっちゃけ、この馬が勝つ可能性があるGⅠはエリ女しか残ってないが、年齢的にもう厳しいかもしれない。

レッツゴードンキは内枠であれば前に壁を作って折り合えたかもだが、外枠で壁を作る事が出来ずにジェットスキー状態してる時点で馬券は諦めた。京都牝馬Sはこの状態でも勝てたが、この時はフラットな京都故に消耗が抑えられた。微妙に上り坂となってる府中の3~4コーナーで力んでいては余力がなくなるというもの。

印を打たずにボックスにしていれば当たってたが、ミッキークイーンを買い目に入れてる以上、6頭ボックスではどうしても不必要に金額を増さなくてはならず、そこまで金をつぎ込む余裕があるわけでもない。まぁ、詰まる所は自分の軸選びのセンスのなさに尽きる。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

NHKマイルC回顧

相変わらず腹が巻上がってのテンション高めのパドックを一目見ただけで「今回もない」と分かったミスエルテは兎も角(むしろ、後方からはノーチャンスの展開で良く7着に来たと思う)、確かにパドックでイレ込んでたとはいえカラクレナイのブービー負けには唖然。

「ちょっとキツい感じだなぁ」と思いながらも初志貫徹で買ってはみたが、良かったのはスタートを決めて中団のインに付けられた序盤だけ。流れに乗れない感じでジリジリと位置取りを下げた3コーナーで馬券の方は諦めた。
直線に向く頃には既に手応えは怪しかったし、外から寄られて前が狭くなった中程でデムーロが戦意喪失したのもあったにせよ、ここまで空気になってしまうとは色々キツいものがある。今後は関西圏の短距離路線で仕切り直しかな。

牝馬優位という下馬評で結果を出したアエロリット。ロケットスタートを決めての先行策を取ったが、内に入れず最近定番化しつつある横ポツン。直線に向いたところで追い出しに入り、一旦は差して来た2着馬に交わされそうになったが、坂上からもう一伸びして突き放した。
最大の勝因は高速馬場だろう。桜花賞後にホエールキャプチャに近いと評したが、ホエールキャプチャはヴィクトリアマイルで1、2、4着とスピードの持続力と持久力が問われる高速馬場に適性があった。同じクロフネ産駒であるこの馬もその適性があったと言えるし、元々マイルの持ち時計もメンバー1だった。まぁオークスではなくここで結果を出したのはご愛敬w
調教師の菊沢師は騎手時代から含めてGⅠ初勝利。騎手時代は岡部ラインの壁を越えられなかった一流半(腕がなかったわけではない)だったが、義兄とのタッグで遂にGⅠ勝利。次は親子制覇か?(まだ先の話だが)

2着リエノテソーロは好スタートから控えて中団の一角。折り合いを付けて流れに乗り、4コーナーから進出を開始。直線入り口で集団の外に出して脚を伸ばし、坂下では勝ち馬を交わす勢いに見えたが、坂上でもう一伸びした勝ち馬に対し、こちらは伸び切れずに突き放された。
今年の3歳世代は牝馬のレベルが高いという評判だったが、ダート路線から舞い戻ったこの馬は完全にノーマーク。最後止まったように距離の壁は確かにあるが、アネモネSも決して悪い内容ではなく、仕掛けるのを遅らせれていれば桜花賞に出走してたかもしれない。距離不安があっても追い切りの良さからディバインコードを穴で選んだが、確かにこの馬も追い切りは良かった。穴の選択を間違えてしまった。

3着ボンセルヴィーソはスタートの出はそれ程速くなかったが、ジワッと気合を付けてハナへ。内からモンドキャンノ、外からトラストにせっつかれる展開で決して楽なペースではなかったが、直線は内ラチ沿いに張り付いて逃げ込みを図り、ギリギリ一杯で3着に残った。
2歳時はそれ程評価してなかったが、番手に控えてもしぶとく踏ん張れたここ2戦の内容から自分のリズムで先行出来れば怖いと3番手の評価にしたが、1、2着馬に抜かれてもしぶとく踏ん張った。今後も自分のペースで走れれば。

レッドアンシェルは外枠だったのもあってスタートから後方に控えて折り合い重視。外を回る形となったが、スムーズに折り合って直線に向くまで仕掛けを我慢。2着馬の後ろから良く伸びては来たが、前が止まらない馬場では3着争いが精一杯。
奇数枠では出遅れると思ったし、土曜のヴォルシェーブでは勝ったとはいえ、褒められた騎乗ではなかった福永の騎乗から買うのを控えたわけだが、後方からでは厳しい条件で良く追い上げた。

タイムトリップやディバインコードは好スタートを切って好位に付けたは良かったが、道中は上手く折り合えずに掛かり気味。淀みないペースで掛かっていては流石に直線で余力など残ってる筈がない。

ミスエルテは前述の通り、レース前にスタミナを消耗しててどうにかなる出来にはなかったが、それでも展開不向きで7着に追い上げて来たようにパンパンの良馬場なら力を出せる。ただ、馬体減の要因となってるテンションの高さは致命的なレベル。

まるで見せ場がなかったのはアウトライアーズ。スタートも一息で後方からの競馬になったし、道中も内目で流れに乗り切れてない感じで最後まで空気。落ち着きの良さを強調されてたけど、単に出来落ちだったようで。

上位人気2頭軸からの3連複総流しで取れる人には取れる馬券ではあったが、メインの軸馬が空気と化してしまえばどうしようもない。

テーマ : レース回顧
ジャンル : ギャンブル

かしわ記念回顧

最内枠で単騎逃げ濃厚な組み合わせ。これだけの条件が揃い、レースを引っ張ると思われたコパノリッキーがまさかの差し切り勝ち。最近はスタートでスンナリ出れない事が多くなっていたが、それを逆手に取った武豊の見事な好騎乗だった。

一完歩目でアオった時点で詰んだと思ったが、他の中央勢を先に行かせて他馬に絡まれない形で外目へ持ち出す事が出来て単騎中団。3~4コーナーで他の中央勢の手が動く中、楽な手応えで外から上がって来た時点でこの馬の勝ちは確信出来た。
騎手は田辺だったが、3年前のこのレースも似たようなレース運びで勝ってるように、被せられずに自分のリズムで走れれば実に強い。ただ、これは中央開催と違って中央馬と地方馬の速力の差が出てバラけやすい交流重賞故に取れた戦法。距離が延びるとパフォーマンスが落ちてるだけに過信は出来ない。

2着インカンテーションはラチ沿いを確保した後は他の中央勢を見る形の5番手。3~4コーナーでズブさを出したものの、直線はモーニンとブラゾンドゥリスの間を割って脚を伸ばして2着争いを制した。
1800m主体のキャリアだが、2年前のフェブラリーSで2着があるように、左回りのマイル戦をこなす下地はあった。マーチSで復活してたが、完全復活とみて良いだろう。一貫してインに拘った岩田の騎乗も流石。

3着モーニンはコパノが行けなかったのもあるが、内枠から出して行っての単騎逃げ。中盤に少しペースを落として息を入れて余力を残し、直線半ばで一旦振り切りに掛かったが、勝ち馬には一気に交わされ、ゴール前で2着馬にも差された。
逃げの手は昨年の日本テレビ盃でもやってるが、昨年のこのレース以降は好位で折り合いを欠いて結果を出せずにいたので結果的にこれが吉と出た。

ベストウォーリアはスッと行き脚が付いて楽な形で3番手を追走。勝負所で2番手のブラゾンドゥリスに並び掛けた辺りまでは良かったが、直線に向く前に勝ち馬に一気に交わされ、その後もジリジリとしか伸びず。
抜群の安定感を誇ったマイル戦でらしくない走りだったが、どうやら中間に一頓挫あって万全の状態ではなかったらしいのでその影響が出たのだろう。

ブラゾンドゥリスはスタートから気合いを付けて2番手の外目という理想的な位置取りを確保。しかし、ベストウォーリアに被せられた勝負所で手応え劣勢。直線も一旦は振り切ったベストウォーリアに差されて掲示板確保にとどまった。
一線級相手にどこまでやる期待したが、OP特別ではマイル以上でも走れてるとはいえトップクラス相手では1400mがベストという印象。あと、小回りよりはワンターンのコース形態の方が力を出せる。

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